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お気に入りのロシア音楽




交響組曲「シェエラザード」(作曲 N.リムスキー・コルサコフ)
全ての楽曲が好きですが、中でも第4部が1番のお気に入りです。「海」の場面は目の前に風景が浮かんでくるようです。「難破」の場面とそこへ向かって盛り上がっていくところなどはワクワクします。
何種類もレコードやCDを買いましたが、その中でもコンドラシン指揮アムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団(1979年録音)のものと、ムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団(1982年録音)のものがお気に入りです。


スペイン奇想曲(作曲 N.リムスキー・コルサコフ)
明るく楽しい曲調が好きです。テンポアップして華々しく盛り上がる最後の曲「アストゥリアのファンダンゴ」が特に好きです。4曲目で次々出てくる様々な楽器のSoloやSoliも聴きどころです。吹奏楽版だと、ヴァイオリンSoloがSaxアンサンブルになっていて、そこを聴くのも楽しみの一つです。


バレエ音楽「四季」より秋(作曲 A.グラズノフ)
原曲(オケ)よりも吹奏楽での演奏が好きです。コンクール全国大会での秋田市立山王中学校の演奏が、この曲との初めての出会いです。いや、その前に東北大会の舞台でその演奏に出会っていたはず・・・ですが全く覚えていません。(^^ゞそれもそのはず、プログラムを見てみたら、私たちのすぐ後に山王中が演奏していました。
その後、阪急百貨店の演奏を聴き、カットが違うことから、山王中の演奏が原曲そのままでないことを知りました。
秋の収穫を祝うような華やかな前半部と後半部。中間部の優しく少し憂いのあるメロディー。前半・後半部で鳴り響くタンバリンも好きです。
中間部の冒頭に出てくるメロディーは、吹奏楽版ではアルト(ソプラノ)サックスが活躍します。バリトンサックス吹きとしては、後半部にこだわりの4小節があります。(^^)
大学の時、やっとこの曲を演奏することができ、とても嬉しかったです。4年生になり休部していた私が部に復活したのは、この曲を演奏するためといっても過言ではありません。(^^ゞ


サキソフォーン四重奏曲(作曲 A.グラズノフ)
大学の時、第2楽章「カンツォーナ・ヴァリエ」をアンコンで演奏しました。第3楽章のラスト、速いパッセージをユニゾンで奏でるところもカッコいいです。


交響曲第2番 第3楽章・終楽章(作曲 A.ボロディン)
この曲もコンクールで出会った曲です。20年程前に仙台市立南小泉中学校がコンクールで演奏した時のものが私のお気に入りです。南小泉中はBクラス(35人以下の編成)に出場していました。中学のB編成であれだけ素晴らしい演奏は、なかなか聴くことができないと今でも思っています。
その後、大学に入り、コンクールの自由曲として再びこの曲と出会うことになりました。
終楽章の踊り出したくなるような、そしてロシア的な響きのするメロディーラインが好きです。3楽章から終楽章に移り変わるところもワクワクします。


交響曲第5番 終楽章(作曲 P.チャイコフスキー)
冒頭の堂々とした旋律。テンポアップしてからのところ。そして終盤の再現部からラストにかけてもいいです。始まってから4分過ぎに出てくる弦が8分の連符で伴奏をする中、木管楽器を中心にメロディーを奏でるところなど好きなところがいっぱいあります。


交響曲第6番「悲愴」(作曲 P.チャイコフスキー)
4分の5拍子で優雅なワルツの第2楽章と、金管楽器が力強く鳴り響く、行進曲風の第3楽章が好きです。それから第4楽章のヴァイオリンのメロディーの編曲の仕方がしゃれています。1つのメロディーラインを第1・第2ヴァイオリンに分けて書かれていて、一緒に演奏して初めて1つのメロディーになるのです。そうやって、微妙な揺れを出していたんですね。


チャイコフスキーといえば、交響曲第4番終楽章も好きです。
弦楽セレナーデもいいですね。私のお気に入りは、小澤征爾さんの指揮でサイトウキネン・オーケストラが松本の音楽祭でやった演奏です。


交響曲第5番作品100 終楽章(作曲 S.プロコフィエフ)
中学の時コンクールの自由曲の候補として挙がって以来聴くようになりました。何と言っても終楽章、特に最後の約2分間がお気に入りです。スネアドラムが鳴り響く中、金管楽器群のファンファーレ風のメロディーが高らかに奏でられるところは最高です。


交響曲第5番「革命」 終楽章(作曲 D.ショスタコーヴィッチ)
コンクールの自由曲としては古典。前半の激しく力強いメロディー。そして後半の朗々としたメロディー。ティンパニの連打。と、印象深い曲です。
めったに聴きませんが(^^ゞ3楽章の静かで冷たい感じのハーモニーも捨てがたいです。
昔テレビで観たスヴェトラーノフさん指揮のモスクワ放送交響楽団(だったと思うのですが…)の演奏が好きでした。最後のところをゆっくり目のテンポでたっぷり雄々しく演奏していました。


ピアノ協奏曲第2番 第3楽章(作曲 S.ラフマニノフ)
アルベールビルオリンピックのフィギュアスケートで伊藤みどりさんがトリプルアクセルをオリンピック史上初めて成功させた瞬間に流れていた曲。この曲の第3楽章の終盤の部分でした。そこを聴くとメダルを確実にしたあの場面が目に浮かびます。


他にもバレエ音楽「火の鳥」(作曲 I.ストラヴィンスキー)歌劇「イーゴリ公」より「だったん人の踊り」(作曲 A.ボロディン)など好きなロシア音楽があります。そういえば、大学の時サックス四重奏(Alto2本、Tnr1本、Brn1本)でやった「だったん人の踊り」の編曲が好きでした。外国の人の編曲だと思うのですが、あれは誰の編曲だったのだろう。もう1度演奏してみたいです。
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