パンチからあなたに伝えたいクラリネットの魅力
目次 1.クラリネットって?
2.クラリネットの祖先
3.クラリネットをこよなく愛したモーツァルト
4.クラリネットの活躍の場
5.犬の持つクラリネット
6.吹奏楽とコンクール
7.クラリネットがうまくなるには…

クラリネットって? (目次ヘ)

 皆さんは”クラリネット”という楽器をご存知ですか?「僕の大好きなクラーリネット、パパからもらったクラーリネット♪」で有名なあの”クラリネット”です。この楽器はドイツのニュルンベルクで生まれました。楽器製造者であるヨハン・クリストフ・デンナー(Johann Christoph Denner 1655-177)により”クラリネット”が誕生したのです。”シャリュモー”と呼ばれる木製の1枚リード楽器を改良して作られました。そして、18〜19世紀にかけて、有名な音楽家や楽器製造者の手によって”クラリネット”がどんどん普及されることになります。
 一言で”クラリネット”と言っても色々あります。B♭、一般に”べー管”と言われるもので、これが皆さんのよく知っているオーソドックスな”クラリネット”です。E♭、ちまたでは”イー管”とも”ソプラノクラリネット”とも言われるもので、”ベー管”よりも楽器の長さが短いのが特徴です。”ベー管”と”イー管”が並んでいるとまるで親子の様です♪そして、低音楽器になると”アルトクラリネット”、”バスクラリネット”、”コントラバスクラリネット”と続きます。これらがみんな集まるとまさに”クラリネットファミリー”ですね!(^^)

クラリネットの祖先 (目次ヘ)

 みなさんは”シャリュモー”ってご存知ですか?この楽器は、中世に民族楽器として演奏されていたらしいのですが、はっきりした資料は残っていないようです。息を強く入れてもリコーダーのように低い音が高くなるということ、すなわちオーヴァーブローが出来ないために、1オクターヴぐらい音域しかなかったようです。それが、レジスター・キィにより3オクターヴ以上も出せる楽器に進化しました。ちなみに今でも、クラリネットの一番低い音域は、”シャリュモー音域”と呼ばれています。

クラリネットをこよなく愛したモーツァルト (目次ヘ)

 1756年1月27日、午後8時、オーストリアのザルツブルグの宮廷音楽家「ヨハン・ゲオルク・レオポルト・モーツァルト」と妻「アンナ・マリア」の間の第7子(末子)として、「ヨハネス・クリュソストムス・ヴォルフガングス・テオフィルス・モーツァルト」、いはゆる”モーツァルト”が誕生しました。あまりにも長い本名で驚きます。兄弟姉妹のうち5人が幼少の内に亡くなっているため、両親が「この子だけは生き延びて欲しい」との願いをこめて、この名をつけたと言われています。モーツァルトの生まれた1月27日は「聖ヨハン・クリュソストムの祝日」であり、「テオフィルス」は「神に愛された者」という意味だそうです。
”モーツァルト”はわずか4歳の頃からその才覚をあらわにしました。ピアノもヴァイオリンも人の演奏を見真似て、マスターしてしまったといいいます。また、5歳で作曲をしたというから驚きです。当時は魔法を使っているのではないかという噂が飛ぶほどでありました。
そんな素晴らしい才能の持ち主であった”モーツァルト”の生涯はわずか35年と言う、とても短いものでした。死因は毒殺説、病気説、いろいろなものが飛び交いました。

クラリネットの活躍の場 (目次ヘ)

 クラリネットはどんな場所で活躍しているのでしょうか。ソロで吹くのはもちろんの事、オーケストラ、マーチングバンド、そして犬も所属する”吹奏楽”があります。オーケストラでは1〜2本しか活躍できませんが、吹奏楽では大編成(全体で100人くらい)であればクラリネットの数は少なくとも15本は必要でしょう。同じクラリネットと言っても、吹奏楽では3パート、あるいは4パートに分かれています。
 では、その吹奏楽についてもう少し、私見を話したいと思います。吹奏楽の魅力はどこにあるのでしょうか?まず第一に仲間とのアンサンブルです。同じ目的をもつ仲間が大勢いることが何より楽しいこと。そして音楽の奥深さと美しいサウンドに聴き入ってしまったら、もう後戻りは出来ません。もっと音楽を知りたい、もっと音楽を楽しみたい、もっと素晴らしい感動を!
 犬は先の定期演奏会で演奏しながら泣いてしまうという貴重な体験をしました。どうして涙が出たのか、不思議です。でも、その曲を聴くと今でも泣けてしまうのは、その曲に対する思い入れと、またバンドへの思い入れ、今までの苦労、努力、すべての感情がそこに集結されて、あわせてメロディーの美しさが溶け合って、とても泣かずにはいられないところまで、私を追い詰めるのです。こんな熱い思いが自分の中にまだあった事に気付く一瞬です。そしてもっと更に奥を覗いてみたい、そんな気持ちにかられるのでした。
(だんだん文章が情緒的になってきましたね・・・)

犬の持つクラリネット (目次ヘ)

 平成12年1月、犬は生まれて初めて自分のクラリネットなるものを購入しました。クランポンのR−13です。なんでも、R−13は一本の木をくりぬいて作ってあるそうです。購入する時にどちらにしようか悩んだ、同じくクランポンのグリーンラインは木の粉を集めてそれを樹脂で固めて1本の木に複製し、それでクラリネットを作っているらしいです。両者の違いはと言うと、R−13は一本の木から作られているため割れやすく、特に温度差を嫌いますが、柔らかい音がします。そしてその音は演奏者によっていい音にも悪い音にも変わってしまいます。またグリーンラインの方は、樹脂で固めてあるため割れにくいです。音はなりやすく、ある程度の技術があればいい音が鳴ります。
 では犬がどうしてR−13を選んだかと言いいますと、やはり学生の頃からの魅力ですか。グリーンラインというのがあることは最近知りました。それに比べてR−13というのは昔からあり、ずっと高嶺の花的存在だったのです。クラリネットを買うならR−13・・・と密かに心に決めていた信念が勝ったというものでしょう。グリーンラインもちょっと魅力があったのですが。

吹奏楽とコンクール (目次ヘ)

 U^ェ^Uが吹奏楽でクラリネットを吹いているのは前にも述べましたね。先日、U^ェ^Uの所属する吹奏楽団がコンクールに出場しました。でも、音楽にコンクールが必要なのでしょうか?この問題はU^ェ^Uのみならず、また吹奏楽に限らず、”芸術”の世界においては誰もが考えさせられる事ではないかと思います。スポーツなどのような勝敗のはっきりしたものならまだしも、音楽の価値観など人それぞれであるし、決定的な勝敗などつかないはずです。100人が聞いて100人こっちがいいと言わせられる演奏など、不可能に近いでしょう。そんなアバウトな音楽であるのに、どうしてコンクールなどあるのでしょうか?
 学生の頃は、コンクール出場がイベントの一つとして位置付けられており、当然のごとく出場。そしてその判定に一喜一憂していました。しかし、一度もそのことに疑問を抱かなかったわけではありません。金賞をとったとき、とれなかった団体より何がよかったのか、代表に選ばれなかったとき、選ばれた団体よりどこが悪かったのか、悩んで、考えて、それでも分からないものでした。
 そして社会人になり、10数年出場していなかった我が団の方針で、U^ェ^Uは中学生以来、2回目のコンクールに出場しました。それは色々と考えさせられた経験でした。出た方がよい、出ない方がよい、出たい、出たくないという意見が同じ団の中で飛び交いました。結局、U^ェ^Uは出ようという側にまわりました。もちろんコンクールに対する懐疑の念が完全に消えたわけではありませんでした。音楽なんて比べるものではないと思うし、ましてやそれに甲乙をつけるなど、考えられませんでした。それでも出た方がよいと思った理由は、我が団のレベルアップを考えてのことです。コンクール出場=団のレベルアップと考えるのはあさはかです。でも、自分達の他にも同じように吹奏楽を愛し、よりよい音楽作りを目指している人たちがいることを知るべきだと思いました。(というか、コンクールに出た後そう感じました)コンクールとは、互いの音楽を比べるだけではなく、視野を広げて自分達の目線を上げることだと思うのです。
 本大会出場が決まり、同様に本大会に出場する団とWeb上で知り合い、そのことを強く実感しました。10月8日の本大会、全力を尽くしたいと思っています。

クラリネットがうまくなるには… (目次ヘ)

 クラリネットに限らず、楽器は一日そこらで上手になりません。日々の練習が実を結びます。それって楽器に限らず言える事です。何をするにも「継続は力なり!」です。それでは、毎日吹いていればうまくなるのか?そうとも言い切れません。一番大切なのは、いい音を知っていることです。「いい音」と一言で言っても色々ありますよね。きれいな音、伸びる音、力強い(アクレシッブな)音、しなやかな音、表現豊かな音。自分がどんな「いい音」を出すかを知っているか、知らないかで随分と変わります。だからプロや自分より上手な人の演奏を聞くというのは、とても大事なことです。もちろん、何よりも楽しく吹くってことを忘れては何にもなりませんけどね…。
 「いい音」を出せるようになるための練習は、やはり「ロングトーン」でしょう。腹式呼吸で息を吸って、たっぷりはきだす。出来るだけ真っ直ぐの音で、長く音を伸ばします。腹式呼吸とは、息を鼻から吸って、一旦胃のあたりまでそれを下げ、腹筋を使ってその息を口から吹き出します。腹筋は息を長く均等に伸ばすにはとても重要なポイントといえます。日頃から腹筋のトレーニングはした方がよいでしょう。
 次はタンギングです。U^ェ^Uはこれがとても苦手xxx。頭で理屈はわかっても実際にはとても難しい。タンギングは舌の先をリードに軽く当てて音を切ります。「テュー・テュー・テュー・テュー」もしくは「リー・リー・リー・リー」と言う様な感じです。「テュー」か「リー」かは意見がよく分かれますが、自分の合った方を選べばいいのです。いい音が出る方をね。だって人間は顔の作りも、口の中の歯並びや舌の長さも、千差万別。しかもクラリネット自体が同じ物というのは一つもありませんから、絶対にこうしないといけない!っていう手法はありえないのです。ですから、自分が合った吹奏法を見つけるためにも、練習が大切なのは言うまでもないでしょう。
 曲の練習は最後です。もし一時間の個人練習をするなら、ロングトーンとタンギング、スケール(音階練習)などを45分やって、曲の練習は残りの15分で十分でしょう。(私は曲の練習をすぐに先行しちゃいますが・・・( ;^^)ヘ..だって一時間も練習できんもん。ばてるって(笑)
 合奏中は自分の音が、みんなの音と混ざっている事を確認しながら吹きます。自分の音が鮮明に聞こえてしまうのは、溶け込んでいない証拠です。常に和音を感じながら、吹く事が大切。例えばド・ミ・ソの和音の時は、ドを大きく、次にソ、中間のミの音は控えめにとお互いに注意して吹けば、きれいな和音が成立するわけです。なかなか難しいですが…。
 音楽は「その時」を逃したら、もう「その時」に戻ることが出来ません。ですから、一音、一音を大切に、周りの音と自分の音に集中して吹く事が大切。これって人生の中の一日、一日に似ていませんか?(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

U^ェ^U