石垣島、西表島へ(2001年7月8日〜12日)



7月8日 朝早い便で沖縄を経由して石垣島へ。よく晴れて空もきれい。





ホテル(シーサイドホテル)に着いて、レンタサイクル借りて、川平湾へ。本当は、米原でシュノーケルしようと思ったけど、ちょうど干潮だった。海の遊びは、自然に左右されるものなんだって実感。





グラスボートに乗って、ボートの底から海を眺める。
水中用カメラを持っていかなかったので、海の中の写真はこれだけ。狙ったよりも、斜め下の方が多く映るデジカメの操作に慣れず、ちょっと変なアングルです。





川平湾で撮った花。始めてのマクロ撮影。





7月9日 海釣りに出かける。海が本当にきれい。(石崎のほう)
なぜか、海の真ん中にちょうちょが飛んでいた。海の中には、海蛇が泳いでいるのが見えたり、魚が飛び跳ねているのが見えた。





釣れた魚。一番大きいのは、船長さんが釣った魚。たくさん釣れたのはぐるくん(小さいほう)。夜は唐揚げにしてもらって、食べました。おいしかった。立派な舟盛りにしてもらったのだけど、カメラをレストランに持参するのを忘れて撮れず。





午後は、シュノーケル。御神崎までボートでいきました。
魚がいっぱい。ソーセージをもらって、細かく砕いてやると、いっぱい寄ってきて、えんじ色の魚と、紺色の魚にだいぶ噛まれました。
(水中用カメラを準備していかなかったので、写真なし。)

夜は、海岸で星を見ました。雲が少し懸かっていましたが、たくさん見えました。でも、いつか富士山の八合目で見た一面の星空というほどではなかった。



7月10日 体験ダイビング
午前中はプールで、機材のお勉強。
午後から海に出て、30分の1ダイブ。
ひとつだけ、魚の名前を覚えました。
カクレクマノミ。赤っぽいかわいい魚で、イソギンチャクに共生しています。よく、絵はがきとかに載っているような感じでした。この時だけは、カメラ持ってくればよかった、、、、と思いました。
でも、ダイビングは準備が大変だし、時間もかかるし、魚を見るだけなら、シュノーケルで十分かも。シュノーケル付けたまま、少し潜る技術だけ身につけたいなぁと思いました。ライフジャケットやウエット付けてたら、全然潜れませんでした。
お昼の休み時間に、インストラクターの人から、台風5号が来ていることを聞きました。今の予定だと、12日に石垣島直撃とか。。。
フロントで、台風きているんですか?と聞くと、おお、懐かしい、気象庁作成の、台風経路図が出てきました。しばし見とれる。。。
台風に直撃されたら、飛行機飛ばないなぁと思いつつ、沖縄の強力な台風というものに会ってみたいような気もしたり。。。


終わってから、お風呂に入り、市街地に近い、サンシャシンホテルに移動。
夜は、テラスでご飯を食べました。
迷った末、アダンと筍のチャンプルーというのを食べました。もちろん、オリオン生ビールも。で、このチャンプルーがうまい。こんなにしみじみとうまいものは久しぶりでした。体にしみいるうまさ。アダンというのは、実際に翌日見ることになるのですが、パイナップルのような木です。実は食べないそうですが、葉の芯の部分を食べるそうです。実は、どれが筍でどれがアダンかわからなかった。テラスで灯りはほとんどないし、日はとうに暮れていたし。(8時くらいまでは明るかった)


サンシャインホテルには、一階のロビーに、小さい本だながあります。部屋で読んでもよいということだったので、酔っぱらいつつ、立ち読み30分。西表島の炭坑の歴史の本を借りました。それと、与那国の本。
炭坑の本は、三木健という人が書いたものでした。戦前西表島には、だまされるように連れてこられた人たちが働かされていた炭坑があったのですね。マラリヤにだいぶ苦しめられたと書いてありました。
その炭坑あとは、ジャングルに飲み込まれているそうです。
2泊したので、その他にもいろいろ本を読みました。夜は読書の時間でした。



7月11日 西表島へ

カヌーのツアーは満員だったので、滝と由布島へいくツアーに参加。こちらは、2名しか参加がなくて、中止かも、、、と言われた。??もしだめだったら、ツアーに参加せず単独で船でいこうか、それとも、波照間に行ってみようか迷う。でも、朝、電話があって、ツアーでいくことになった。船で西表島まで50分くらい。バスで浦内川河口までいく。そこから船でさかのぼっていく。マングローブが見える。





船着き場から、展望台まで30分、そこから10分でマリュドの滝。さらに10分でカンピレの滝。船が着いてから、2時間しか自由時間がない。往復すると、1時間半はかかりますから、自分の脚力を考えて、無理しないでくださいと船長さんに言われて、出発。とにかく、カンピレの滝に行ってみたかったので、急いで歩く。登りはランでも弱いので、^^;とにかく、カンピレまで早くいくことを考えた。でも、とっとと歩きすぎ、たった一人で静かな中を歩くことになった。サキシマハブがいるということなので、変なところを踏まないよう、下を見ながら、せっせと歩いたので、あまり周りの動物に気がつかなかった。今度来るときはもっとゆっくり歩きたい。
そうこうするうちに、展望台、マリュドの滝に到着。全然余裕。あわてることなかった。。。
河岸には穴がいっぱい。石が穴にひっかかり、流れで岩を削ったもの。





マリュドの滝に降りていったら、私のスペシャルサンダルでも結構すべった。周りをみると、ナイキのゴム底のつるっとしたズックのようなのを履いている。全然滑らない感じ。あれいいなぁ。でも一人、3つくらいの子をだっこしたお父さんがいて、それだけでもすごいなぁと思っていたら、滑る岩の上を平気でビーサンで歩いていた。おやじ、やるなぁ。スノボーうまいかも。






いよいよカンピレの滝。写真では、とてもすばらしさが伝わりません。上流に登って行けそうな感じでした。次はもっとゆっくり来て、滝の中で遊びたい。





船に乗って、浦内川河口へ戻る。河口近くの浦内食堂で昼食。
ちっちゃい店だし、きっとまずい料理なんだろうなぁと思いつつ、弁当のふたを開けたら、なんかうまそう。食べたら、まためちゃくちゃうまい。黒い米の入ったご飯で、またソーキがうまい。おかずが全部うまい。泡盛も一杯サービスしてくれたので、再度試飲をしてから、イリオモテヤマネコの絵のついた泡盛を買って郵パックで職場に送ってしまうのだった。
茨城あたりから、ツアーで来ている団体の人がいた。滝までの往復はしなかったようだけど、結構年配の人が多く、それでも、西表島を旅行先に選ぶという点はすごいなぁと思った。


そのあとは、星砂の浜へ。星の砂にはあまり興味がないので、海でぱちゃぱちゃ遊ぶ。30分くらいしか時間がなかったが、シュノーケルセットを借りて、魚を見ればよかったなぁと後悔。





そのあとは、美原までバスでいって、由布島へ水牛車でわたる。
トラックもわたれるのです。^^;





由布島の中は植物園になっていて、動物もいます。
昭和44年の台風エルシーの高潮で島全体が水没し、島民全員が移転したそうです。小学校あと、中学校あとがありました。









大原港に着いて石垣島へわたる船の時間まで30分あり、バスの運転手の小野さんがいろいろ話をしてくれました。もとは神戸の人で、石垣島に10年、西表島に10年住んでいるらしいです。昔は本当に海がきれいだったそうです。しゃこ貝も取り放題。海に行けばなんでもとれたそうです。与那国島にどなんという酒がありますが、与那国島をどなんというそうです。なぜどなんというかというと、渡るのが、し難い。渡るのが大変。ということだそうです。
海がきれいな島というのは、川がなく、断崖絶壁に囲まれたところがよいそうです。また、黒島とか、平べったい島が海に削り取られずに残っているのは、珊瑚が島を守ってくれてるからだそうです。波の力が、珊瑚で吸収、分散されるのですね。とても興味深い話でした。


夜はまたテラスで星を見ながら食事。
今日は、ゴーヤチャンプルーに挑戦。こちらは普通の味。その後、ジーマミ豆腐の揚げ出しというのを食べたら、これがうまい。ピーナツ入りの豆腐。とろっとしていて、最高でした。最後に、フーチャンプルーも食べてしまった。これもおいしかった。やえまもうまかった。

食事後はまた読書。まだいったことのない与那国島の予習をした。
そうそう、西表島に渡る船の事務所で、防災講演会の案内のポスター発見。7月25日。春日信沖縄気象台長 と書いてあった。おおお。写真とったのだけど、フラッシュで飛んでしまって失敗。デジカメはむずかしい。



7月12日 帰路

朝、お風呂に入る。サンシャインホテルのお風呂は最高です。内風呂からも海が見えるし、露天風呂も最高。遊泳禁止の海なので、泳いでいる人もいないため、平気です。朝だれもいなかったので、こっそり風呂をとりました。(上が内風呂、下が露天風呂)









そういえば、石垣島も西表島も、風が強かったのに、全然コンタクトレンズにゴミが入らなかった。船の上なんて、すごい風だったのに。ゴミがない??
朝から、直射日光は肌に痛いほどでしたが、日陰はすずしい。日焼けどめを塗っていたので、痛い目にはあいませんでした。



ホテルからみた海。台風の影響で風が強かった。





サンシャシンホテル。とってもいいホテルでした。





しばらく休憩したハンモック。寝心地満点。




台風は、台湾にそれ、無事飛行機で帰ってきました。
しかし11日、12日は風がとても強かった。これでもっと近くまできたら、どんなにすごい風が吹くんだろうと思いました。
サンシャインホテルでは、台風経路図(カラー)が貼ってありました。国際気象海洋のhpを印刷したものでした。

いつもは旅行にいくと、乗り物の乗ることが多いため、乗り物に弱い私は、結構疲れてしまうのですが、今回は最初から最後まで、体調が完璧でした。朝もすっきり、夜飲んで、遅くまで読書してても、翌朝、疲れなし。沖縄に行くと体調がよくなる気がします。

石垣島では、よく冷し物という看板を見ました。多分、冷たい飲み物やアイスクリームのことを言うのだと思います。沖縄本島では、ない表現のような気がしました。




※すべて、マクセルWS30 SLIMにて撮影。(35万画素。加工なし) 全部で70枚くらい撮りましたが、電池は持ちました。遠景はいいけど、近景は被写体が大きくずれるので、要注意です。


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