The Legend

パーソナリティー: 佐藤博、 ゲスト: 久保田麻琴


■□□ 第17回目(1月27日)の放送内容 □□■

 ゲストは久保田麻琴さん。 麻琴さんも佐藤さんとは最近、ティンパンのライブでお会いしています。

 まず少しだけど、お二人が出会った頃の話。 詳しくは思い出せないそうですけど、佐藤さんの大阪時代に会ってるかもと。 そして早速1曲。当時のアルバムから「ROOCHOO GUMBO HOODOO CHUNKO」を。
 また、その頃から久保田さんは、沖縄やニューオーリンズが好きで、よく行っていたとか。

 ちなみに、麻琴さんのデビューというのは、もっと前。 73年に松任谷正隆さんと作ったソロアルバムがあります。「待ちぼうけ」というタイトルで。

 佐藤さんが麻琴さんのことでよく覚えているのは、ハックルバックの頃に野音で一緒にやったことだそうです。 で、久保田さんとハックルバックでやった曲。「BYE BYE BABY」。75年頃のシングルバージョンを。
聴きながら「なかなか楽しそうにやってましたねえ」と笑ってましたよ。

それと、佐藤さんのアルバムから、久保田さんが1曲セレクト。「TIME」より、「山手ホテル」
このアルバム、リズムセクションに色々な組み合わせでやっています。 それには佐藤さん、「僕はキーボード弾きなんだけど、実はギターの方が好きで、 ブルースだったらこの人、カントリーだったら…、と遊んでみた」なんて話してました。


 続いて「House of The Legend」コーナー。
70年代に久保田さんは、よくニューオーリンズへ行ってたということで、その時の話を。
ドクター・ジョンの音楽が好きで、ライブで見たいと、お祭りの時期になると、毎年通ってたのだとか。  ほかにもジェームス・ブーカーを見たことも。今は国宝級のブーカーも当時は場末のキャバレーで弾いていて …でも、「神がかっていた」そうです。 しかもそこにアラン・トウーサンがやってきて一緒にピアノを弾いたのだとか。
 そして、その頃によく聴いていた曲としては、アラン・トゥの「With You In Mind」をかけてました。


 その後は、久保田さんはニューオーリンズを離れサンディー&サンセッツへ。  佐藤さんも時々、サンセッツのアルバムに参加してたとか。
そして90年代は麻琴さんはプロデューサー業中心。
お二人とも、70年代にやっていたこととは80年代以降にはしばらく離れ、また最近戻ってきてるので、 しみじみ(でもないけど)話してました。でも「最近やってることの方が、自分としては相性がいい」って。
そして最近の1曲。ハリー&マックの「EASY RIDER」。 この曲、アコーディオンはガースがやってるのですが、 後から別テイクをつなげたのだそうです。

 そうして、麻琴さんの最近の活動の話をさらに。  ソロアルバムを出してます。
佐藤さん「潮風が感じられてる」と誉めてました。 麻琴さんとしては、「カントリーやりたいとかも思ったけど、 自分で歌い出してみると、自分の体質がニューオーリンズだった」ですって。 「ドクター・ジョンの影響が強いのかなあ」とも。
 ここで最新アルバム「ON THE BORDER」より「OCCAPELA」を。ティンパンライブでも演奏した曲。  ニューオーリンズやルイジアナでレコーディングしてます。
 佐藤さん、「ニューオーリンズ行ってみたいなあ」って言ってました。

それからこれもアルバム収録曲の「Bon Temps Rouler」について
ケイジャンでセッション。 ティンパンのアルバムともに収録されてます。
この曲は、麻琴さんがティンパンの別の曲のレコーディングに行った時に、その曲のオケだけ出来てるのを聞いて、 「このオケ使わせてよ」と貸してもらったのだそうです。そしたらすぐに詞が出来たとか。ケイジャンぽいんで、 ケイジャンの言葉で「Let' Having a Good Times !」を意味する「Bon Temps Rouler」と。  そうして、ティンパンに納品。ティンパンのは細野さんと小坂忠さんで歌っています。  麻琴さん「僕の声も入ってるらしいんだけど、3人の声似てるから、どこが何だか分からない(笑)」と言ってました。

 この曲はもちろんかけました。 聴きながら佐藤さん、「今、一番最近のアルバムのまこっちゃんの声が最も好きだね」といってました。余裕があって、芯がある。  で、これについては麻琴さん「今の方が、自分でプロデュースできるから技術の勝利もあったりするかも」 と笑ってましたけど。昔はみんな手探りで、スタジオでもどうしたらいいか分からなかったけど…、 今は自分のペースも意識も出来ている。「この20年のブランクっていうのは、なんか意味があったのかもしれない」と。
 それでも、麻琴さんに言わせると、ダン・ヒックスが27年ぶりに出した復活作はもっといい。 「カムバック・アルバムとしては自分のが一番だと思ってたけど(笑)、ダン・ヒックスには負けた」って。

 アルバムからさらに1曲「遠い願い」。 ガース・ハドソンとまた(ハリー&マック以来)やりたくなって、 ウッドストックまで行ったそうです。そしたらレヴォン・ヘルムも 「マコトが来るなら、俺も(ドラムを)叩くぞ」と参加してくれたのだとか。  またこの曲は、麻琴さんがプロデュースするバンド「うずまき」の曲なのだそうです。曲にもコーラスで参加してます。

 そうして最後の曲には「WAIMANALO BLUES」。  夕焼け楽団をやっていた頃、ハワイレコーディング中に現地で流行っていた曲。 ずっとカバーしたいと思っていて、20数年ぶりにかなった曲だそうです。ハワイ人、アジア人のブルース。


 ところで、最後にもちょっとした話が。  久保田麻琴さんと佐藤博さんはなんと御近所同士なのだそうです。 佐藤さんの飼い犬たちのお散歩コース内。
 だから、「そのうちなんか一緒にやりましょう」とお二人で話してました。

 また、久保田麻琴さんの今後の予定としては… 「またプロデューサーに戻る」そうです。 前述のうずまきや、あがた森魚さんの曲のプロデュース、ほかにも、アジアものを別の視点でまたやりたいとか。
佐藤さんに「ライブもやりなよ」と言われてましたけど、 地元バンド(半径5Km以内)でやろうかなんていう話になってました(笑)。


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