裏哀車暦2　H29.2月リコールECUリプロ

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裏哀車暦2　H29.2月リコールECUリプロ編

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リコールECUリプロ（H29.2)

リコールである。

初モノづくしのレヴォーグでリコールの何を恐れるものか。これはFB16DITのみなのでFA20DITは無関係。

さて、今回のリコールは出荷の遅れ…ではなく出火の恐れ。まぁ状況が特殊だけど出火の可能性があるなら危ないしね。その特殊というのは、スタックした状況でアクセル踏みまくってると出火するとか言う、それは運転者としてどうなのレベルな事象に対応するもの。

出火する理由としては強制空冷のないような状態でアクセル踏みまくって高温となったエンジンルームで、それにつられて吸気温度が高いままで吸気された結果、異常燃焼が原因で異常高圧となり折れたコンロッドがエンジンブロックを突き破り、オイルが飛散して悲惨（出火）するというプロセス。

運転者の技量がどうこうというより、だったら何でそのような状況で出火するような制御をしていちゃいかんだろという事でリリースされたリコールECUリプロ。

このリコールでリプロはAG218となる。

※H29年3月8日にリコールの封書が届いた。

さくっと30分程度で作業完了。

そして今回のリプロで何か変わったか？

大きくは変わっていない。オーナーでないと差がわからないレベル。いや、もしかしたらリセットによる再学習効果なのではないかと思うぐらい、変化はそれほどでもない。

具体的にはアクセル入力によるエンジン出力の応答は、より直線的になり先が読みやすくなった。ブーストも状況次第だけど0.9掛かってるし前Verと比較しても結果から見れば大差ないと言える。

そして前から言っているアクセルを浅めに入れた際の軽いノッキングは収まってはいない。これはもう下手に遅角させるなら軽度のノッキングを許容して出力を重視したと見るしかないな。ノッキングしている車は傍から見てもカッコいいものじゃないけどね。

今まではリプロの存在を知らない人もいたかもだけど、このリコールでレヴォーグ1.6（FB16DIT）は現時点ではみんな（半ば強制的に）同じECUのバージョンとなる。様々なバージョンがあったから統一されるのも久々な気がする。というか初めてなのではないだろうか？