等級 | 想定レベル |
1級 | 業務上必要な法律実務知識をビジネス全般にわたって持っており、その知識に基づいて多面的な観点から高度な判断・対応ができる。(実務的対応能力としてのアッパーレベルを想定) |
2級 | 企業活動の実務経験があり、弁護士などの外部専門家への相談といった一定の対応ができるなど、質的・量的に法律実務知識を有している。(知識レベルとしてのアッパーレベルを想定) |
3級 | ビジネスパーソンとしての業務上理解しておくべき基礎的法律知識を有し、問題点の発見ができる。(ビジネスパーソンとして最低限知っているべき法律実務基礎知識を想定) |
1級 | 10800円 | |
2級 | 6480円 | |
3級 | 4320円 |
1級 | 年1回 12月頃 | |
2級 | 年2回 7月,12月頃 | |
3級 | 年2回 7月,12月頃 |
1級 | 2級に合格していること |
2級 | 特になし |
3級 |
1級 | 論述問題(制限時間:共通問題2時間、選択問題2時間) 1)共通問題 民法および商法を中心に、できるだけ全業種に共通して発生することが考えられる法律実務問題を出題 2)選択問題 特定の業種に関連する一定の法律をクローズアップして出題 法務実務の担当者が遭遇するであろうさまざまな場面を想定して出題 例えば、以下の事例などにより実務対応能力を試験する @取引上のトラブルを処理 A取引関係に立たない第三者とのトラブルを処理 B法務関係の上司や弁護士などの専門家に法的トラブルの顛末・処理方法を報告 C予防法務的観点からトラブルになりそうな問題に対応 |
2級 | マークシート方式(制限時間:2時間) 1)ビジネス法務の実務 @ビジネス実務法務とは A企業を取り巻くリスクとビジネス実務法務 B企業活動とコンプライナス・企業倫理 2)取引を行う主体 @株式会社のしくみ A株式会社の運営 3)会社取引の法務 @ビジネスに関する法律関係 A損害賠償に関する法律関係 4)会社財産の管理・活用と法律 @流動資産の運用・管理の法的側面 A固定資産の管理と法律 B知的財産権の管理と活用 5)債権の管理と回収 @債権の担保 A緊急時の債権回収 B債権者の倒産に対応するための処理手続き 6)企業活動に関する法規則 @経済関連法規 A消費者保護関連の規制 B情報化社会にかかわる法律 C事業関連規制 D企業活動と地域社会・行政等とのかかわり E企業活動にかかわる犯罪 7)会社と従業員の関係 @労働組合と使用者との関係 A社会保険等 8)紛争の解決方法 @紛争の予防方法 A民事訴訟手続き Bそのほかの紛争の解決方法 9)国際法務(渉外法務) @国際取引に関する法的諸問題と対応のポイント A国際取引に関する個別の法的諸問題 BWTOと国際通商問題 |
3級 | マークシート方式(制限時間:2時間) 1)ビジネス法務の法体系 @ビジネスを取り巻くリスクと法律のかかわり A企業活動の根底にある法理念 B法律の基礎知識 2)取引を行う主体 @権利・義務の主体 A会社のしくみ 3)法人取引の法務 @ビジネスに関する法律関係 A取引の決済(手形・小切手等) B契約によらない債権・債務の発生から不法行為・事務管理・不当利得 Cビジネス文書の保存・管理 4)法人財産の管理と法律 @法人の財産取得にかかわる法律 A法人財産の管理と法律 B知的財産権 5)債権の管理と回収 @通常の債権の管理 A債権の担保 B緊急時の債権の回収 6)企業活動に関する法規制 @取引に関する各種の規制 Aビジネスと犯罪 7)法人と従業員の関係 @従業員の雇用と労働関係 A職場内の男女雇用にかかわる問題 B派遣労働における労働形態 8)ビジネスに関連する家族法 @取引と家族関係 A相続 |
1級 | 共通問題2問・選択問題2問の200点満点で、各問題ごとに得点が50%以上でかつ合計点が140点以上 |
2級 | 100点満点で、70点以上 |
3級 | 100点満点で、70点以上 |
1級 | 10%程度 | |
2級 | 20〜35%程度 | |
3級 | 60〜70%程度 |