●大事にならなくてよかった
’86.10、第7話「標的」の撮影中に、事故があったそうです…。 馬車道通りで、勇次が覆面車を運転しているシーンを撮影中、
横断歩道を渡ろうとした女性と接触事故を起こしてしまったそうです。
幸いにも女性のケガは軽く、大事には至らなかったそうですが、この記事を見たときには、本当に驚きました。
制作会社では「人よけと、ロケ中の告知の徹底ができなかった制作対応上(スタッフ側)のミス」とコメントしていました。
カメラマンやスタッフ3人を乗せて、柴田さんが運転していたとのこと。当然、警察で事情聴取も受けたそうです。
柴田さん自身も非常にショックを受けられたそうで、「私の不注意で申し訳ない」とコメントされていました…。
カメラを気にし、セリフを言い、演技をし、運転をする…
ドラマの中で何気に見ているシーンですが、
とても大変なことであり、危険を伴う撮影であることに改めて気付かされました。
この時のワイドショーのコメントも
「俳優は演技もし運転もしているのだから、それ以外のことはスタッフがしっかりサポートしなければいけない」
というものだったと思います。
本当にスタッフを信頼していなければ、ロケなんて難しいことなのだと思いました。
この後、あぶない刑事の人気がぐんぐん上がり、ロケ時の人だかりはとても凄かったようですが、
大きな事故も無く、無事に撮影が進められたのは、スタッフの大変な努力によるものなのだと思います。
(人が集まりすぎてロケを中止にせざるを得なくなったことはあるそうですが…)
ファンとしてできることは、もしロケに遭遇したら、スタッフの指示はちゃんと聞いて、無茶はしないこと、ですね。
どんなドラマであれ、事故など起きませんように… ただ、祈るばかりです。