[ OLウェアのはなし ]
< Top
初のトリムテックス(浦和高OLC時代)

 慣れとは恐ろしいものである.初めて来た時はその軽さに感動しつつも,おそるおそる着ていたものだが,今ではこれを着て街中を歩いても,さしたる違和感も無かったりするのだ.オリエンテーリング専用のウェアのことである.
 オリエンテーリングの本場・ノルウェーの有名なスポーツウェアメーカーであるTRIMTEX社製のものが日本では最も有名で,このため他のメーカーのモノも含めて「トリム」と呼ばれている.薮のあるところでも問題なく走れるように夏でも長袖が主流であるが,スケスケであるために汗にむれることもなく,洗濯しても乾きが早い.最初に袖を通した1年生は,誰もが感動するだろう.
 写真にあるものは,浦和高OLC時代に手に入れた最初のトリムである.私が入学する前の年に作られたものらしく,余分な在庫を先輩から安く譲ってもらった記憶がある.

 これ以来,大学1年時(通称:OLK13期トリム)・2年時(OLK14期),卒業後は東工大コーチ時代のものと本郷生有志で作ったもの,同期会(あひるの会)にサン・スーシと,買ったものだけで7着を着つないできた.もらい物まで含めるともっと多いかなぁ.上下揃えると1万円前後するシロモノなので,これだけでも良く買ってきたものだ,と自分に感心してしまう(笑).
 これらのトリムたちのうち,現存するものは東大のカラー・淡青をあしらった本郷トリムと,あひるの会トリム,それにサン・スーシ(上しか買ってない).気分に合わせて替えるようにしているが,上3着に下2着.元来下草の多い場所を走るために下の方が先にダメになりやすく,最近は自転車に乗る時もバイクタイツ代わりとしても履くので,下が足りなくなることは時間の問題だ.
 おそらく来シーズンには,今まで「身体のラインが見えて嫌だ」と,長いOLキャリアの中で一度も履いたことのないタイツに手を出している可能性が非常に高い.うわ〜(^_^;
(02/02/13)