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資格の種類    受験資格         難易度   
          特別    普通     特別  普通
         

ボイラー溶接士とは

ボイラー溶接士は、ボイラー又は第一種圧力容器の溶接の業務を行うのに必要な資格です。
法律上「事業者は、令第二十条第四号 の業務のうちボイラーの溶接の業務については特別ボイラー溶接士免許を受けた者でなければ、当該業務につかせてはならない。ただし、溶接部の厚さが二十五ミリメートル以下の場合又は管台、フランジ等を取り付ける場合の溶接の業務については、普通ボイラー溶接士免許を受けた者を当該業務につかせることができる。」との定めがあることから、必置資格に分類されます。
ボイラーや第一種圧力容器の溶接を業務はもちろん、溶接の技量があると評価され、溶接全般の業務のある企業への就職に有利です。また、必置資格ということもあり、勤めている企業から取得を指示されることもあるでしょう。

取得方法

免許試験に合格すること

分類

分類 行うことができる業務
特別  ボイラー又は第一種圧力容器全ての溶接業務 
普通 ボイラー又は第一種圧力容器溶接部の厚さが25o以下の場合又は管台、フランジ等を取り付ける場合の溶接の業務

受験料

特別  1)学科試験 6800円
2)実技試験 21800円
普通 1)学科試験 6800円
2)実技試験 18900円

受験日程

年2回 9月、2月頃

受験資格

特別  普通ボイラー溶接士免許を受けた後、1年以上ボイラー又は第一種圧力容器の溶接作業の経験がある者(ガス溶接、自動溶接を除く。)
普通 1年以上溶接作業の経験がある者(ガス溶接・自動溶接を除く。)

受験科目

特別  1)学科試験
 @ボイラーの構造及びボイラー用材料に関する知識
 Aボイラーの工作及び修繕方法に関する知識
 B溶接施行方法の概要に関する知識
 C溶接棒及び溶接部の性質の概要に関する知識
 D溶接部の検査方法の概要に関する知識
 E溶接機器の取扱方法に関する知識
 F溶接作業の安全に関する知識
 G関係法令
2)実技試験
 横向き突合せ溶接
普通 1)学科試験
 @ボイラーの構造及びボイラー用材料に関する知識
 Aボイラーの工作及び修繕方法に関する知識
 B溶接施行方法の概要に関する知識
 C溶接棒及び溶接部の性質の概要に関する知識
 D溶接部の検査方法の概要に関する知識
 E溶接機器の取扱方法に関する知識
 F溶接作業の安全に関する知識
 G関係法令
2)実技試験
 下向き突合せ溶接及び立向き突合せ溶接

合格基準

1)学科試験
  合計得点が60%以上であること
2)実技試験
  全ての試験片が曲げ試験結果判定に合格すること

合格率

特別  1)学科試験
  60〜70%程度
2)実技試験
  80〜90%程度
普通 1)学科試験
  60〜70%程度
2)実技試験
  60〜70%程度

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