移動式クレーン運転士とは
移動式クレーン運転士とは、つり上げ荷重が5トン以上ののトラッククレーン、ラフテレーンクレーン、クローラクレーン、フローチングクレーンなどの移動式クレーンを運転するために必要な資格です。
法律上「事業者は、令第二十条第七号に掲げる業務(つり上げ荷重が一トン以上の移動式クレーンの運転の業務)については、移動式クレーン運転士免許を受けた者でなければ、当該業務に就かせてはならない。」との定めがあることから、必置資格に分類されます。
移動式クレーンが用いられている建設、港湾現場の作業を行う企業への就職、転職に有利です。
取得方法
移動式クレーン運転士試験に合格の上、免許申請を行い、免許証の交付を受ける。
受験料
@学科試験 6800円
A実技試験 11100円
受験日程
@学科試験
年6回 5、7、9、11、1、3月頃
A実技試験
年3〜6回 ※開催場所によって開催日は異なる
受験科目
@学科試験 40問
1)移動式クレーンに関する知識
2)原動機及び電気に関する知識
3)関連法令
4)移動式クレーンの運転のために必要な力学に関する知識
A実技試験
1)移動式クレーンの運転
2)移動式クレーンの運転のための合図
合格基準
@学科試験
試験課目ごとの得点が40%以上であり、かつ、合計得点が60%以上であること
A実技試験
減点の合計が40点以下であること