１．システムアーキテクトとはシステムアーキテクトは、2009年度春期に改定された情報処理技術者試験制度の試験区分
でレベル4に設定され8つの資格の1つです。高度IT人材として確立した専門分野をもち、ITストラテジストによる提案を受けて、情報システム又は組込みシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャを設計し、情報システムについては開発を主導する技量を評価されます。
情報処理関連の企業への就職を目指す方で、特に技術職である場合には就職に非常に有利であり、就職後のキャリアアップとしても有用です。
２．取得方法
システムアーキテクト試験に合格すること
３．分類
なし
４．受験費用
5100円
５．受験日程
年1回 10月第3日曜日
６．受験資格
特になし
７．受験科目
午前Ⅰ：多肢選択式(四肢択一) 50分
午前Ⅱ：多肢選択式(四肢択一) 40分
午後Ⅰ：記述式 90分
午後Ⅱ：論述式 120分
| １． |
提案依頼書(REP)の準備 |
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１） |
提案依頼書の準備 |
| ２． |
提案書の準備 |
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１） |
提案書の準備 |
| ３． |
プロジェクト計画立案の支援 |
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１） |
プロジェクト計画立案の支援 |
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２） |
情報システム開発プロジェクト計画承認への助言 |
| ４． |
システム化計画の立案 |
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１） |
システム化計画の基本要件の確認 |
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２） |
対象業務内容の確認 |
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３） |
対象業務のシステム課題の定義 |
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４） |
対象業務システムの分析 |
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５） |
適用情報技術の調査 |
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６） |
業務モデルの作成 |
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７） |
システム化機能の整理とシステム方式の策定 |
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８） |
システム移行に対する基本方針の明確化 |
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９） |
他システム連携に対する基本方針の明確化 |
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１０） |
システム運用と保守に対する基本方針の明確化 |
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１１） |
環境整備に対する基本方針の明確化 |
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１２） |
システム再利用に対する基本方針の明確化 |
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１３） |
教育・訓練に対する基本方針の明確化 |
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１４） |
サービスレベルと品質に対する基本方針の明確化 |
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１５） |
実現可能性の検討 |
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１６） |
全体開発スケジュールの作成 |
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１７） |
システム選定方針の策定 |
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１８） |
費用とシステム投資効果の予測 |
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１９） |
プロジェクト推進体制の策定支援 |
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２０） |
経営事業戦略、情報戦略、システム化構想との検証 |
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２１） |
システム化計画の作成と承認 |
| ５． |
１） |
利害関係者のニーズの識別と制約事項の定義 |
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２） |
業務要件の定義 |
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３） |
新組織・業務環境要件の具体化 |
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４） |
機能要件の定義 |
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５） |
非機能要件の定義 |
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６） |
スケジュールに関する要件の定義 |
| ６． |
システム開発の準備 |
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１） |
開発作業のライフサイクルモデルの決定 |
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２） |
開発環境の準備 |
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３） |
開発プロセス実施計画の作成 |
| ７． |
システム要件定義 |
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１） |
システム要件定義 |
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２） |
システム要件の評価 |
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３） |
システム要件の共同レビューの実施 |
| ８． |
システム方式設計 |
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１） |
システムの最上位レベルでの方式確立 |
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２） |
利用者文書(暫定版)の作成 |
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３） |
システム結合のためのテスト要求事項の定義 |
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４） |
システム方式の評価 |
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５） |
システム方式設計書の共同レビューの実施 |
| ９． |
ソフトウェア要件定義 |
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１） |
ソフトウェア要件の確立 |
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２） |
ソフトウェア要件の評価 |
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３） |
ソフトウェア要件の共同レビューの実施 |
| １０． |
ソフトウェア方式設計 |
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１） |
ソフトウェア構造とコンポーネントの方式設計 |
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２） |
外部、コンポーネント間の各インターフェースの方式設計 |
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３） |
データベースの最上位レベルの設計 |
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４） |
ソフトウェア結合のためのテスト要求事項の定義 |
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５） |
ソフトウェア方式設計の評価 |
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６） |
ソフトウェアコンポーネント設計のレビュー |
| １１． |
ソフトウェア詳細設計 |
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１） |
ソフトウェアコンポーネントの詳細設計 |
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２） |
ソフトウェアインタフェースの詳細設計 |
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３） |
データベースの詳細設計 |
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４） |
利用者文書の更新 |
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５） |
ソフトウェアユニットのテスト要求事項の定義 |
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６） |
ソフトウェア結合のためのテスト要求事項の更新 |
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７） |
ソフトウェア詳細設計及びテスト要求事項の評価 |
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８） |
ソフトウェア詳細設計のレビュー |
| １２． |
システム結合 |
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１） |
システム結合計画の作成 |
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２） |
システム結合テストの実施 |
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３） |
システム的確性確認テストの準備 |
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４） |
システム結合テストの評価 |
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５） |
システム結合テストの共同レビュー実施 |
| １３． |
システム適格性確認テスト |
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１） |
システム的確性確認テストの実施 |
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２） |
システムの評価 |
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３） |
利用者文書の更新 |
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４） |
監査の支援 |
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５） |
各納入ソフトウェア製品の準備 |
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有用、保守に引き継ぐソフトウェア製品の準備 |
| １４． |
ソフトウェア導入 |
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１） |
ソフトウェア導入(インストール)計画の作成 |
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２） |
ソフトウェア導入の実施 |
| １５． |
ソフトウェア受入れ支援 |
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１） |
取得者の受入れレビューと受入れテストの実施 |
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２） |
ソフトウェア製品の納入 |
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３） |
取得者への教育訓練及び支援 |
| １６． |
運用テスト |
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１） |
運用要件の明確化 |
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２） |
運用方式の設計 |
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３） |
運用テスト計画の作成 |
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４） |
運用テストの準備 |
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５） |
運用テストの実施 |
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６） |
運用テスト結果の確認 |
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７） |
システム運用の訓練 |
| １７． |
業務及びシステムの移行 |
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１） |
移行計画の作成及び実行 |
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２） |
移行評価のためのレビュー |
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３） |
旧環境関連データの保持と安全性確保 |
| １８． |
システム運用の評価 |
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１） |
システム運用の評価 |
| １９． |
業務運用の評価 |
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１） |
業務運用の評価 |
| ２０． |
投資効果及び業務効果の評価 |
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１） |
投資効果及び業務効果の評価 |
| ２１． |
保守にかかわる問題はあく及び修正分析 |
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１） |
問題報告又は修正依頼の分析 |
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２） |
修正実施の選択肢の用意と修正案の承認 |
８．合格基準
午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰの得点が、それぞれ100点満点中60点以上かつ午後Ⅱの評価がランクA、B、C、DのうちランクAであること
９．合格率
10～15％程度
１０．公式サイト
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者試験
