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■偽装(放映:1986.11.23)

ゲスト:中島陽典、榎木兵衛、小島みづほ、河原さぶ、清水紘治、他

”あぶない刑事”らしい話だな、と思います。
事件自体(レンタルピストル)も独創的だし(^^ゞ、
当事者たちはすっごい真剣なんだろうけど、笑ってしまうシーンがいっぱいあって、テンポがいい(^^)。
悲しい感じはなくって、スカッとする、というか、軽いノリのまま1時間が終わる。
まあ、後に何も残らない、と言えばその通りですけど(^_^;)、それがとっても”あぶない刑事”らしいっす!

最初にタレコミをもとに犯人を捕まえる時に、
”捕まえる”ということとは全然関係ない昼メシの話をするタカと勇次。
結局そのカケにはタカさんが勝って、その後のシーンでちゃんとうな重食べてます(笑)
その後ろで羨ましそうにざるそばを食べる勇次の表情がおかしいです(^−^)

 

食べる、と言えば、もうひとつ。
港で勇次と事件の話をしていたタカさん。
この話が放送されたのは、11月末。
本人たちも冬服をバッチリ着てて、寒そうな雰囲気が伝わってきますが、
アイス(ソフトクリームかな?)を食べてます。しかも黙々と(笑)。
きっと撮影した日は、暑かったんでしょうね。

 

ちらっと出てくる港署のトイレ。本当に汚いですねぇ(^_^;)。ボロっちいし…
勇次の背中で手を拭いたタカに対して、
「お前、ハンカチぐらい持ってろよな!紳士だろ…」と言いつつ、自分もシャツで手を拭く勇次。
こういう何気ないシーンが勇次っぽい(*^^*)。
でも、タカさんなら、いつもちゃんとハンカチ持ってそうなのになぁ…

強盗に襲われたスーパーに、村川監督の姿が。
セリフは聞こえませんが、スーパーの客という設定で、
襲われてビックリしたり、現場検証で身振り手振りで刑事さんに説明したりしています。

その他のシーンでも、街中で聞き込みされる人の役でスタッフの人が数名登場。
あぶない刑事ではお馴染みの顔がちらほら見られます。

 

今回は脇のキャラが絶品だと思います。

先ずは何と言っても中島陽典さんのダメ男(笑)
声が裏返っちゃったり、へろへろになってたり、あまりにも気弱すぎる(笑)。
まあ最後は男になれてましたけどね。(ん?本当に男になれたのかな??)

榎木兵衛さんの外国かぶれの安ホテルの主人もいい味だしてます。
「てれふぉんこーるよ、てれふぉん!」・・・つい、ひらがなで書きたくなるセリフ回しがいいっす(^^)

真犯人であるオーシャン実業の2人も格好が怪しすぎます(笑)
先ずそれだけで周りの人に怪しまれるって(^_^;)
この片方のメガネかけてステッキ持っている人、河原さぶさんだったんですね。
見直してみて気付きました(^^)。髪の毛、ありますねぇ…(笑)

(注)”河原さぶ”と聞いて顔が浮かばない方へ:
えーっと、今(2000.6)ならTBS系の『QUIZ』に刑事の一人で出演中です。
あとは、『はみだし刑事』で”ポケベルのサム”役でゲスト出演してました。…これでわかりますぅ?

今回は勇次が作業員姿に変装します。
ん?ひょっとして、勇次の初変装かしら?(笑)
今後も勇次の変装は味のあるキャラがいくつも登場しますが(^^)、
(ハハハのハッサンとかヤッパの政とか…)
変装っていうのは遊べる部分だから恭兵さんもホントに楽しんでる感じがします。
私結構、こういう格好の勇次好き。
白い作業服の上下に地下足袋姿にサングラス。前髪おろしてるのがグッー(^ー^)。
あの格好で狭い路地走ってる姿がいいなぁ。
まさに「すたたたたたっ!」って感じですかね(笑)

一応タカさんも変装(?)してます。
黒の皮ジャンにタートルシャツにハンチング帽。でもバイクにのるからハンチング帽は一瞬だけ。
と思ったら、バイクから降りたシーンではまたちゃんとかぶってる(笑)
ポケットにでも入れておいたのかしら?(^^ゞ
う〜ん、それにしても、このタカさんの格好も普通そうだけど、実際にはあんまりいないかなぁ…(^_^;)

 

スーパーを襲った犯人の取り調べシーンはセリフのやりとりがおかしいです(^^)。

犯人 「…どうやって食ってたんだって聞きたいんでしょ?
     …だからしかたなく港湾土建で2日、オーシャン実業で1日、それだけっすよ。」
ナカ 「オーシャン実業?」
パパ 「オーシャン実業…」
トオル「オーシャン実業!」
犯人 「オーシャン実業。」

ラスト。松村課長と薫に誘われたタカと勇次。
この時のタカさんの腰の振り方がなんとも言えないです…(照)(^^ゞ

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