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足底腱膜⇒
外側足底筋膜→
  ↑
内側足底
筋膜
付着部炎→
足の裏の痛み (足底腱膜付着部炎・足底腱膜付着部炎・踵骨棘) 
朝の第1歩目が痛い、足裏の踵の痛み、土踏まずの痛み
 
<足底腱膜炎の特徴>
朝の起床の時の最初の一歩目に踵の裏が痛いことがあります。
または土踏まずの部分が痛い場合もあります。
足底腱膜(Aponeurosis Plantaris)という組織が炎症を起こしているときに
見られる症状で足底腱膜炎と呼ばれています。
痛みはしばらく歩いていると次第に軽くなっていきます。
同じものをドクターによっては、足底筋膜炎と呼ぶ人もいます。
 
<足底腱膜とは>
足の構造は縦のアーチと横のアーチによって作られていて、
この2つのアーチがクッションとなって、体重を支えたり衝撃を吸収
したりしています。「足底腱膜」は、踵〜指の付け根まで、
足の裏にある腱様組織で、足の縦のアーチを支える重要な役割を果たしています。
<症状>
@典型的症状
・踵の裏が痛い(足底腱膜付着部炎、)
起床時の最初の一歩目が痛い。
・土踏まずが痛い
・歩いているとだんだん痛みが消えてきます。
・長時間、立っていると痛くなる。
・慢性化すると起きてから2〜3時間くらい痛みが続いたり、
歩行中などにも痛みを感じることもあります。
A女性に多い土踏まずの痛み
昼間でも昼寝の後痛かったり、座っていて足を動かさないでいた後
立ち上がって足をつくと痛みが出る(これは女性に多い、
踵より土踏まずの場合が多い)。少し歩くと楽になります。
女性の場合はストレスによる女性ホルモンの乱れ、
妊娠、出産、更年期などがきっかけになることが多いです。
長い立ち仕事が多い人は、痛みが出やすい。
土踏まずの部分を触ってみると少し固くなっています。
30代以上の女性で、立っていることが多いと
負担がかかり痛みが出ることがあります。初期の段階での適切な治療が重要。
B土踏まずの痛み
長時間歩いたり走ったりしていると土踏まず部が張ってきて痛みが起こります。
これは男女それほど差はなく年齢も若い人〜年配の人まで見られます。
靴があっていない場合やあ歩き方のバランスの悪さなどが関係しています。
マラソンランナーにも多くみられます。
C踵骨棘が考えられる場合(40代〜50代、男性)
歩くと踵の部分が何か当たる気がする。
床に足をつくたびに痛くなる。
足底腱膜炎を放置しておくと踵骨棘(かかとの骨のとげ)ができる場合があります。骨棘が出来てしまうと通常よりも痛みが軽減するまで時間がかかったり完全には痛みが取れなくなってしまうこともあるので早めのケアが必要です。
 
<こんな人が>
・硬い床の上に長時間立って仕事をしている人。はしご作業。
・マラソンランナーなどのスポーツしている。
・強いストレスを受けている。休む暇がない
・腰や膝が悪い人
 
<原因やきっかけ>
足底腱膜への慢性的な刺激を受けて「足底腱膜」に炎症が起き、小さな断裂を起こすために痛みがでます。
原因としては合わない靴、踵の歪み、過度な運動。
きっかけは、旅行で歩きすぎた、硬い床の上で作業した。
靴を変えた。長く走りすぎた。仕事が忙しかった。
足裏に強いマッサージをされた。など様々です。
 <対処法>
痛みが強い場合は最初は病院へ行ってみる。
病院では特に治療が無い場合や痛みが一ヶ月以上続くようなら
カイロプラクティックを受ける。回復がグーンと早まります。
 
<治りにくい場合は>
慢性化してしまうと病院での治療では治りにくい場合があります。
特に長時間の立仕事で足裏に常に負荷がかかっている人などで、早期に治療を始めないで慢性化してしまうと、治りが悪くなります。
この場合いくつか対策があります
@病院での薬物治療以外にカイロプラクティックなどの民間療法を併用してみる。
A立ち仕事が多い人は、できるだけ柔らかいクッション性の良い靴や、中敷を使用する。
B土踏まずが痛い人は、立仕事の時はアーチテーピングをする。
C踵が痛い人はヒールカップなどを用いる。
Dオイルマッサージを腰〜ふくらはぎ〜足裏までやさしく行う。
E冷やさない
Fストレッチはやってもよいが、痛いのに無理にやると組織がかえって硬くなる ので注意。
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<カイロプラクティックでのアプローチ>
【考え方】
足底腱膜に力がかからなければ痛みは起きませんのでできるだけ足底腱膜に負担がかからないようにしていくことが大切です。
 
T.足底腱膜に張力が発生する状態は次のようなものがあります。、
@足に体重がかかり、足のアーチ構造が変化したとき。
Aふくらはぎの筋肉が緊張したとき。
B足の指が反ったとき(背屈)。
 
U.足底腱膜に負担がかかりやすい足の状態としては次のことがあります。
C足の裏の筋肉の筋力低下
D足の靭帯の柔軟性の低下
E足の関節の可動性の低下
F足のアーチ構造の破綻
G足底腱膜の柔軟性の低下(組織の瘢痕化、繊維化)
 
【具体的にはどうするか】
1.負担の軽減
原因やきっかけがスポーツや日常生活の仕事や動作が考えられる場合は、可能な限り控える。
 
2.骨の矯正(関節の可動性の向上筋力の回復、靭帯の柔軟性の改善)
足の関節(距骨下関節、舟状骨)や骨盤・膝(前方変位)・背骨(L5、L4)を矯正。
これにより関節の可動性の向上、筋力の回復、靭帯の柔軟性の改善が期待できます。
足底腱膜の緊張は下腿三頭筋の緊張も影響しますので、膝や、腰の矯正も必要になってきます。
3.物理療法、筋筋膜へのアプローチ
物理療法により炎症を抑えます。
足の裏の筋や筋膜のトリートメントなども行う場合もあります。
 
4.エクササイズ・足底板
足のアーチ構造を保つためにリハビリ運動(タオルギャザー、など)
ストレッチはしても良いが、痛い場合はやらない。指を反らせるストレッチは、当然足底腱膜の張力が高まるので痛みが増すことが多い。痛いのに無理にやると余計痛くなる。
足底板や靴の改善。
踵が回内足の場合はスーパーフィート(足底板)などを試しても良い。
 
5.足底腱膜への負担の軽減
テーピングは良い。アーチテーピングは縦アーチを支えて足底腱膜の緊張を取り除きます。特に土踏まずの痛みの場合は、アーチテーピングたけでもかなり痛みは軽減するはず。
立っている仕事が多いく段々痛みが強まる人は、仕事の前にテーピングをしておくと良いでしょう。
ただ痛みが強い場合は、歩行での踏み返しの時に、足底腱膜が引き伸ばされるのでこのときは痛みがでる場合がありますこの場合は別の方法を取る必要があります。
 
6.サポート
靴に入れて、アーチをサポートするやわらかい素材のものを試してもよい。ただし、土踏まず部が痛い人の場合、固い素材だとかえって痛い所に当たるため痛みが増す場合もあるので注意。
痛い場合は無理にしないでアーチテーピングをする。
踵が痛い人にはヒールカップなどのほうが適することが多い。
 
<回復期間の目安>
原因にもよりますが、原因が単純に力学的な問題だけれあれば、
3回〜6回程度の施術が目安になります。
精神的ストレスや化学的・熱力学的ストレッサーが関係しているともう少し時間がかかります。 
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マラソンランナーの場合にはまた違う踵の痛みが起こることがるので注意が必要です
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