法学既修者試験 | 法科大学院の2年コース(既修者コース)出願の際に,受験者が各校に対して自分が法学既修者であることを証明するための資料とすることを目的としている。 法学既修者認定の実施方法・判断等の詳細は各校に委ねられているが,この試験のスコアは,多くの法科大学院で利用されている。 |
アドバンスト (上級) |
スタンダード〈中級〉コースと同様の選択科目(基本法総合を除く)のほか,やや発展的な科目(労働法,倒産法,経済法,知的財産法)を加えた中からもう1科目の選択を要求している。 将来法曹を目指すためのステップとして,また企業や官公署等において法律実務を担当しうるだけの一定水準以上の体系的な法学の実力を証明する試験として利用され,相当高度なレベルとなっている。 |
スタンダード (中級) |
「法学一般」「憲法」「民法」「刑法」の必須科目に加えて,将来の進路や学習の度合い等に応じて5科目(民事訴訟法,刑事訴訟法,商法,行政法,および憲法・民法・刑法をその内容とする基本法総合)から1科目を選択でき,基本的な条文の解釈や重要判例の理解度を測れる。 各種資格試験や採用試験の腕試しとして,さらには法律学の知識・能力の到達度測定手段として利用できる。 |
ベーシック (基礎) |
「法学入門」「憲法」「民法」「刑法」といった基本法についての基礎的知識・能力を測る試験であり,日常の学習のまとめや目安として活用できる。 |
法学既修者試験 | 12960円 | |||
アドバンスト (上級) |
9720円 | スタンダード・アドバンストセット併願 | 8220円 | |
スタンダード (中級) |
6480円 | ベーシック・スタンダード併願 | 8640円 | |
ベーシック (基礎) |
4320円 |
法学既修者試験 | 年1回 7月頃 | |
アドバンスト (上級) |
年1回 11月頃 | |
スタンダード (中級) |
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ベーシック (基礎) |
法学既修者試験 | 正誤問題20 問(各1 点)および択一問題5 問。解答方式はマークシート方式 150分 1)第1部 必須 90分 憲法・民法・刑法 2)第2部 任意 60分 民事訴訟法・刑事訴訟法 |
アドバンスト (上級) |
多肢択一形式。解答方式はマークシート方式 150分 1)必須科目 法学基礎論・憲法・民法・刑法 2)選択科目 選択科目A郡、B郡それぞれから1科目選択 選択科目A群 @民事訴訟法 A刑事訴訟法 B商法 C行政法 選択科目B群 労働法 倒産法 経済法 知的財産法 |
スタンダード (中級) |
多肢択一形式。解答方式はマークシート方式 150分 1)必須科目 法学一般・憲法・民法・刑法 2)選択科目 選択科目A郡、B郡それぞれから1科目選択 選択科目A群 @民事訴訟法 A刑事訴訟法 B商法 C行政法 選択科目B群 労働法 倒産法 経済法 知的財産法 |
ベーシック (基礎) |
多肢択一形式。解答方式はマークシート方式 120分 法学入門・・憲法・民法・刑法 |
法学既修者試験 | 合否ではなく偏差値での評価であり、合格という概念がない | |
アドバンスト (上級) |
合否判定は,法学検定試験委員会が設置する「合否判定委員会」が試験結果を分析した上で決定する。 ただし,受験科目中0点の科目がある受験者は,総合得点にかかわらず不合格とする。 |
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スタンダード (中級) |
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ベーシック (基礎) |
法学既修者試験 | 合否ではなく偏差値での評価であり、合格という概念がない | |
アドバンスト (上級) |
15〜25%ほど | |
スタンダード (中級) |
50〜60%ほど | |
ベーシック (基礎) |
55〜65%ほど |