とき 1999年10月17日(日)10時30分から16時00分
場所 お茶の水エスポートミズノ&皇居周回コース
主催 ミズノ
のランニング教室にいってきました。
とってもためになるお話をたくさん聞いてきたので,一人じめしているのはもったいないので,アップします。
内容は私が覚えていることなので,抜けや勘違いもあるかもしれませんが,ご容赦ください。
でも,とにかく素晴らしい教室でした。貴重な時間ありがとうございました。
○福澤監督のお話
・30k走について
レース一ヶ月前にやると良いとされる30k走。フルのレースペースで,30k走ることとなっている。
しかし,仕事もあるし家庭もある。まだ調整もできていない。
その段階で最初からフルのペースで入って最後まで走るのは難しい。それほど甘くない。
最初はゆっくりでよい。5kあたり23分を目指すのであれば,(これは私です)最初は25〜26分くらいでよい。
しかし,最後の5k〜10kはレースペースくらいで走れるようにする。(私だと22分〜23分)
最後が大事。最後がめろめろでは(これは私です)練習の意味がない。
・ハーフとフルについて
ハーフとフルは全く別物ですが,サブスリーの条件は,女性ならハーフ1時間25〜26分。男性だとハーフ1時間23分くらいでしょうか。
・練習メニューについて
練習メニューの7割は弱い練習。2割が普通。きつい練習は1割程度。
・ペースアドバイサーについて
小笠掛川マラソン等でペースアドバイサーをするときは,前半と後半を3分くらいの差でひっぱる。
3時間15分目標だと,1時間36分 1時間39分。になる。
○横山コーチのお話(サブスリーを目指すチームにおいてのお話)
フルマラソンの準備はピラミッド型になっている。
・1番下はLSD
これは2時間〜2時間半くらい週末に行う。
厚手の衝撃をきちんと吸収するシューズで行う。
・2番目はペース走
20〜30kまで
レースペースプラス30秒〜1分 /1kのペースで
このふたつはレース前3〜4ヶ月の間に行う。
・3番目はビルドアップ走
最初の10kをペース走のペースで。
あとの10kは,10秒から20秒アップする。最後がレースペースくらい。
一人でできることが大事。レースは一人なんだから。
・4番目はレースペース走
ハーフマラソン等のレースで行う。
このふたつはレース前1.5ヶ月から2ヶ月の間に行う
調整はだいたい3週間くらい
距離を踏めば,速くなると思うが,少ない距離でタイムをのばすには,意識が大切。
フォームや走り方を常に意識して走れば,タイムは伸びる。
・頭の位置を上下に動かさないように,走る。
・つま先で走ることをやってみる。上り坂や下り坂。
・つま先で地面を蹴ることを意識する。
・つま先で走れるようになると,スピードがつく。
・フォームを二種類使い分ける。
バランスのよいトレーニングが大事。
○感想
そのほかにもいろいろためになるお話がありました。
この教室は,実業団の方ではなく,日頃普通に仕事をされ,かつすごいタイムで走ってる方のお話なの
で,とても実践的で的確なアドバイスばかりでした。
仕事が忙しく,朝5時から毎日15k走るというお話を聞いて,本当に頭が下がりました。
工夫と努力がまだまだ自分には足りないなぁとしみじみ感じました。
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