分数のわり算(後編)

 

ここでは

「後ろの分数をひっくり反して掛け算する」

つまり、なぜ逆数を使うと答えが出せるのか?

の解説に、挑戦してみたいと思います。

 

前編の内容を前提として

話しを進めていくので、そちらを先にご覧下さい。

 

前編では

6÷2=3

の意味を

 

6個のボールを 「容量がボール2個分の箱に収める」 と

必要な 「箱の数は3つ」 になる。

 

と考えました。

 

 

 

 

の場合はどうかというと

 

「箱の容量はボール 1個分」なので

必要な箱の数は

と、すぐ出てきます。

 

 

 

では「箱の容量がボール 個分」の時、つまり

の場合はどうかというと

 

 の時と比べて

 

箱の容量がになっているので

 

箱の数は「の逆数」=2倍、必要になります。

 

よって答えはの時の「箱の数」の2倍

 

つまり箱、となるわけです。

 

 

 

この事から察するに、

例えば

」の意味を

 

○個のボールを 「容量がボール1個分の箱に収める」 と

必要な 「箱の数は個」 になる。

と解釈したとき

 

 

分数の割り算

 

」と比較して

 

箱の容量が「ボール個分」に減った分(増えた分)

 

「箱の数○」培」に増やさなければ(減らさなければ)ならない

と考える事ができる、と思います。

 

 

 

さて、どんなもんでしたか?

 

最後にもう一度、諸注意を…

ここに書いた事は

学術的な裏付けを一切していないので

鵜呑みにしないでください。

 

 

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