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エンベデッドシステムスペシャリスト 

 概要   エンベデッドシステムスペシャリストは、2009年度春期に改定された情報処理技術者試験制度の試験区分でレベル4に設定され8つの資格の1つです。高度IT人材として確立した専門分野をもち、組込みシステム開発に関係する広い知識や技能を活用し、最適な組込みシステム開発基盤の構築や組込みシステムの設計・構築・製造を主導的に行う技量を評価されます。
情報処理関連の企業への就職を目指す方には就職に非常に有利であり、就職後のキャリアアップとしても有用です。

取得方法  エンベデッドシステムスペシャリスト試験に合格すること

分類  -

受験費用  5100円

受験日程  年1回 4月第3日曜日

受験資格 特になし

受験科目  午前T:多肢選択式(四肢択一) 50分
午前U:多肢選択式(四肢択一) 40分
午後T:記述式 90分
午後U:記述式 120分
1. 組込みシステムの機能要件把握
  1) システム機能要件に基づくハードウェア要求仕様、ソフトウェア要求仕様の把握
  2) 関連技術、他社知的財産権の調査
2. 組込みシステムの設計・開発
  1)  サブシステム間インターフェースの決定
  2) ハードウェアとソフトウェア間の機能及び性能分担の決定
  3) 実現可能性の検証とデザインレビュー
  4) 期間とコストと機能量の決定
  5) 作業実績管理、各種記録
  6) 工程計画
  7) 組込みシステムの品質保証計画
  8) 開発環境整備
3. 組込みシステムのソフトウェア設計・製造
  1)  ソフトウェア仕様書の作成
2)  ソフトウェアライフサイクルの各工程でのレビュー
  3) プログラム作成とプログラムテスト項目の抽出
  4) テスト環境の構築
  5) テストの実施
  6) ハードウェアとソフトウェアの結合テスト
  7) 構成管理
  8) 作業実績管理、各種記録
  9) プログラム作成とプログラムテストに対するレビュー
  10) 作業実績管理、各種記録
4. 組込みシステムのハードウェア設計・製造
  1)  ハードウェア設計書
  2) 演算処理部の設計
  3) ソフトウェアとのインターフェース設計
  4) 入出力インターフェースの設計
  5) ハードウェア製造 
5. システム評価
  1) 検査受検計画の作成
  2) システム評価
6. 保守
  1) 保守計画の作成
  2) 保守のための開発用情報の整理
  3) 保守環境の整備 
  4) 保守の実施

合格基準 午前T、午前U、午後T、午後Uの得点が、それぞれ100点満点中60点以上であること

合格率   15〜20%程度

公式サイト IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者試験

参考書 (Amazon)

noa
情報処理技術者やMOSなど、IT関連の資格に特化した通信教育。

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