4点式シートベルトの取り付け、装着方(2003.6.10追記)
1.後部座席部の取り付け
まず、後部座席のシートを取り外します。取り外しは以外と簡単で、たいていの場合は簡単なフックで止まっているのでシートを上に引っ張りあげれば取れます。
左右の純正シートベルトのステーとボルトを一旦外し、付属品か別売り(サイズが合わなければ等)のアイボルトで純正ステーを共締めするか、別のステーを用意して純正ボルトで、純正ステーを共締めします。
4点式シートベルト(後部座席部)を付けたら、シートを元に戻します。この時に4点式シートベルトが後部座席の下敷きにならないように、隙間からうまく出して下さい。
※4×4タイプでの説明をしています。4×3の場合は後部座席に来るベルトが出来るだけ中心に来るところに付けて下さい。
2.前部座席部の取り付け
まず、後部座席から来る4点式シートベルトですが、社外品など(バケットシート等)のようにベルトを通す穴があればそこに通しますが、そうでない場合はヘッドレストとシートの間に通します。
左右どちらからでも作業を始めても構いませんが、前席の場合はアイボルトを使うとシートがそれに当たって、前後スライドが出来なくなる可能性もありますので、L字型等のステーを用意したほうがいいでしょう。
右側の固定は、右後ろ側のシートレールのボルトか、3点式シートベルト(純正シートベルト)のボルトにステーを共締めで固定しても構いませんが、ベルトによじれが無いようにしてください。
左側は左後ろ側のシートレールのボルトにステーを共締めしてシートベルトを付けて作業完了です。
写真ではステーは付いていないですが、この部分に右側で使ったようなL字ステー等を利用して車体とレールにサンドイッチにならないように設置します。どうしてもダメならステーをサンドイッチにするしかないと思いますが、シートスライドが渋くなると思います。
3.4点式シートベルトの装着方
まず、腰部を先に決めます。
まずバックルを締め、ベルトが骨盤を通るようにします。でないと直接腹部を圧迫し大変危険です。
位置が決まったら一切の遊びがないように思いっきり締め上げます。このときバックルがきちんと中央にくるようにするのは言うまでもありませんね。
最後に肩部ですが、ベルトをランドセルのように装着し締め付けますが、あまりきつく締めすぎますと腰部のベルトが上がってきてしまいますので、若干の余裕を残しておく程度にします。
これで完成ですが、公道を走る際は3点式シートベルト(純正)の機構をそのまま残さないと、車検で引っかかりますので注意が必要です。