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裏哀車暦2 レヴォーグ買いました。1.6GT(アイサイト無しver)試乗編
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試乗車登場。レヴォーグ1.6GT
さて、今まで書いてあることを念頭においてレヴォーグ1.6GT(素)に試乗した際に感じたことを書いて見ようと思う。
エンジンの感想についてはFB16DITってどうなの編を参照してね。
※念頭補足※
スポーツ性は求めていない。
頭空っぽにして試乗する。既成概念があると凝り固まった評価になりがちだから。口を半開きにして試乗するぐらいが調度いい。
営業マンに言われるままのコースをレヴォーグの解説を聞きながら進む。
あら、静かだわ。
最近はロープロタイヤが多いが乗り心地も悪くない。ファミリーカーにしても大丈夫なぐらいの乗り心地。これなら家族からもクレームはまず来ないだろうね。
でも細かい凹凸(荒れてきた路面)は足で吸収しないで、ボディがゆすられる感じがしたのはどうしてかな。ショックが馴染んでないのかな。
ハンドリングはというと、アシストが良く効いているのか軽い。女性にも運転がしやすいだろうけど、アシスト量を調整できるならアシストを減らす方向にしたい。
しかしステアリングインフォメーションが希薄だと思った。配車すぐなので、タイヤも一皮剥けたかどうかもあやしい120kmぐらいの走行距離だったので、そのせいもあるかもしれない。
その時点の現車でハンドリングを評価しろといわれれば、残念かなという評価。慣れの問題でもあるし、俺が鈍感という事も十分すぎるほどありえる話でもある。
少し走っていてエンジンのフィールに気が向くようになった。
まず第一に思った感想は、「普通の車じゃん」である。凡庸なという意味でなく、ターボであるという事を意識させなかったぐらい自然だという事。
「1.6ターボ?NAの間違いだろ。がさつな印象も無い。さすが平成生まれのエンジン。」という感想。
これには2つ思い当たるフシがある。
1つは、スバルが上手に調教できたという事。
もう1つは、比較対象がアルテッツァであるという事。アルテッツァRS(6MT)は前にも書いたけど、約12kgもの激重ダンパー内蔵フライホイールがあってレスポンスを悪化させており、なおかつ電スロなので余計にレスポンスが悪くなっている。
↑アルテッツァはケーブル式ではあるが、オーバーライドする形で電子制御が介入する。
なので、俺にはターボラグがあるように思えない。ターボ車はランエボ3ぐらいしか乗ったこと無いから良く分かってないんだけどね。ブーストはメーターによると+0.9。大人しめだね。
でもNA乗りにNAと思わせるぐらいの自然さなんだから、よく出来たエンジンなんだと思うよ。
ちょいと踏める状況になったので多めにアクセルを入れてみた。ゼロスタートでないので中間加速といったところかな。
ハイパワーターボのようにシートにめり込むような加速は一切無い。が、排気量に余裕が出てきた車のそれと同じような加速感がある。NA2.5Lはどうだかわからないけど確実にNA2.0L以上はあるよ。
SIモードのIモードだと出だしの低燃費制御(?)でもたつく感を感じたけど、結局アクセルの入れ具合でどうにでもなるから、考えちゃうほどは気にならなくなった。(←後日、リプロで改善)
Sの方は、ちょっと使うのやめようかなと思ったぐらいグワっとくる。家族乗せてそっと走るのには向かないと思うけど、Sモードはちょっと楽しい。切り替えただけで数百rpm回転があがるからブーストがほぼ常に掛かった状態になるんだと思う。
Sでこれだから2.0のS#モードってどうなっちゃうのよ…
そんでもってCVT。
アクセル入れる分だけ進んでくれる。先のシエンタのCVTとは月とスッポン。
パドルでシフトダウンも素早く決まる。俺がダブルクラッチとかH&Tをやるよりも当然速いしシフトショックも無く、これだけで凄い。交通の流れにおいてエンブレは2段落としで調度良いと思った。
マニュアルモードにしてあげれば2速発進も当然可能。3速発進とかはできないよ。
やれCVTはヌルっと感(ラバーバンドフィール)があるとかなんとか言われてるけど、今までMTだけ乗ってきた俺から見てもこれなら合格。もちろんMTの置き換えになるとかは思わないけど、良い変速機だよ。技術の進歩ってすごい。
でもATでいいやって思ってるからこその評価かもしれない。どうしてもMT乗りたいけど渋々CVTに乗るのとは違うからね。
スッピンのレヴォーグに乗ったので、俄然先行予約をした1.6GT-Sに期待感が高まる。でも操舵感の軽さ関係は変わらないだろうなと予想。
そしてレヴォーグを一言で表すなら「トヨタ車かよ!?」という感想。親父の車がずっとスバル(歴代レオーネ→5代目を除く歴代レガシィ)だったので、スバル車の乗り味は何となく分かっているつもり。
たしか2代目レガシィまではいかにもスバルって感じだったけど、それ以降はそういうの薄れてきた感じがあったかな。
でも乗っただけじゃスバルの良さは判るものじゃない。それはここで敢えていう事じゃないから省略ね。
※B型になって1.6GTが廃止になった。サイドブレーキがあるレヴォーグに乗れたことはやはり貴重だったんだなと思った。まぁ、予想どおりだけど。
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