[129] ひっこし 投稿者:わし 投稿日:2005/01/18(Tue) 21:04

最近は別のところに書いてます、無言日記。
http://blog.livedoor.jp/shibat9/


[128] こたつにて 投稿者:わし 投稿日:2005/01/01(Sat) 21:22

衛星放送のシネフィルイマジカでは、24時間で100本の短編映画を放映。ビデオを3倍モードにして録画中、今度は夜中の1時にテープを交換せねば。5分位のシンガポールの食堂の話が良かった、昔なら短編小説で表現するのが適しているような、少し前ならマンガが適しているような世界。デジタルビデオをパソコンで編集できるのだから、映画も個人レーベルみたいなものが沢山出来るだろう。
今、教育テレビでは、ウイーンフィルのニューイヤーコンサートの生中継。ウイーンフィル上手過ぎ、テレビの小さなスピーカーから音色の変化がはっきり聴き取れる。バランスの取り方が驚異的に上手いのだろう。


[127] 大晦日は 投稿者:わし 投稿日:2005/01/01(Sat) 01:06

大晦日はコタツでテレビを見て過ごそうとしたが、テレビが信じられないほどつまらない。紅白歌合戦はやはりひどくて、他のチャンネルも格闘技かお笑いで、大晦日だから特別なことをしようというのが裏目にでて全く全然信じられないほど駄目。もうテレビは昔のようなメディアじゃないな。12チャンネルのボレロで新年カウントダウンを見て新年をコタツで迎えた。


[126] ガルカンチュワ物語 投稿者:わし 投稿日:2004/12/30(Thu) 23:05

私が持っている岩波文庫の「ラブレー第一之書ガルカンチュワ物語」は、16世紀にラブレーがフランス語で書いた文章を1941年とか戦時中に渡辺一夫が訳したの約250頁の本文と約250頁の注と解説で516頁の分厚さになった本で、間にレシートが挟まっている。57年7月4日 600円 消費税がない。57年ってなんだ? 昭和57年って何年だ? 57+25で、1982年、22年前に買ったことになるこの516頁の本を今までに3頁以上続けて読めた事が無かったと思う。この間「電車男」を読んでから意味之判らない単語/文章との距離之置き方が違ってきたと思ふ、読めるのだよこの本が。違う本も試してみようかな、ヘーゲルとか。


[125] ミスター・アン 投稿者:わし 投稿日:2004/12/27(Mon) 19:57

一旦全部C7にしたものにF7とA-flat7を混ぜると曲みたいになって来た。


[124] 日曜日 投稿者:わし 投稿日:2004/12/26(Sun) 23:53

車が故障して代車がある。代車に乗って妻と池に行く。池には鳥がいる。アヒル、鴨、カモメと分類される生物に、パンのみみをやると食う。満足する。代車をさらに走行せしめ古本屋に行く。「ベルリオーズとその時代」2000円、吉増剛造「オシリス石の神」1000円。「柴田山」という詩に柴田南雄の「ふるべゆらゆら」のことが書いてある。妻は、谷崎潤一郎全集全30冊で6000円、保田與重郎「現代畸人伝」を買う。満足。とんかつ屋でエビと豚とキャベツなどを食う。満足する。

昨日は、Book-offで文遊社「阿部薫1946-1978」というのを950円で買う。様々な人が阿部薫をめぐって書いた文を集積し、資料を添えたもの。よい本だ。雨宮拓さん、庄田次郎さん、大友良英さん、川崎克己さんなど知ってる人々の文も収録されてる。私は阿部薫の生演奏を聴いた事がないが、高校生の時、未だ薄かった「ぴあ」でGoodmanかどこかのスケジュールで名前を見た事がある。


[123] Goodmanでの演奏 投稿者:わし 投稿日:2004/12/26(Sun) 23:24

ピアノだけで演奏した。ピヤニカを持って行かなかった。

1stセット 約28分
・10本指の鍵盤上でのダンス、ペダルを使わない
・ペダル踏みっぱなし減衰音の積み重ねの音響音楽

2ndセット 約28分
・イパネマの娘:譜面台が倒れた
・トロイカ
・ラウンドアバウトミッドナイト
・パノニカ
・オフマイナー
・レッツクールワン

スカ風の和音を弾く、うちにあるピアノとグッドマンのピアノでは触り心地がかなり違う。テンポのある曲を弾けないようなテンポで始めてしまう傾向があるのでメトロノームを持って行ってテンポを確認した。割と思った通りに弾けた。

対バンの雨宮拓+池上秀夫+田宮ガクの演奏も落ち着いて楽しめるものだった。ジャズです。田宮さんの床にシンバル類を直に置くパーカッションも良かった。


[122] 忘れていた、他人の耳 投稿者:わし 投稿日:2004/12/26(Sun) 15:08

「他人の顔」だったら安部公房、「他者の耳」というのはジャックデリダだが、「他人の耳」と言うのを書こうと思って、そのメモとして無言日記を始めたのだったよ。年も変わるし他人の耳を、地人の耳を、他社の耳を
耳も悪いが、目も悪くなって(老眼&特発性黄斑部網細血管拡張症)不安だよ。やはり「他人の耳」を書かねばね。


[121] テーマの使い方 投稿者:わし 投稿日:2004/12/24(Fri) 00:28

モダンジャズ、フリージャズの一般的形式
・テーマ〜(テーマのストラクチャーに基づく)アドリブソロ〜テーマ

明日やるのは、
・テーマのストラクチャーに基づくアドリブ(一人スカ)〜テーマ
・テーマ〜テーマのストラクチャーに基づくアドリブ(一人スカ)
・テーマ〜テーマの変形1〜テーマの変形2〜テーマの変形3....


[120] 明日は何を演奏するか。 投稿者:わし 投稿日:2004/12/24(Fri) 00:20



明日のGoodmanでのsolo、ピアノだけで演奏する予定。
明日の対バンは雨宮拓トリオ、来月は千野秀一さんソロ。

・両手=10本指の鍵盤上でのダンス、senza tempo、短7度/完全4度/短3度の組み合わせ。広い音域の音楽、ペダルを使わない。ダンパーが弦の振動を止める。

・ペダル踏みっぱなし、音が途絶えない、減衰音の積み重ねの音響音楽、「サラーム・ラサーン」のメロディー

・メロディーやコードやストラクチャーのある音楽
セロニアス・モンクの曲
 ブルーモンク:ブルース&ペンタトニック、
 ラウンドアバウトミッドナイト:スカ〜バラード
 パノニカ:繰返し&変形、ウルトラルバート
 オフマイナー:スカ〜テーマ
 ウイシー:繰返し&変形、インテンポ
 レッツクールワン:消えてゆく

イパネマの娘、ディナフィザード:ブラジルからブーイング。
トロイカ:ワルツ、3連音符×4つのリズム入りの悲しい音楽。ロシアからブーイング。


[119] monk順 投稿者:わし 投稿日:2004/12/20(Mon) 00:10

セロニアス・モンクの曲ばかりでソロピアノの曲順を作る

ブルーモンク:ブルースとカキコキフレーズ
ラウンドアバウトミッドナイト:スカ〜バラード
パノニカ:ウルトラルバート
オフマイナー:イントロ〜スカ〜後奏
ウイシー:繰返し変形
エピストロフィー:両手運動
レッツクールワン:消えてゆく


[118] 草間彌生と横山大観 投稿者:わし 投稿日:2004/12/19(Sun) 00:37

竹橋の国立近代美術館で草間彌生展と常設展を見て来た。
・金曜の夜は8時まで開館。会社員終えて妻と待ち合わせて行く。
・草間彌生は、やはり良い
・2200円のカタログも良い本だ。 
・今回見ての印象は「無造作」。コンセプチョアルアートと言うか、現物1点の美術品でなく反復して見られる「曲」のような作品。現物と言うより概念。無数の演奏が可能な曲。会場ごとに新たに設置し解体するような作品が多い。それが何か無造作な印象で好ましい。生物の概念をこえた生物がたまたま滞在しているといった感じ。

・常設展では、横山大観の「生々流転」に大笑いした、かなり好き。水が山で湧き川となり海へ流れ嵐となる40mの巻き物で昨日は後半部分が広げてあった。肌色の地に炭色のモノクロームの中に僅かに白色が使ってある。ふーんと思って20mの進むと最後に嵐があり笑う。もう一度20m戻って最初からみる。やはり最後で笑う。リヒャルトシュトラウス的な日本画。重要文化財だそうだ。更にもう一度20m見る、やはり笑う。なんでおかしいのかな。大正12年55才のときの作品、この後戦争になり売上を戦闘機購入のために軍に寄附したりして敗戦後1958年だったかまで長生きした。サルバトール・ダリ、武者小路実篤を連想した。川村美術館で渡り鳥と零戦が飛んでいる屏風を見たときは衝撃を受けた。


[117] ミスターアン 投稿者:わし 投稿日:2004/12/15(Wed) 22:29

エリック・ドルフィーの名曲ミスアンのメロディーの前半は、分解すると大体ペンタトニックスケールになる。様々のキーのペンタトニックが組み合わされているのだが、それを全部同じキーにしてしまう、ラドレミソの5音だけにしてしまう、左手はあと打のC7のコード。地下鉄の中でペンタトニックを移調して書いてたときは、面白いと思ったのだが、今家で音を出して見ると、只間抜けなだけ。でも、捨てがたいものがあるな。ミスター・アン。


[116] 日々稽古 投稿者:わし 投稿日:2004/12/13(Mon) 23:28

インテンポとsenza tempoの練習。
・左手で4拍子あと打4和音で右手がメロディーでジナフィナードをインテンポで弾いてみる。
・ビートルズのアクロスザユニバースを超ルバートで鈍く臭くならないように弾いて見る。断片化して好きな順番に繰り返す。メシアン風和音を使う。ラジオ付きで演奏しても良さそうだ。

・monkのクレプスキュールウイズネリーを耳コピー、コードが判らないところがある。


[115] 電車男に似てるもの 投稿者:わし 投稿日:2004/12/13(Mon) 23:02

・集団即興演奏を録音して編集したCD
カットして、章立てをして、電車男の書き込みを網かけして書籍にする。 音楽の始めと終わりとのポイントを決め、詰まらないところをカットして、バランスの調整をしてCDにする。
・シェークスピアなんかの戯曲
発言者の名前があって、台紙(台詞)が続く。
主人公と、その他の人々、主人公の不在の間のその他の人々のおしゃべり、舞台の外の出来事を舞台で語る、シェークスピアの戯曲を読み通して事が無いのだが、電車男を読んだ今となっては読める気がする。

おk、香具師に萌えれば、職人のAAをコピペしてスマソ。
乙。逝ってよし。

http://www.media-k.co.jp/jiten/wiki.cgi?IndexPage
http://2ch.myu-k.co.jp/2ch_fq.html

ノシ


[114] 「電車男」 投稿者:わし 投稿日:2004/12/12(Sun) 21:34

本屋で新潮社の「電車男」を税別1300円で買って、ストラビンスキー聞きながら読む、とても面白い。どう面白いのかは上手く説明できないが、私にとっては割と画期的、21世紀が来たのを確認。電車男は2004年3月頃22才だから、1982年生まれか。
何に感心したのか忘れないようにキーワードを記すと...匿名の多数の書き手。作者。著作権。「カタカナ」マイナー日本語。それでも残る物語。物語にしてしまう出版社。センスのいい造本。横書き。書き込みを待って徹夜する人。

「電車男」がどのようなものかは、リンクを参照。
・新潮社
http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/471501-8/index.html
・電車男が実話だと勘違いしている人々のために
http://f41.aaa.livedoor.jp/~outerdat/
・2ちゃんねる
http://www2.2ch.net/2ch.html


[113] 名曲CDをまた沢山 投稿者:わし 投稿日:2004/12/11(Sat) 16:46

また借りて来た&買って来た、クラシックの名曲中心に。先ずつまみ食い試聴して見よう。

・ガーディナー指揮、ロバート・レビン(フォルテピアノ)、オルケストル・レボリュショネル・エ・ロマンティク、ベートーベンピアノ協奏曲3番と4番
フォルテピアノの音ってヤマハのシンセサイザー「DX7」的、プラスティック的な音色だ。

・ブラームス&モーツアルト クラリネット五重奏曲 ウイーン室内合奏団 割と平板。ブラームスはもっと髭だらけの暗い情熱音楽がよいな。

・バシュメトva. ブラームス ビオラソナタ1&2、ビオラ3重奏 
クラリネットでもビオラでも演奏できるようになっているブラームス晩年の3曲。ブラームスって若い頃から晩年みたいだった。バシュメトのビオラは強い音。ピアノとのバランスも良い。1984年ソビエトという国家があったころのモスクワ音楽院ホールでの録音。

・シューベルト八重奏曲 ギドン・クレメール、タベア・チンマーマン他 1987年録音。 明るい音。もうちょっと暗い音の方が好みです。

・ベルク、ヤナーチェク、ハルトマン バイオリン協奏曲
トーマス・ツエートマイアーと言う人のバイオリン、ハインツホリガーの指揮、フィルハーモニア管弦楽団。 ベルクの曲は、バイオリン+オーケストラではなく、バイオリンを含む可変編成の室内楽と言う感じで響くなかなか良い演奏。

・ラベル左手のピアノ協奏曲など、アバド指揮ロンドン交響楽団ミッシェルベロフのピアノ。 最初の低音音楽を聴こえるボリュームにすると2分め辺りで近所の苦情を気にしなければならない音量になり落ち着けない。このダイナミクスは、コンサート会場用のもの家庭スピーカー鑑賞用CDを前提にすればもっと違う録音になると思う。ヘッドフォンで街中で聴いても2分め辺りで表情が変わるよこれ。

・マーラー交響曲第1番 ブーレーズ指揮シカゴ交響楽団
レコードでなくコンサート会場で私が生まれて初めてオーケストラ聴いたコンサートでこの曲を聴いた。森正指揮 東京都管弦楽団 東京上野の文化会館 プログラムは、バッハの管弦楽組曲第2番、小倉朗バイオリン協奏曲(初演)、マーラーの交響曲第1番 小学生で両親と3人で行った、1970年頃。で、このCDバスドラムの音が物凄く低い音、音で無くなる位の低周波で実際に部屋が揺れたような気がする、最初の弱音をはっきり聴こえるボリュームにして聴くと。アパートではヘッドホンでないと鑑賞不可能だ、ブルジョワ音楽なのか、年収何百万以上の人用音楽、ジャズの録音エンジニア、なんとかゲルダーは、黒人の持っている安いラジオで聴き取れるように録音したという話を思い出した。と書いている間に音楽はだい3楽章へ、近所を気にしない事にすればいい演奏/録音だな。

・マーラー交響曲第7番 シャイー指揮コンセルトヘボー管弦楽団 
マーラーでは第7番が一番好きだ。マンドリンとギターが聴こえるように録音されているかが私に取って良否をわけるので、先ず第4楽章「夜の歌2」をかける、コンサート会場で生音で自然に聴こえるようなバランスに録音してある、ホルンやフルートに比べて遥かに小さな音量、あらかじめ知らなければ、ギターやマンドリンが鳴っていることに気が付かないであろう。この曲に関してはコンサートではPAを使い、CDには個別マイクを立ててバランスを直すべきと思う。マンドリンが聴こえないと凄く不満。楽器間のバランス調整が明瞭で細かくてバイオリンソロが2秒あって4秒間ホルンソロになりクロスフェードしてファゴットソロになりそうになって弦楽器全体のの響きになりハープの1音がはっきり聴き取れるというような音色音楽になっている。ディーペンブロックというマーラーと同世代1862-1921の人の「大いなる沈黙の中で」というのも入っているが未だ聴いてない。

・アンドラーシュ・シフ バッハのゴールドベルク変奏曲
私にとってゴールドベルク変奏曲は、バッハとグールドの共作だ。他の演奏はカバーバージョン。グールドのレコードから耳コピーして演奏されているような気がしてしまう。譜面を見ても、「コルトレーン完全コピー譜」とかみたいにバッハ/グールドのレコードの採譜のように読んでしまう。シフは、バルトークピアノ協奏曲全曲のビデオをとってあるけどあれはいいなあ。

・ベック/オディレイ 1995年頃
ベックが好きと言うよりこのCD1作が好きらしい。Devils Haircut,The New Pollutionの2曲をはじめとするオーケストレイションが見事。インテンポ、総音量は平均的に大きい家庭スピーカーでの音色音楽。このCDに限らず時々「〜の歌詞対訳は省略させて頂きます何卒ご了承下さい。」という注意書きがあるけどどんな問題があるのだろうか。

・アルバート・アイラー The Hilversum Session 
ジャズのレコードは、オーケストレイションとかバランスをコントロールした音響作品と言う観点から考えると、とてつもなくひどいものが多い。だが、どうやら別の聴き方をしてるようだ、私は、ジャズとなると。レコードとしてアイラーの最大傑作の「ゴースト」とおなじ1964年に同じメンバーでのオランダで録音のこのCD、やはり録音がひどい。けどいいの。


持っているだけで嬉しくなる。
・Stravinsky conducts Stravinsky /The original jacket collection 
9枚組中古で7140円、持ってるだけで嬉しくなる。アメリカでの1960年代のコロンビア盤。演奏録音自体はそれほどいいとも思わない。既に知っている曲をストラビンスキー自身がこのように指揮していたというドキュメント。オリジナルLPジャケットをそのままCDサイズに縮小した紙ジャケットもとてもかわいらしくて持ってるだけで嬉しくなる。「Recent Stravinsky」という1961-67録音の12音技法の曲集や、「Stravinsky conducts music for chamber and jazz ensembles 」の2枚を聴いたところだが聴いている間中ちびジャケットを持って眺めたり裏面の小さな英文を読んだりしてた。持ってるだけで嬉しくなる。


アルバート・アイラーは1936年生まれ1970死亡、ストラビンスキーは1882年生まれ1971年死亡でストラビンスキーの方が後まで生きていた。1971年は私は11才でバイオリンを習いはじめたころ。
私が5才の1964年、帝政ロシア生まれのストラビンスキーはアメリカで「新しい劇場のためのファンファーレ」を作曲し、アメリカの黒人アイラーはコペンハーゲンで「ゴースト」を録音した。


[112] 稽古 手を見る 投稿者:わし 投稿日:2004/12/11(Sat) 10:55

目は譜面でなく鍵盤の上の手に。普段は、コードネームやスケールや譜面のメロディを目が追い掛け、手は無意識的にやっている、どの指でどの音を弾いたのか良く判らない。
鍵盤上の手の形から考えて作る、フレーズ、断片、音楽を。
左手は黒、右手は白。右手の上に左手がかぶさり激しく動く百足奏法。両手一本ずつの木琴奏法。とか。
ビオラで即興演奏をするときは手から考えているようだ。


[111] ピアノの稽古 投稿者:わし 投稿日:2004/12/05(Sun) 23:04

ピアノの稽古をしている。先ず道場を掃除し、ランニングしてから。

・インテンポでジャズ。左手がモダンジャズのようにテンション入りの和音が不規則タイミングで入るので無く、スカのように規則的にあと打する4和音。エリントンのプレリュードtoキス。モンクの曲、オフ・マイナー、パノニカ、ラウンドミッドナイト、ウイシー、レッツクールワン、ナッティー。ブラジル、ネイマ。などのコード進行とストラクチャーと逸脱。左手のスカ和音を半自動的に出るようにしたい。そうすると注意力が全体の音響に向けられる。
・アドリブで使った手に馴染むフレーズを譜面に書き取り、弾き直して見る。移調するなど書き換えて弾いてみる。主に両手の連鎖で弾く急速フレーズ。分解して見るとペンタトニックなフレーズの組み合わせで無調になっているようなフレーズ。リズムを満足するように書けない/弾けないのをなんとかする糸口にもなりそうだ。


[110] 教育テレビで名曲 投稿者:わし 投稿日:2004/12/05(Sun) 22:56

NHK音楽祭をテレビで見る。
ブラームスの交響曲4番、巨体の指揮者、NHK交響楽団。素っ気なく演奏してここぞというときにちょっとアクセントを付ける。テンポ、タイミングをちょっとためる。オーケストラの音色がきれいでない。この曲の私の一番好きな演奏はやはりテレビで見た若杉弘指揮ドレスデン管弦楽団来日公演のもの。結構昔。小柄な若杉弘が大振りでドイツ人のオーケストラでブラームスを演奏する。感動的だったよ。
もう1曲は、ロリンマゼール指揮ニューヨークフィルハーモニーでドボルザーク「新世界」。もうわざとらしい音楽。第一楽章の第3テーマなど、極端にテンポを落し、大げさなアーティキュレイションでフルートが演奏するとバイオリンが同じアーティキュレイションで繰り返す、当然マゼールの差し金で、わざとらしさに吹き出しそうになるが、その後テンポを早くして行くところなどはかっこ良い。基本的に嫌いだが、微妙だな。


[109] ボスのスピーカー 投稿者:わし 投稿日:2004/12/05(Sun) 17:30

使ってなかったスピーカーケーブルの両端をペンチ切り&剥きして、使ってなかった小さなスピーカーを部屋の高い位置へ設置する。同じCDを同じアンプを通して聴いてみる。大きなスピーカーは大きな音を大きく出し小さな音を小さく出すのに比べて、小さなスピーカーは平均的な音量印象に落ち着く。ダイナミックレンジが広すぎる、小さな音が聴こえなくて大きな音がうるさいようなオーケストラ音楽CDは、小さなスピーカで聴いた方が良い。低音が強すぎるエミネムのラップCDも小さなスピーカーの方で適度に音量をあげた方が良い。ジャズは大きい方が良い。とても細かい音を、微妙なテクスチャー聴く場合はやはりヘッドホンが必要。


[108] 強風 投稿者:わし 投稿日:2004/12/05(Sun) 11:04

不吉な空模様だったよ昨晩。朝5時位に目が覚める。風がおもてで呼んでいる。窓ががたがた言い、電柱からわしの家への電線も引きちぎれそうに揺れている。夜が明けるのと同期するように風も弱まる。外に出ると濡れた枯葉が積もっている。柵が倒れて車がへこんでいる。近所の樹が倒れて塀がへこんでいる、市役所の手下が樹を切断して道路を通行可能にしている。すっかり明るい空も雲の流れは速い。地球の表面に住んでいるのがわかる。


[107] 名曲CD 投稿者:わし 投稿日:2004/12/04(Sat) 12:23

またCDを借りて来た&買って来た。

良い
・チョン・ミュンファン指揮パリ・バスティーユ管弦楽団。  サンサーンス交響曲第3番 家でCDで聴くのにダイナミックレンジが幅広すぎない、静かなところもニュアンス音色が良く聴こえ激しいところもうるさすぎない。以前テレビで見たときも良かった。

悪くない
・ブーレーズ指揮クリーブランド管弦楽団のドビッシー「牧神の午後への前奏曲」など。 割と好き。いつもどおり「スコアが見えるような演奏」。良く纏っているレポートを読んだような感じの満足感。
・ロリンマゼール指揮ピッツバーグ交響楽団。サンサーンス交響曲第3番 悪くはないけど好きではない。
・チョン・ミュンファン指揮パリ・バスティーユ管弦楽団。  ベルリオーズ幻想交響曲 他。速すぎるのかなテンポが?
・チャイコフスキー交響曲5番 アバド指揮ベルリンフィル
1994 名曲スコアを見ると第2楽章だけテンポの指示細かいのだがその通りやっている演奏。ちょっと聴くのが疲れる。 
・チャイコフスキー交響曲5番 シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団  ブーレーズほど明晰ではなくアバドほど激しくない、聴きやすい。
・ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団 バルトーク管弦楽のための協奏曲  なんだか「普通」物足りない。
・サイモン・ラトル指揮 ベートーベン「運命」、ブラームスバイオリン協奏曲。 なんか明る過ぎ。
・フルトベングラー指揮ベルリンフィル1938 チャイコフスキー交響曲第6番 ゆっくりとしたテンポ、重厚、SP時代の録音にしては音がいい。

駄目
・ヴェロニカ・ハーゲンのビオラ、パウル・グルダのピアノのブラームスソナタ。 うるさい。
・ネビル・マリナー指揮アカデミーなんとか、フィンジのクラリネット協奏曲。曲はいいのに。

===============
クラシック名曲ではないもの
・ホルノロジー/シルクローベル
超絶技巧の持ち主。ホルンでビバップみたいな急速フレーズを吹きまくる。
・エリック・ドルフィーout to lunch 1964
久しぶりに聴く。やはりベースのリチャードデイビスが良くない。ロンカータがメンバーだったらどんなになったのだろう?
・チックコリア now he sings,now he sobs 1968
チックコリアの初期のレコード。LPは5曲だったのがCDでは13曲も入ってる。ぺらぺらと高速おしゃべりのような演奏。たいした事は言ってないけど、速さだけの快感はある。
・ロスコーミッチェル&リチャードエイブラムス Duets&Solos 1990 まだ聴いてないけど、これは私が買わなければ誰が買うのだろうと心配になって買ったようなもの。
・フレッド・フリス/ジャン・ピエール・ドルエ
これも私が買わなければ誰が買うのだろうといったCD、でもないのかな?誰が聴くのだろう?


[106] 名曲スコア 投稿者:わし 投稿日:2004/11/24(Wed) 23:39

クラシック名曲スコアが本棚に何冊もあるが、クラシック名曲のCDは殆ど無い。手始めに真砂図書館で10枚借りて来た。先ず10秒から1分位全部聴いて見る。

良かったもの
・チェリビダッケ指揮のブラームス交響曲全集
 おかまっぽい気品。徹底してる
・デュプレのドボルザークのチェロ協奏曲
 好き放題のソロのテンポ
・ムラビンスキーのショスタコービッチ交響曲5番
 ムラビンスキーは凄いという先入観がある。この曲のソビエトでの演奏のビデオを見たが良かった。
・カルロス・クライバーのシューベルト未完成
 いつ聴いても無気味な曲。この演奏は殆ど狂気を感じさせる。


私にはダメなもの
・小沢せいじ+ボドロフ チャイコフスキーピアノ協奏曲
 3秒で止めた。大嫌い。
・クリビヌという指揮者のサンサーンスの交響曲3番
 ごちゃごちゃ何言ってるんだか判んない
・シューベルトピアノ3重奏全集 トリオフォントネ
 昨日キューブリックの3時間映画「バリーリンドン」を見たのだがその中で鳴っていた第2番の2楽章が良かったので借りて来たのだがこの演奏はうるさくて駄目。ジャケットを見ていかにも駄目そうなCDだったがやはり駄目だ。曲はいいのにな。

微妙
・シャイーのフランクの交響曲
  シャイーのウ゛ァレーズ全集は凄く良いのだが
・アーノンクールのドボルザーク新世界
  やはりこの人もオカマっぽい
・アバドBPOのドボルザーク8番
  3楽章の頭の最初の音が聴こえない。2つめ以降の音より小さすぎる。

録音の問題でもあるのだけどダイナミックレンジが広過ぎるものは、でかいところがうるさ過ぎ静かなところは聴こえない。


[105] MTVでエミネム 投稿者:わし 投稿日:2004/11/20(Sat) 23:46

MTVでアメリカの白人ラッパー、エミネムEminemのヴィデオを見た。とても面白い。「Mosh」、「Just Loose It」、「Without Me」の3曲。反ブッシュキャンペーンみたいな「Mosh」がかっこ良いのでもう一度みたいとwebを探すと、
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/eminem/top.html
http://www.gnn.tv/content/eminem_mosh.html
このゲリラニュースネットワークというのも何なんだろう気になる。

追加
http://www.eminem.com/


[104] 生音とスピーカー 投稿者:わし 投稿日:2004/11/20(Sat) 17:58

・よく聞く生音の例
自分の声、会話相手の声、電車の轟音、パソコンのキーボードカタカタ、ドアを開ける音、非常階段に響く足音、道を行き交う車の発する諸音響、犬の声帯の振動、借りてるグランドピアノの弦が部屋の空気を振るわす、風の歌、生音コンサートの楽器音。
・よく聞くスピーカーの例
携帯電話の極小スピーカー、駅の天井に付いているスピーカー、電車の天井に付いてるスピーカー、エレベータの壁に埋め込んであるスピーカー、パソコンのビープ音を発するスピーカー、補聴器イヤホン、テレビの小さなスピーカー、CD/レコード/HDR/カセットテープなどの音を発するやや大きなスピーカーまたはヘッドホン、石油販売車のスピーカー、コンサートのPA巨大スピーカー。


[103] 機械に言われる 投稿者:わし 投稿日:2004/11/20(Sat) 10:39

「次は、浅草橋、浅草橋。JR総武線はお乗り換えです。Next Station ......」
「息を吸ってー、はいてー、吸ってー、はいてー、吸ってー、はいてー、.....」
「毎度ありがとうございます。受付時間は、平日後午前9時から午後5時までで・・・・・」


[102] 闇金ウシジマくん 投稿者:わし 投稿日:2004/11/17(Wed) 22:18

真鍋昌平作「闇金ウシジマくん」第1巻やっと買えた。雑誌連載時にも読んだものだけどもう2回読み返した。ウシジマくんは23才の金貸しでひどいことする奴だが、どこか筋が通っている、動物的に。悲惨だがどこか爽快。


[101] 目の検査 投稿者:わし 投稿日:2004/11/16(Tue) 23:41

・先ず、廊下で自動測定器で血圧を測る。レシートみたいな紙に血圧が印字されるのを受付に持って行く。
・廊下で待つ。
・目を覗き込んだ看護士が目が赤いと言う。
・目の撮影に支障がないか医師の判定を検査室で待つ
・やがて来た医者Aが支障が無いと判定する。
・廊下で待つ。
・やがて呼ばれて、検査室で、検査同意書にサインをする。造影剤に対してのアレルギーの判定の注射を青いのと赤いの2本打たれる。
・袖をまくったまま廊下で待つ。
・医者Bが腕を見つめてアレルギー問題なしと判定する。
・瞳孔が開く?目薬を注される。
・廊下で待つ。
・看護士が目を懐中電灯で照らし反応を見る。撮影可能な状態になったようだ。
・眼底撮影機の前に座る。撮影技師がカメラの高さを合わせたりする。撮影工程の説明と気分が悪くなったらすぐ申し出るよう言われる。
・看護士に右腕に点滴の針を刺され、先ずブドウ糖が注入される。
・ブドウ糖がスムーズに流れるようになると、医師Bが現れ同じ針から造影剤を注入する。
・目の前でフラッシュを焚かれるような連続撮影を暫くされていると吐き気がしてくる。申し出ると金属皿が差し出されその中へ胃液を吐く。医者Bが別の注射をしている、何を入れているのかと聞くと造影剤のショックを柔らげる薬だと言う。
・吐くと気分が良くなった。休むかと聞かれたがそのまま続けることにする。
・目玉を上に向けたり下に向けたりしながら相当の枚数を20分位は撮影してやっと終了。
・小便が黄色い蛍光色になる、造影剤のショックを柔らげる薬のせいで眠くなると説明を受ける。
・目が赤いことへの対策として医者Aから目薬の処方せんを貰う。
・ご苦労様と言われ、お世話になりましたと言い3階を去る。
・1階の自動会計機へカードを入れると窓口へ来てくれと機械が言う。窓口には人間がいて、前回の会計が間違っていて返金があるという。
・薬物的眠気が急速に襲う、検査用目薬のため視界も薬物的な状態のまま世間へでる。
・院外薬局で目薬を買うときには、呂律も少し変。
・会社員は早退にしそのまま電車に乗る。
・小便は翌日まで黄色い蛍光インクのようだった。


[100] 清水浩とDUO(翌日) 投稿者:わし 投稿日:2004/11/14(Sun) 23:27

なかなか面白かった又やりたい。

直前にノートに書いた演奏プランは、
第1部 20分
8分 ピヤニカ+ギター:それぞれのメイン楽器
3分 バスリコーダ+シャナイ:息を使う楽器
3分 ビオラ+トロンバックス:グリサンド可能楽器
3分 ピアノ+ギター:減衰音楽器、鍵盤やフレットで音程が区切られる
3分 バス・ピヤニカ+トロンバックス:不自由な低温楽器
結果は、25分位。

対バンのwindsyncと合同即興で10分位演奏
ミシガン生まれのエミュ:笛類、小野正:sax、清水:トロンバックス他、しばてつ:ピヤニカ と4人とも吹きもの。 

第2部のプラン
15分 パーカッション/非楽器
   ピアノ+シャナイ/トロンバックス
10分 ピヤニカ+ギター
結果。ピアノ+シャナイ/トロンバックスが完全に抜け落ち。非楽器パートが結構派手なことになった。


[99] 清水浩とDUO(直前) 投稿者:わし 投稿日:2004/11/13(Sat) 16:31

今日は、goodmanで清水さんとDUO。荷物を車に積み込み出かけるところ。いろいろな楽器の組み合わせで演奏しようという事だけメールで話した。どんな風にしたら面白いかな。
 青ペンでカードに、ギター、シャナイ、トロンバックスと清水さんの演奏する楽器を書く。赤ペンで、ピアノ、ピヤニカ、ビオラ、バスリコーダと私の楽器を書く。テーブルの上に青赤2枚ずつ並べて見る。減衰音楽器、息を使う楽器、平均率楽器、グリッサンド可能楽器、など。カードを手帳に挿んでかばんに入れる。


[98] 出来かけの曲 投稿者:わし 投稿日:2004/11/03(Wed) 23:15

昔書いた5線紙のちょっと埃臭いファイルを捲る。メモ、なんかの曲の書き換え(リズムの表記換え、スコア→ピアノ譜)、音楽の断片、練習曲、などの他に、出来かけで放置してある曲が多量にある。題名をつけた、すぐに演奏可能な曲だけでも随分ある。題名をつけてない曲も沢山ある。途中まで作って放置してあるのも多量にある。先ず、題名までつけてある曲から整理しよう。すっかり忘れていたてもったいないのもある。


[97] 「文学界」11月号 投稿者:わし 投稿日:2004/11/03(Wed) 23:06

を、買って来た。柄谷行人+浅田彰+大澤真幸などの討議「絶えざる移動としての批評」、水上勉と種村季弘への追悼文、ラッヘンマンの「マッチ売りの少女」について書いてある文、島田雅彦の「退廃姉妹」、辻仁成などを読みかける。目次を見ると、未だ、伊藤比呂美、中原昌也、など読みそうなものがある。900円は、結構お買得。


[96] 人気のない雨のライブハウス 投稿者:わし 投稿日:2004/10/31(Sun) 10:59

雨の中の昨日Goodmanソロ

1st set 約25分
・小さな中国製アコーディオンと声で、アルバートアイラー2曲。声が小さかった。
・ビオラソロの即興。ピアノにチューニングを合わせて、立ってチェロ型奏法〜立って顎はさみバイオリン型奏法〜ピアノの前に座ってチェロ型奏法、開放弦とピアノペダルのユニゾン付き。

2nd set
・角田duo
 four、ナルディス、波 
・ピアノsolo
リズムやテンポが変化する(してしまう)だいたい反復音楽 〜「処女航海」


[95] 今日はどんな演奏しようかな。 投稿者:わし 投稿日:2004/10/30(Sat) 13:02

今日は、Goodmanのソロの日。私のGoodmanソロは、どちらかといえば演奏者本位の場で、未知の人とのセッションや、やった事のないことを試すことに重点を置いている、というかそうなっているのを放置している。(Goodman細田モリシゲしばtrioの物音音楽は安定して聴けます、演奏してる方ももちろん楽しんでいるけど)
 で、今日は1set角田くんとボサノバをやるのは決めてある。あとは何するのか昨日から考えている、誘ったチェリストからは返事ないし、ソロでなにか。

・中国製アコーディオンと声で、アルバートアイラー「ゴースト」、自作の「食欲のない鳩」など。
・武者小路実篤の「人生論・愛について」をピアノを弾きながら、即興で歌う、読む、ラップする、間奏を付けるなど。(3頁ほどやってみたら喉が痛くなってしまった。)
・ピアノでインテンポとsenza tempoがはっきりと交代する即興。
・バス・リコーダソロの即興。
・ビオラソロの即興。
・昔良くやった、クラシックやジャズの断片をピヤニカで次から次へ弾く。
・楽器を殆ど使わない即興。板とか椅子とか体とか。
どうしようかな、決めないで行くのも良いかもしれない。


[94] 3Points and a mountain 投稿者:わし 投稿日:2004/10/28(Thu) 12:31

って、いいCDだな。
P.ブロッツマン、M.メンゲルベルク、H.ベニングの1979年の即興音楽。日本語解説をギタリストの清水浩さん(11/13Duo予定)が書いていた。


[93] 野村誠の「あたまがトンビ」 投稿者:わし 投稿日:2004/10/28(Thu) 12:26

って、いい曲だな。
会社員中の脳内バックグラウンドミュージックになっている。


[92] 近藤譲の「言葉」 投稿者:わし 投稿日:2004/10/26(Tue) 22:53

って、いい曲だな。


[91] 右と左から聴こえるもの 投稿者:わし 投稿日:2004/10/26(Tue) 22:28

・右耳の横のピヤニカが「ドレミファソ」、左耳の横のピヤニカが「ソファミレド」と同時に鳴る。くすぐったい感じ。
・遠くの2つのピヤニカが「ドレミファソ」「ソファミレド」と鳴ると、全体としては「ソファミファソ」と聴こえる。
・ギョーム・ド・マショーのノートルダムミサにそんなフレーズが一杯出てくる。CDで聴いても、Pーブロッで演奏もしたこともあるけど、いま一つピンと来ないのは、音の出てくる位置の問題か?


[90] 演奏時間では「電波梅」の方が長かった 投稿者:わし 投稿日:2004/10/25(Mon) 20:40

もう、随分昔のような気がしてたけど、今年の3月だったかに初演した、オンドマルトノとピヤニカの「電波梅」の方が確か15分ぐらいあって長い。
楽譜を書く量が、練馬の方が多かった。
「電波」の方は、最初の全音符1こで30秒は掛かったし、パートは2段だし、カデンツアというのもあった。特殊な記号も少なくないので、手書きで書いた。全くその通りなのだけど読みにくいと言われた。
「練馬」は、5段で、全て音符で書いてあり、テンポも速く、8分音符中心。パソコンの楽譜ソフトで印刷。取り敢えず書いてから、修正して行くという作り方をしたので、パソコンが無ければできなかったと思う。



[89] P-ブロッコンサート無事終了 投稿者:わし 投稿日:2004/10/25(Mon) 20:29

新潟で地震が起きた日、東京も揺れた。「リトルネロ練馬」の演奏中に細長いビルの8階である門仲天井ホールもゆらゆら揺れたけど演奏続行。演奏中なので会場の人々も黙っている。人が沢山居る所が地震でゆらゆら揺れているのに、ピヤニカの音響と天井のスポットライトがカタカタぶつかり合う音響だけがある。幸い、4回目の余震である揺れは納まり、初演は続行。会場全体の集中力が強まり、演奏も良くなった。
翌日も、松伏町と云う所のピアノ発表会の、ゲスト(?)アトラクション(?)で、「練馬」と野村誠の「あたまがトンビ」を含めた数曲を演奏。両方とも良い演奏だったと思う。
この辺の日々の出来事が交差しているので野村誠日記にも同じ出来事が違う言葉で書かれている。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~nomu104/dialy4-10.html

即興演奏は20〜40分ぐらいはざらだけど、全て記譜した音楽では8-9分の「リトルネロ練馬」が最長の作品となった。


[88] 「リトルネロ練馬」曲目解説 投稿者:わし 投稿日:2004/10/22(Fri) 22:04

「練馬」は漢字。「リトルネロ」はカタカナ。

 「練馬」は、練馬区に住んでいた時に作った4小節のメロディー。「リトルネロ」は、イタリヤ語「ritornello」のカタカナ形。昔の西洋音楽で同じメロディーが繰返し現れるロンドのような形式を意味する。

 ところで、カタカナは、原語の発音の近似値だ。日本国内で有効。「リトルネロ」とイタリヤ人に書いても、「ritornello」とは思ってくれない。翻訳とも違う。「リトルネロ」というカタカナは、なかなか覚えられなかった。
リトルネルロ、リトロネルロ、リトロネルとか何度も懲りずに多様な間違えを創作した。

 「リトルネロ練馬」には、「練馬」のメロディーが何度も何度も現れ、ミニマルミュージック、フーガ、鳥の声、人骨のラッパのファンファーレ、などのカタカナ形を満載している。フーガは、同じメロディーが次々と違う声部に現れ、その後段々退屈になって行く形式と言うのが原語形。似てるけれども違うメロディーやメロディーに似てるものが次々と違う声部に現れそこで終わってしまうのが、カタカナ形の一例。パロディーとかでは無く、割と本気なのだけど、カタカナ形は、原語とずれている。原語で生活する人からは、変な発音、と笑われる。カタカナを不完全な代用品としてではなく別の原語として通用させる野心。クリエイティブカタカナ。

 イラクの古典音楽を、家でCDで聴く。解説書の曲名や演奏者名を表現しているカタカナを読む。この、ウードの上手な1954年生まれのサブドル・サミエさんは、私より5つ年上で、ちょうど50才。戦火や病やその他を乗り越え生きていれば。イラクの音楽の音程は西洋楽器の音程と違う。そのメロディを西洋本格楽器のカタカナ形であるピヤニカで真似するとメロディーの音程のカタカナ形ができる。

 カタカナが不完全な代用品ではなく、別の原語になる。のは良い事だと思うが、傲慢は良くない。グローバリズムは、カタカナだと言う事を忘れて、世界中にカタカナを押し付けることではないだろうか。カタカナでなく英語だけど。


[87] ノー、ダブルスタンダード 投稿者:わし 投稿日:2004/10/10(Sun) 11:48

自らに降り掛かるそれを、どうにかする。


[86] 練馬完成 投稿者:わし 投稿日:2004/10/06(Wed) 22:16

昨日譜面完成。今日、メンバーに譜面発送。仙台、京都、東京。一人住所判らない。ああ、疲れた。


[85] 今日の練馬は、9分 投稿者:わし 投稿日:2004/10/01(Fri) 22:12

もう練馬を聴き返すのは、飽きて来た。違和感があったところもあんまり聴き過ぎて慣れて来てしまったのでちょっと良くない。パソコン+midi音源から少しはなれて、出来かけのスコアを見ないで、ピアノで弾いてみたり、口ずさんでみたり、手拍子と一緒に口ずさんでみたりして、みる。明日midi音源のを聞き直すと違和感復活してくれるだろう。其処だけを直そう。明日がある、明日がある、明日があるから、今日はいい。と言う訳で、今日は早寝の予定。


[84] 今日は5時間 投稿者:わし 投稿日:2004/09/29(Wed) 00:44

「練馬」。今日は5時間いじくる。midiデータをいじくる。5パートに書き換える。変更する。ピヤニカでパートを吹いて見る。スコアを印刷してもう寝よう。


[83] 野村誠も作曲中 投稿者:わし 投稿日:2004/09/27(Mon) 12:47

「リトルネロ練馬」は、10/23「鍵盤ハーモニカの冒険2004」で演奏する予定なのだが、野村誠も新曲を作曲中だ。
↓日記にそのことが書かれている。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~nomu104/diary.html

彼は最初から順番にスコアを書いているようだ。日々起きることや作曲過程が全然違って面白いですよ。


[82] 今日は曝睡 投稿者:わし 投稿日:2004/09/27(Mon) 01:41

23(祝)に「練馬」はかなり進展、11分の曲で、鍵盤ハーモニカで演奏できる状態の楽譜に半分ぐらいはなっていた。

24日(金)まず会社員。印刷したスコアになりかけを見ながら聴き返す。長いと思う。cutするところを考える。ブルックナーの交響曲みたいに、ゲネラルパウゼがあって次の部分へ移るところが8か所もある。夜、東京zeppでミンミのコンサートを見る。2000人位入ってたらしい。 

25日(土)まず会社員する。midiデータを「時間を削除」コマンドでバサバサ切り、繋がりは気にせず8分バージョンを作る。Goodmanでライブをする。主に板をティンパニのマレットで叩くsolo。清水浩、池上秀夫との即興演奏。お客は2人。

今日は、その8分バージョンのスコアになってない部分をスコア化しようと予定だったが、曝睡、&、昨日のライブの録音を聴き返したりしてたので進展なし。


[81] 今日の「練馬」 投稿者:わし 投稿日:2004/09/22(Wed) 00:38

題名は「リトロネル練馬」でなくて、「リトルネロ練馬」。
パソコンで試作した練馬、打ち込みと即興演奏を繋ぎあわせた練馬を7回聴く。通勤途中の地下鉄で2回、昼休みに2回、帰宅途中に1回、自宅でスピーカーから2回。10分のものだからこれだけで70分の練馬。聴いて、メモをしただけ今日は。直すべきところは、はっきりして来た。8分位に落ち着きそうだ練馬。


[80] リトルネル、リトロネル、リトルネル、その他 投稿者:わし 投稿日:2004/09/21(Tue) 12:53

リトロネルでなくてリトルネルが正しい。レトロネルでもリトロレルロでもなく。単純な覚え間違えだけど。
リトルネロ、リトル寝ろ、小寝、小睡眠、ちょっと寝ろ。


[79] うー、まー、このまま 投稿者:わし 投稿日:2004/09/20(Mon) 14:36

このまま最後まで続けてみよう。4分めまで出来たし。midi修正、彫刻タイプの作曲プロセスになりそう。一旦作って、聴いて、修正したり、削ったり、入れ替えたり。今回は最初から順番に紙に書いて行く作曲というのをしてみようと思ったのだけども。


[78] そのうえパソコンに異音 投稿者:わし 投稿日:2004/09/20(Mon) 10:34

そのmidiを入力して楽譜を印刷させようとしている旧式のパソコンのファンの音だと思うのだが、妙に音がでかい。壊れないでね、できるまで。


[77] ちょっと変 投稿者:わし 投稿日:2004/09/20(Mon) 10:31

きょうも「リトロネル練馬」の続き。紙の上に鉛筆で書いたものを、パートごとにその楽器で吹いてみる。別に変じゃない。いっぺんに聴くには、ピアノでは手が足りないフレーズ、それに音色も、減衰音/変化のある持続音が違うし第一、自分の耳と繋がっている手が弾くのを聴くのと別のところから聴こえるのでは違う。パソコンに紙に書いた音符をパソコンに入力してmidi音源をスピーカから聴く。ベロンシティは均一でタイミングも8分音符単位。ちょっと変。というか、「それで何?」といいたくなる音。手が足りないピアノで無理矢理、紙の音符を弾いてみる。すると「これで良い」という感じがする。その差を考える。耳に繋がっている手が弾いたという満足感と距離の喪失を差し引いて、唯物論的なタイミングや強度の数値を足して音符に簡潔に記入できればスコアとしては良い。スコアとして良くてその後どうするのか? その後を考えれば、「スコアとして良い」の基準もまたちがう。
要約すると、昨日は「もうできたも同然」と思ってたのが、今日は焦ってます。


[76] やはりパソコンも使う 投稿者:わし 投稿日:2004/09/19(Sun) 19:35

やはりパソコンも使う。8〜10分の曲になりそうな感じになってきた。パソコンは、MIDIで即興演奏を記録する。部分の試作をステップ入力で。それをテープにダビングして買い物の時、車で聞く。紙にメモをとる。スコアもmidiデータからパソコンで印刷したものが使えるか、それとも手で書き直したほうが良いか? ともかくもうちょっとmidiデータを作り聞いてみる。各パートの同時演奏としての音響という考え方は捨てない。今夜も遅くまでかかるだろう。


[75] 吹きながら鉛筆と消しゴムで書く 投稿者:わし 投稿日:2004/09/18(Sat) 18:26

今日から3日で、ピヤニカ5重奏「練馬」のスコアを書こうと計画。ソプラノ、アルト、バスの3本と、B4の五線紙、シャープペン、消しゴムを机の上に置くともう疲れちゃって、すでに夕方。生め草音符は書かない、各パートの同時演奏としての音響、最初から順番に書く、ピアノでなくピヤニカを吹いて音を確かめる、などの方針。


[74] 矢印キーとデリートキーで 投稿者:わし 投稿日:2004/09/17(Fri) 00:22

角田亜人(つぐと)としばてつのボサノバライブ、於「公園通りクラシックス」は、只今、絶賛終了後。
ボサノバライブ只今終了。
(つぐと)、「公園通りクラシックス」、後。
(つぐと)としばイブ公園通り終了後。
田とばてのボサノバライブ、「通り」は、只今、絶賛後。
於公園通りクラシックス」は、只今、。
(つぐととてつのラ、於「公園、只絶終了。
()、「」、、。
(つぐと)、後。
人としばてのボサバラブ、於、只今終了。
ボサノバライブは終了。
後。
只今絶賛終了。
ご来場頂いた方々、「公園通りクラシックス」さん、ありがとうございます。



[73] 練馬作成 投稿者:わし 投稿日:2004/09/15(Wed) 23:20

まず断片作成。5人で5段の五線紙スコア。全パートを吹いてみながら鉛筆で書く。
フーガ。テーマが出現するごとに変わる。即興でフーガをやる、誰かがテーマを吹き、それを次の人が聴いて5度上で吹くのが失敗して結果として変形されて鳴り、対旋律を続け、声部は交差し、偶然部分ユニゾンができ、全員テーマを吹いたらストレッタをやる、というのを一人で吹いてみたのを、鉛筆で記譜する。消しゴムがあるから大丈夫。


[72] ネリマは練馬 投稿者:わし 投稿日:2004/09/13(Mon) 19:52

「ネイマ」という名曲がコルトレーンにあるけど、この頃は「ナイーマ」と表記されてる。「ネリマ」は、歌詞がついている4小節のメロディーで、その歌詞は「練馬、練馬、練馬、練馬、練馬、練馬、練馬、練馬だ。」だ。練馬に住んでいるときに作ったのだろう。


[71] ネリマにしよう 投稿者:わし 投稿日:2004/09/10(Fri) 22:19

P-blotの新曲、「そど」というのを試作してたのだけど、「ネリマ」に変更しよう。


[70] ということは、 投稿者:わし 投稿日:2004/08/31(Tue) 23:48

ということは、
 ・オクターブ17等分
 ・オクターブ13等分
 ・オクターブ11等分
の3つがオクターブ以外は、平均率と一致する音がないのね。19〜23等分を検討してないけど。
 ということは、純正律のように、基音を決めないと音階ができないのね、「変イから始まるオクターブ11等分音階」のように。
 そういう音を手近に置いて聴きたいなー。


[69] 手近に置きたい音 投稿者:わし 投稿日:2004/08/31(Tue) 23:42

ピアノとピヤニカは、直ぐに音が出せるようになっている、自宅の部屋。声は直ぐ出せるのに作曲にはつかわないな。1オクターブ12等分の平均率以外の音律を手元に置きたいな。
 ・オクターブ24等分:半音を2等分:四分音
 ・オクターブ18等分:全音を3等分:「村松ギア・エンジンによるボレロ」但し弦楽器による曖昧な音程が意図されているらしい。
 ・オクターブ17等分
 ・オクターブ16等分:短3度を4等分
 ・オクターブ15等分:長3度を5等分
 ・オクターブ14等分:増4度を7等分
 ・オクターブ13等分
 ・オクターブ12等分:普通の平均率
 ・オクターブ11等分
 ・オクターブ10等分:増4度を5等分
 ・オクターブ9等分:長3度を3等分
 ・オクターブ8等分:短3度を2等分

 パソコンとmidi音源でなんとかできないかな。最近のソフトシンセって音律も自由にできるものかしらん。
 これらの音高セットを手近に置いて、遊ぶ、即興する、記録する、好きなもの、層でもないものを区別する、記譜法などは後から考える。
 確か高橋悠治の自選作品リストに載ってない曲で2オクターブか何かを何等分したピアノ曲があったと思う。


[68] サントリーサマーフェスティバル 投稿者:わし 投稿日:2004/08/31(Tue) 20:53

サントリーサマーフェスティバルという現代音楽のコンサートシリーズへ行って来た。
何聴いて来たのか、備忘録、曲名演奏者名羅列。


1.グロボカールが自身の音楽、新作について語る 8月23日(月)

2.海外の潮流 管弦楽 8月24日(火)
ジュリアン・アンダーソン(1967- ) イギリス: イマジンド・コーナーズ(2002)
ハンスペーター・キブルツ(1960- ) スイス: ノエシス(2001/02)
ペーター・ルジツカ(1948- ) ドイツ: メモリアル(2001)
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003) イタリア: スタンゼ〜バリトン、3群の男声合唱とオーケストラのための(2003)
------------------------------------------------------------------------
指揮 : 秋山和慶 管弦楽 : 東京交響楽団
バリトン : 井原秀人男声合唱 : 東京混声合唱団 合唱指揮 : 宮松重紀


3.海外の潮流 室内楽 8月25日(水)
フランギス・アリサデ(1947- )アゼルバイジャン : 明日(2003)
イザベル・ムンドリー(1963- )ドイツ:砂の輪(2003)
ハヤ・チェルノヴィン(1957- ) イスラエル: 冬の歌 I(2003)
マーク=アンドレ・ダルバヴィ(1961- ) フランス: パリンプセスト(2002)
ヨハネス・マリア・シュタウト(1974- )オーストリア : 地図は領土にあらず
------------------------------------------------------------------------
指揮 : 板倉康明  演奏 : 東京シンフォニエッタ


4.グロボカール 管弦楽 8月26日(木)
ヴィンコ・グロボカール : 「労働」〜大オーケストラのための(1992)
ルネ・レイボヴィッツ(1913-1972) : コンチェルティーノ〜トロンボーンとオーケストラのための*(1960)
ラリッサ・ヴルハンク : 「ホログラム」〜オーケストラのための(2001)
ヴィンコ・グロボカール : 「人質」〜大オーケストラとサンプラーのための(2003)
------------------------------------------------------------------------
指揮 : ヴィンコ・グロボカール  トロンボーン : バリー・ウェッブ
管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団


5.第14回芥川作曲賞選考演奏会  8月29日(日)
夏田昌和 : 重力波(第12回芥川作曲賞受賞記念サントリー音楽財団委嘱作品)
------------------------------------------------------------------------
第14回芥川作曲賞候補作品(演奏順未定)
壺井一歩 : 星投げびと
三輪眞弘 : 村松ギア・エンジンによるボレロ ←受賞
渡辺俊哉 : ポリテクスチュア
------------------------------------------------------------------------
指揮 : 小松一彦  演奏 : 新日本フィルハーモニー交響楽団
選考委員 : 猿谷紀郎/野平一郎/湯淺譲二

4つのコンサートで17曲聴いた。
記憶に残ったのは、
 夏田昌和:重力波
 三輪眞弘:村松ギア・エンジンによるボレロ
 ヴィンコ・グロボカール:「人質」
 ハヤ・チェルノヴィン: 冬の歌 I(2003)
 マーク=アンドレ・ダルバヴィ:パリンプセスト(2002)
 ルネ・レイボヴィッツ: コンチェルティーノ
 ルチアーノ・ベリオ:スタンゼ

以下のコンサートは、チケット購入済みにも拘らず体調不調で行かなかった。残念。
<ヴィンコ・グロボカール室内楽特集>
8月30日(月)
鉄の山(1990)
それでも地球は廻っている(2003)
背中合わせ(1938)
盲目の時間(1993)
------------------------------------------------------------------------
指揮 : ヴィンコ・グロボカール
トロンボーン : バリー・ウェッブ, ヴィンコ・グロボカール
演奏 : フェスティバルアンサンブル


[67] Re[65]: 更新が・・・ 投稿者:わし 投稿日:2004/08/31(Tue) 18:38

楽しみにされると、やはりうれしいのですね。
ここは、教室に空けたまま放置されているノートみたいな空間ですので、書き込みされるのも当然ですが、返事するのが義務みたいになって行くと面倒なので、書き込まれても返事しないこともあると思います。予めお断り。ところで、かんゆさんって、どなた?


[66] 音を手直に置く 投稿者:わし 投稿日:2004/08/31(Tue) 18:32

・現代音楽のパーカショニストが叩かれる物を叩かれやすいように目の前に配置している。

・ジャズドラマーが、バスドラムのペダルを調整している、ハイハットの高さを、シンバルの位置を調整し、音が手直にでるようにする。コタツに、みかん、テレビのリモコン、携帯電話を手直に集めるように。スティックの予備を用意する、飛んで行ったり、折れたりしても、シンバルレガートを絶やさない為に。さらにベーシストの音を手直に置きたいので、モニターを調整する。

・ピアニストが程よい高さの椅子で、鍵盤の前に座る。もちろんピアノは程よく調律調整されていて、88個の音が手直にある。

・midiケーブルを押入から探し、MACとvisionで曲を作る。midi音源の音色を矢印キーを沢山押して選ぶ、番号をメモする、ショートカットを登録する。索引により音が手直になった。

・Goodmanでピアノを弾く。足下にシンバルやら何やらが散らばっているのを片付けないでおくと足の足直にシンバルがあり意図せずに鳴る。椅子がぎーぎー言うのを勝手に言わせておく。演奏中にト音記号の第1線のF#が弦が1本しかなく音色が違うのを発見する。電話が掛かってくるとベルの音が聴こえる、鎌田さんが受話器を取るまで鳴り続ける。共演者が予期しない音を発する。5人で演奏して誰が出した音かはっきりしない。


[65] 更新が・・・ 投稿者:かんゆ 投稿日:2004/08/28(Sat) 12:47

いつも楽しみにしています。最近更新されていなくて寂しいのですが。。。?


[64] グロボカールが来る 投稿者:わし 投稿日:2004/08/17(Tue) 19:51

人間国宝、世界遺産のトロンボニスト/作曲家のビンコ・グロボカールが来日する。もちろん見に行く。作曲作品の指揮をし、講演し、トロンボーンを吹く。神経質な顔面で谷啓を上回り、話がちょっと変な点で長島茂雄を上回る。演奏される曲名は、「労働」「人質」「鉄の山」「それでも地球は回ってる」「背中合わせ」「見えない時間」の6曲。8/23、8/26、8/30サントリーホール。


[63] 一人二重奏 投稿者:わし 投稿日:2004/08/13(Fri) 22:51

このロスコー・ミッチェルもそうだが、スティーブ・レイシーにも、たしか「ラピス」という題名だと思ったけど電話のベルの音、ハンドクラップ、ドアのノックの音などとソプラノサックスの二重奏?があった。繰返し愛聴するというのでなく、最初に聴いた印象が強烈だった。
 これは真似しよう。
 紙の即興演奏、タワーレコードとディスクユニオンの袋での即興演奏、クーラーと扇風機、テレビ、手と腹と足、皮を緩めたバスドラムに耳を(マイクを)近付けた即興演奏、何か喋りその逆回転2倍速再生音、車のエンジン始動、ドア開閉、台所、などなどの即興演奏を録音して、それをヘッドフォンでモニターしながら、ピヤニカの即興演奏をする。バランスは、対等に。絶妙な所ではなく、いい加減なところで定位を変えたりしていきなり終わる、そういう曲が10曲位入れる。


[62] ロスコー・ミッチェル 投稿者:わし 投稿日:2004/08/13(Fri) 22:34

今、この部屋の空気を振動させているのは、ロスコー・ミッチェルのソロ・アルバム、「sound songs」。1997年の録音で、文字どおりのソロで一人でソプラノやアルトのサックスやパーカッションを演奏してる。CD2枚組、全26曲。アート・アンサンブル・オブ・シカゴは高校生の頃「ジャクソン・イン・ユア・ハウス」を聴いて以来、未聴のLPを見ると高くても買ってしまうけど、何回も聴く訳ではないと言った非熱狂的な根強いファンなのだけど、そのバンドのロスコーミッチェル要素が良くわかる、このソロ聴くと。なんて言うか、投げやりの良さ。良さなのかどうかも微妙な、投げやりな音、投げやりな姿勢。デタラメに指を動かしているノンブレス奏法の音響も、投げやり。それに、題名の異常なまでのセンスのなさ。ジャケットの写真の冴えない顔。この魅力をどう説明したら良いのだろうか。本当に魅力を感じているのかも微妙。でも、このCD買ったのは全く後悔してない。むしろ良い買い物をしたとほくそ笑んでいる。delmark records というレーベルから出ているのだが確か大昔アンソニー・ブラクストンの2枚組LP「for alt」もこのレーベル。2枚組の管楽器ソロ専門レーベルか?


[61] マドンナ 投稿者:わし 投稿日:2004/08/09(Mon) 09:13

アメリカがイラクへ攻撃を仕掛けようとしてた頃、MTVや何やらで、マドンナの「アメリカンライフ」を見た。マドンナが戦略的女っぽさ過剰の衣装/化粧で、歌いラップし、その背後に日の丸を含む各国の国旗がはためく映像で衝撃的だった。言葉はnothing、fuck you位しか聞きとれなかった。歌詞カードが欲しかったのでCDを買う、ポスターをおまけにくれた。歌詞は、たしか、名前を変えて人格を変えてスターになり、アメリカ的報酬を得る、そんなアメリカンライフなんてファックユー、というようなものだったと思う。イラク戦争は歌詞には登場しない。発表の時期とはためく国旗の映像は、この歌/ビデオに特別なコノテーションを与えた。このビデオは第2稿で、最初はマドンナがブッシュのそっくりさんに手榴弾を投げ付けると言うような映像だったのを、時局に会わないと「自粛」して作り直したのがかえって強力な作品を作り上げたようだ。
ちなみにCDで聴いて一番好きなマドンナは、「ラ・イスタ・ボニータ」。


[60] モミの木 投稿者:わし 投稿日:2004/08/07(Sat) 22:36

「もみの木」のピアノ版を書く。まずト長調で中音域で4小節弾き、中途半端な休符があって、変ロ長調でちょっとゆっくりインテンポで左手が低い位置へ移動し4小節。次の4小節は右手が4度の積み重ねでテンポがちょっと揺れる。次の4小節が左手がワルツ、右手が初心者サウンドの3度メロディー。でまたちょっとゆっくりにして、4拍子+αの揺れるリズムで4小節を堂々と弾く。リズムをどう記譜するかが問題。確定記譜しないで適当に弾いて満足できるように出来るのは10回に1回程度。どうしたいのかがわかっていて、どうしたらよいのかがわかってない。


[59] last of Finnegans Wake 投稿者:わし 投稿日:2004/08/07(Sat) 20:26

原文と柳瀬語訳を眺めてたのだけど、良いなあ。最後のところを引用したい。

原文
Far calls. Coming, far! End here. Us then. Finn, again! Take. Bussoftlhee, mememormee! Till thousendsthee. Lps. The keys to. Given! A way a lone a last a loved a long the
PARIS,
1922-1939.

ここには、武満徹の曲の題名が2つある。
Far calls. Coming, far! 「遠い呼び声の彼方へ!」1980年
A way a lone「ア・ウエイ・ア・ローン」1980年
どちらの曲もベルク風で私にはいま一つ好きでない音楽だが、日本語題が武満訳となっている。ちなみに「グリーン」1967「鳥は星形の庭に降りる」1977「ビジョンズ」1990の3曲が私の愛する武満音楽。それはそれとして、

柳瀬語訳(縦書き、句読点を含む表記そのまま)
とおくの声。やってくる、とおくからおとうさんが!ここで終わり。ではわたしたちを。フィン成ーれ、また! 取って。あなたのやさしいくちづけを、わたしのわたしの思い出に!幾千の果てまでも。くちび。の鍵を。わたしたの与!ずーっとひとすじにおわりのいとしいえんえん

パリ、一九二二 ー 一九三九


[58] フィネガンズ・ウェイク 投稿者:わし 投稿日:2004/08/07(Sat) 08:34

翻訳不可能と言われたフィネガンズ・ウェイクの日本語訳は2種類商品として流通している。先に出た柳瀬訳は、注が全くない全訳。この頃出た宮田恭子は、注が訳文と同じ位ある抄訳。どちらも読みやすいとは言えない。柳瀬訳「1・2」は、消費税のなかった1991年に定価4800円で出版されているのを古本屋で2000円で買う。「3・4」は文庫本で最近買った。1365円。どこを開いても似たようなものなので、寝る前に重量が軽い方の「3・4」を読むことが多いが、適当な頁を開き3行〜3頁位読んで、別途読むからとベットの横に投げ出す。
ジョイスの名前を知ったのは、ゴダールの映画の中でのジャンポールベルモントの台詞でだった。当時手に出来たのは、「ダブリン市民」だけなのでピンと来なかった。次にジョイスが現れたのは、ジョン・ケージの「ロアラトリオ」。カセットテープと計算に使った大きな紙ときれいな本が箱に入っている。本を捲ると、横に読むとフィネガンの引用でまん中の縦の行を読むとjamesJoyceとなっている文の塊が延々と続く。もちろん通読しようなんて考えもしない。手触りのいい本の適当な頁を開き、塊を一つ読む。辞書を使うなんて考えもしない。頭の中での発音も適当。で、また頁をぱらぱら捲り、同じような塊が無数にあるのを確認してから、部屋のどこかへ投げる。


 フィネガンズ・ウェイクの原文全文
  http://www.trentu.ca/jjoyce/
 簡潔なデザインの「ジョイス・ポータル」
  http://www.robotwisdom.com/jaj/portal.html


[57] 4solo of minor music 投稿者:わし 投稿日:2004/08/06(Fri) 23:07

サックスの牧野譲、歌とギターの相生雨水、サックスの堀切信志、ピヤニカとリズムマシンの私。4つのソロ。手帳で日付けを調べる、1987/9/17の出来事。


[56] 新宿3丁目から千駄ヶ谷まで歩く 投稿者:わし 投稿日:2004/08/06(Fri) 23:02

会社員を終えて、盆踊りが鳴り響く築地本願寺の横で日比谷線に乗り、銀座で丸の内線に乗り換え、新宿3丁目で降りる。カワノビルの3階CD/レコード屋ディスクユニオンを徘徊し、さくらやでCDRを50枚買い、桂花ラーメンに入り食べると何か物足りないと思うとターロー麺を頼むつもりが桂花ラーメンを頼んでしまっていた。新宿南口では若者が若者らしくロックしている。高島屋でトイレに行き、更に代々木方面へ歩く。off siteへ初めて行く。民家ですね。内橋和久ギターソロを聴く。15年位昔か、代々木に住んでいた事がある。格安の2万5千円の家賃。その辺りを歩く。これ又昔4solo of minor musicというコンサートをしたことがある「音のメルヘン屋」の前を通り新宿御苑の裏側沿いに千駄ヶ谷まで歩く。


[55] 専業作曲家 投稿者:わし 投稿日:2004/08/04(Wed) 22:34

専業作曲家って、殆ど居ない。収入面でも、時間面でも。良い曲を製作している人ほど、兼業している。著作家であり、演奏家であり、プロデューサーであり、教師であり。
 収入面で作曲を当てにしなくて良かった有名人としては、アイブス、シェルシ、ジェザルドなどがいる。


[54] 左手のための協奏曲 投稿者:わし 投稿日:2004/08/04(Wed) 22:24

「左手のための協奏曲」と言えば、モーリス・ラベルの作品を思い浮かべる。確か第一次世界大戦で右手を失った、ビトゲンシュタイン(有名な哲学者の親戚らしい)というピアニストの委嘱で作曲されたと記憶する。とても良い曲だ。他にも左手の為のピアノ曲は少なくない。スクリュービンには両手があるけど練習のために左手だけで弾く曲があったと思う。両手があるけど、指の数が少ない曲と言うのは
バッハの時代の指使いは親指を使わないで4本で弾くのが一般的らしい。それだったら2本少なくて8本でも弾ける筈。私はこの頃、片手各2本合計4本木琴奏法の即興演奏を良くやるのだがこれで曲を作れば合計6本指が無くなっても未だ弾ける筈。


[53] 手のでかさと鍵盤のでかさ 投稿者:わし 投稿日:2004/08/04(Wed) 22:13

 左手がでかいと(というか親指から小指が良く開くと)ピアノで10度が楽々弾ける。私は届かない、9度が精一杯。ピヤニカの前にその手を置くと、相対的に手がでかくなり11度まで届く。標準化されているのだろうピアノの鍵盤の大きさ。物差で1オクターブをはかると16.5cmあった。世界中のどのピアノでも同じなんだろう。手の方が合わせる。グローバルスタンダードがこんなところにも。


[52] テレビでジェシー・ノーマン 投稿者:わし 投稿日:2004/08/02(Mon) 00:27

が、シェーンベルクの「期待」とプーランクの「人間の声」を見る聴く。凄い歌手だな全く。2つとも錯乱した女の凄く暗い話だが、後味はむしろ爽快。スコアのある他人が作った曲を演奏してるとは思えない、演じきっている。オペラが凄いのは、広い世界の中で何十年に一人という大スターが渾身の演奏をしたときだけ凄い。


[51] マイルスバンド 投稿者:わし 投稿日:2004/08/01(Sun) 02:42

マイルス・デイビスは1965-68年頃は、5人でバンドをやっていた。70年代になると、10人位になっていた。67年頃の録音では、テーマは5人で演奏、アドリブになるとドラムとベースとソロイストの3人で演奏する事が多い。3人で、ビートをキープした複雑なリズム、テクスチャーをつくり出している。いくら複雑でも、ずっと弾いている楽器がベースとドラムだけなので、マクロな音色は単調だ。複雑な事をするこの2人、ロンカータとトニー・ウイリアムスを止めさせ、単純なパターンを弾くマイケルヘンダーソンやアルフォスターに換え、代わりにパーカッションやギターを何人か、キーボードを何人か入れた大所帯バンドに徐々になって行った。個々のメンバーのやる事を単純にして、代わりに人数を増やして、複雑なリズム、テクスチャー、線の太いリアルタイムオーケストレイションが実現した。


[50] ビョーク 投稿者:わし 投稿日:2004/08/01(Sun) 02:21

ビョークは、オーケストレイターだ。ビョークの歌声は、ワンパターンだ。子供のつぶやきと叫び声状の歌声。MTVの「アンプラグド」を見たのだが、ドンドン言う機械ドラム、ハープ、チェンバロ、ワールド・サクソフォン・カルテットなど1曲ごとに違うオーケストレイションで歌っていた。ミュージカルの不可能性映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」、数々のビデオ作品は、ビョークの声に対する映像のオーケストレーションだ。不変の、ワンパターンの声に、何か別の音を置き録音する。子供のような身体の映像に別の何かを置き写す。これは、オーケストレイション。ビョークは(共同)作曲家だ。


[49] 実際に真似してみる 投稿者:わし 投稿日:2004/07/31(Sat) 10:38

朝には、起きる真似をして、コーヒーを飲む真似をして、会社へ行く真似をする。昼は、仕事する真似をする。具体的には、電話を受ける真似をしたり、パソコンでレポートを作成する真似をしたり、会議する真似したりする。夜は、ライブハウスの真似しているところへ行く真似をする。私はピアノを弾く真似をすると実際に音が出る。すると、聴いている真似をする人がいる。そこで、私はビールを飲む真似を実際にして、マスターはレコードかける真似をすると実際にスピーカーから音がでる。時間も遅くなったので、私は帰る真似をする。具体的には、別れの挨拶の真似して、階段を降りる真似して、実際に切符を買って電車に乗る真似をする。楽しい一日だったような気がして来たので満足する真似をする。


[48] 渋谷系 投稿者:わし 投稿日:2004/07/28(Wed) 23:46

渋谷に行ったのは随分久しぶりだ。駅前で宝くじを3枚買う900円。リサイクル本スピリッツを100円。西武でポールスミスの派手なパンツ、2100円。中井久夫の新著「徴候・記憶・外傷」を一文一文頷きながら立ち読みし3800円で買う。洋雑誌を立ち読み、名前を忘れたがセンスが良い写真中心の雑誌を3つぐらい見つけ欲しくなるけど今日は金を使い過ぎで断念。ゲルハルト・リヒターの知らない新しい画集があるけど無論高いので買えない。「公園通りクラシックス」へ初めて行く。山の手教会の下、昔「ジャンジャン」があった所が喫茶店ルノワールと「公園通りクラシックス」になっている。2500円払って、ビール飲みながら、河合拓始p、河崎純kb、金野邦明danceのパフォーマンスを見る。


[47] 元プリンス 投稿者:わし 投稿日:2004/07/26(Mon) 00:48

好きな音楽は沢山あり、それぞれについて語れる友人というものがいる。ところが元プリンスについては語れる友人がいないことに気ずいた。「解放」の3枚組は、非常に大事な音楽で、完成度の高さも驚異的と思っている。この頃どうしてるんでしょう元プリンス。


[46] カセットテープにピヤニカ 投稿者:わし 投稿日:2004/07/24(Sat) 22:09

カセットテープに生ピヤニカの録音。久しぶりに聴いたら、ピヤニカの音が割れて全然駄目。これ、昔困ったのだよ。この頃は、HDにCDRにMDにDAT全部高域がちゃんと録れるのですっかり忘れていた。カセットにピヤニカの音は割れるんだよ。


[45] 「」 投稿者:わし 投稿日:2004/07/24(Sat) 10:26

「」の中の言葉は、誰かが言った言葉だ。xxxは「〜」と言った。地の文は、私が書いた言葉だ。xxxが言った言葉なのだけど、「」と『xxxは』と『と言った。』を省略して書くと、読む人に分かりにくくなる。私が言ったのか、xxxが言ったのか。読む人だけではなく私にも良く判らなくなる。私が言ったのか、xxxが言ったのか。いや、判らなくなると言うより、私がxxxに一時的になる、演じる。慢性的に「なる」ともう私がxxxだということになる。


[44] 密室音楽(空気) 投稿者:わし 投稿日:2004/07/24(Sat) 09:29

「狭い地下のライブハウスに換気能力以上の人々が集まり酸素が欠乏した状態になることは珍しくもない。健康を犠牲にしてまでも音楽を聞きたいのだ。部屋の気体は人々の鼻や口へ吸い込まれるだけではなく、耳へ届く音響の媒体でもある。私としては、密室のドアの気密性を高めて、私の音楽を良い音で響かせる気体で満たしたい。PAなしで小さな音でも明瞭に人々の耳へ素早く届く環境が良い。ヘリウムガスがいいと聞いた事がある。ヘリウムガスは、400リットルで7770円(税込み、送料別)で買える。」

http://www.rakuten.co.jp/aikawa/438673/


[43] 密室音楽(部屋) 投稿者:わし 投稿日:2004/07/24(Sat) 09:18

「外部の音響が私の音楽を邪魔する事は我慢ならない!周到に築き上げた空間が無関係な音響によって破壊されるのは我慢ならない!!私は数年を費やしスコアを書き、人間関係を犠牲にしてまで厳しいリハーサルを繰返したのに、車のふざけたクラクションが台無しにしたのだ。ドアは何重にもなって、外部の空気の振動から隔絶され,
外部の光とも隔絶された、窓のない空間が良い。」


[42] 密室独奏音楽(管楽器) 投稿者:わし 投稿日:2004/07/22(Thu) 09:28

「この部屋の空気の支配者は私だ。私の許可なくして私以外の者がこの部屋の空気を振動させることを許さない。許可は私が音を出さなくなって10秒後におじぎをする事によって与える。また次の場合以外、息を吸ってはならない。演奏のフレーズが途切れ水泳選手よりも素早く息継ぎする瞬間にのみ聴衆の呼吸が許される。フレージングに集中することが要求される。また10以内の沈黙も音楽の一部であるので呼吸は許可されない。部屋の全ての者が同時に息を吸う事になるので酸素が足りなくなる事態も考えられる。耐えるのだ、人々よ!演奏を聴くとは厳しい行為なのだ!!」


[41] 「団地ともお」と「江豆町」 投稿者:わし 投稿日:2004/07/19(Mon) 16:27

私は、1959年生まれで、中学3年まで東京足立区の住宅供給公社の2kの団地で育った。2004年その私は45才なのだが、小田扉のマンガ「団地ともお」を読む。懐かしい感じがする。スピリッツに連載されている時から愛読してるのだが、単行本がなかなか買えなかったので先に代わりに「江豆町」も買ってしまった。
「江豆町」小乗的、Goodmanのライブ的。
「団地ともお」大乗的。街頭ライブ的。


[40] 真夏の夜のジャズ 投稿者:わし 投稿日:2004/07/19(Mon) 12:22

私の生まれた1959年のニューポートジャズ祭の映画。高校生の時、銀座のヤマハホールで上映会を見たような記憶がある。モダンジャズ好きの高校生にはあまりこの映画いまいちだった。20年以上ぶりの再見。monkのトリオが出るけどテーマが終わりアドリブに入るとヨットの映像になりナレーションがかぶさる。チコ・ハミルトングループの、まだおでこに瘤がないエリック・ドルフィーも活躍する余地がない。1959年当時の大スターは、ルイ・アームストロングのようだ。4曲収められた演奏も圧倒的に良い。他に今度見てかっこ良いぞと思った演奏は、最初にでてくる、ts、バルブtb、ギターのtrio。なんていう名前だったかな? 前に見たときにも印象に残っていて今度も良いと思ったのは、海ではヨットレース、子供は裸で走り回り、大人は屋根で踊る昼、チェロ奏者が一人窓を閉め暗くした室内でバッハを練習する、中断し煙草に火をつける、続ける、というあのシーン。


[39] 音楽依存症 投稿者:わし 投稿日:2004/07/19(Mon) 11:32

ランボーがベトナムから帰って除隊すると、アメリカでは仕事が全然ない。駐車場の番人も首になる。田舎町へ行くと如何にも危ない奴、町の秩序を乱しそうな奴と言う事で排除される。
ランボーが戦争依存症なら、音楽依存症の患者も、同様に仕事が得にくい。プレイヤー、演奏家が演奏してないとき、腑抜けになっているのは良く見る光景。


[38] 「ランボー」 投稿者:わし 投稿日:2004/07/19(Mon) 11:25

初めて見た有名な「ランボー」。「ロッキー」で超有名な俳優がベトナム帰りの戦争依存症が直らない奴で、アメリカ、ベトナム、アフガニスタンで大暴れする。1と2(1985)を見た。今晩3が放映される。
・「依存症」。個人が麻薬やアルコールや煙草や買い物などに依存する。幸福な状態がそこに集約されていると感じる。ないとなりふり構わず凶暴化する。
1)ランボー(この映画の登場人物)が戦争に依存する。爆破し殺戮しないと落ち着かない。2)アメリカという国がの戦争に依存する。3)映画そのものが戦争に依存する。各種撮影技術、スタントマン、客の入り、収益。
・暴力の爽快と陰惨のバランス。パースペクティブによって爽快さと陰惨さのバランスが違う。私が大嫌いな、そして周りの誰からも嫌われているあの方が見事粉砕される爽快さ。私が人に見られない日陰でやられっぱなしの陰惨さ。


[37] ドレミファ娘の血は騒ぐ 投稿者:わし 投稿日:2004/07/14(Wed) 00:07

1985年の黒沢清の映画。久しぶりに見たけど、これは日本で唯一の純音楽映画。音楽に満ちあふれている。意図的でないように音と映像がずれているけど、それで良いのだ。


[36] 聴き取りにくい音 投稿者:わし 投稿日:2004/07/08(Thu) 22:54

言葉。聴き取りにくい。音がしているのは判るが言葉として還元できない。音響を音素に弁別しにくい。音が遠い。音が小さい。差異がある帯域が弱い。
音楽。聴き取りにくい音楽? 音が遠い。小さい。音程がはっきりしない。
聴き取りにくい物音?? 物音は弁別されてないのね。


[35] 物音/音楽 投稿者:わし 投稿日:2004/07/08(Thu) 12:54

物音的即興音楽といっている、細田茂美しばてつモリシゲヤスムネの即興音楽。
物音っぽい音の特徴:
音楽っぽい音の特徴:
言葉っぽい音特徴:


[34] 物音/音楽/言葉 投稿者:わし 投稿日:2004/07/08(Thu) 12:52

言葉・文字・音・弁別・音素。音・音響・言葉・母国語・理解できる外国語・理解できない外国語・音楽・物音

ピヤニカが倒れて物音がする。
ピヤニカのホースを爪でこすって音楽が出来る。
ピヤニカで会話する。比喩でなくて、具体的に用事を遂行できる言葉のやり取りをピヤニカの音響でやる。手旗信号とか手話とか関節話法とか。2人以上理解できる人がいればマイナー言語として、そういう言語を作る。その2人以外の人が聞く音響は、理解できない外国語。


[33] 佐渡の曽我さん 投稿者:わし 投稿日:2004/07/08(Thu) 12:45

曽我ひとみさん(45)。
しばてつさん(45)。


[32] 遠い、近い 投稿者:わし 投稿日:2004/07/05(Mon) 22:20

耳が遠い。耳が近い。
小便が遠い。小便が近い。
鼻が遠い。鼻が近い。
目が遠い。目が近い。
口が遠い。口が近い。
指先が遠い。指先が近い。
舌が遠い。舌が近い。


[31] 「ブラジル」 投稿者:わし 投稿日:2004/07/05(Mon) 12:46

インテンポで練習する曲。
ラテン系「ブラジル」「イパネマの娘」
オリジナル「イクラクラ」「ででんででん」「練馬」「binaire」
ジャズ系「レゲエ風allBluse」「エピストロフィー」「処女航海」
「ブラジル」いい曲だ、映画「未来世紀ブラジル」のテーマソングだな私にとっては。


[30] 木造チェンバロ 投稿者:わし 投稿日:2004/07/01(Thu) 21:45

耳が遠いので小さい音の楽器はしんどい、距離があると。前に上野の文化会館大ホールの4階だか5階だかでチェンバロsoloを聴いたら殆ど何も聴こえなかった。楽器から耳まで3-40mはあるだろう。昨日は、1mの距離で2台のチェンバロを聴いた。重要文化財であるらしい池袋の自由学園明日館の1925室、50人限定の大井浩明チェンバロリサイタル。一番前の列に座る、ちょうど良い音量。ジャーマンチェンバロは、普通にチェンバロの音として知っている音だった。中全音律のイタリアン・チェンバロと言うのは、枯れた音でその調律法によるのだろう、430+442のピヤニカDUO的な物凄い響きの和音が時折響く。プログラムは、バード、ジェズアルド、三宅榛名、高橋悠治、ナンカロウ、伊佐治直など14曲。その後、妻と落ち合い事情によりカラオケにつきあう。総合的に贅沢な体験をしたような気がする。6/30、他の行きたいけど行かなかったコンサートはどうだっただろう。


[29] 耳と筋肉中心の生活 投稿者:わし 投稿日:2004/06/30(Wed) 12:39

目、中心だったのだよ、これまでの20年間。

・メトローノームを鳴らし、ポリリズムをピアノで弾く。耳と指/手の筋肉。譜面は見ない。
・ジョギングする。足と内蔵を動かす。
・フランス語ラジオ講座入門編を歯を磨きながら聞く。聴いてるときはテキストは見ない。耳と頭。
その時、目は何してる?


[28] 平原的 投稿者:わし 投稿日:2004/06/29(Tue) 19:11

台風が2つも近付いて風が強く低い雲が速く動く下を、ジョギングする、中年らしく謙虚に走る。家の近くは、起伏が激しくはないが、全く平らなところも少ないという状態。住宅もあるが、基本的に畑と草の生い茂った空き地。かなり広く空を見渡せる中、速い雲のした、なびく草どもの中、走る道は微妙に上下していて景色が変わる。谷間状だったり尾根状だったり。全体として平原的。小さいシベリア。ビールが旨い。


[27] トニー・ウイリアムス 投稿者:わし 投稿日:2004/06/28(Mon) 23:00

正確なリズムが嫌いなのではなく、ディジョネットが嫌いなのね。恐らく一番好きなドラマー、トニー・ウイリアムスも正確無比なドラムを叩く。正確なビートの中で、ガシャンとかオットットットとかいうような音響が次々にくり出され、どんなバンドでも、トニー・ウイリアムスが叩いているだけで面白くなる。3連音符と4連音符の自在な往復があのような音響を生み出している模様。マイクマントラーの「ムービーズ」全曲、マイルス・デイビスの「ソーサラー」全曲、マクラフリン「エレクトリック・ギタリスト」の中のジャック・ブルースとのトリオの曲、などが私にとってかけがいのない演奏。


[26] 6月30日 投稿者:わし 投稿日:2004/06/27(Sun) 21:10

6月30日は、行きたいものが一杯ある。
・大井浩明 チェンバロ・リサイタル《天使は励ましの御言葉もて》
池袋の「明日館」19時 3500円
http://www.alquimista-mr.com/Hiroaki%20OOI%20Cembalo%20Recital.htm
・同じ「明日館」の別の部屋では、サラ・ケイヒルピアノリサイタル。
http://www.pacificcrossings.com/H/program_02.html

・塚原里江(bsn)&神田佳子(perc) デュオ・リサイタル 墨田トリフォニー小 19時 3500円
http://alpha.cside.com/schedule/recital/recital15/recital15.html

・風巻隆+河合拓始DUO 公園通りクラシックス 19時半2500円
http://www.radio-zipangu.com/koendori/i_schedule.html

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いま一つ地味だけど「東京の夏」という音楽祭。アペルギスという作曲家の何かを聴いて好感を持った記憶あり。なんだったかな。 
http://www.arion-edo.org/tsf/2004/program/index.jsp


[25] ジャック・ディジョネット 投稿者:わし 投稿日:2004/06/27(Sun) 20:28

ドラムと言えば、ジャック・ディジョネットの正確無比なドラムを聴くと、私は非常にイライラする。どのバンドもジャック・ディジョネットがドラムを叩いた瞬間に平板なバンドに生まれ変わる。唯一バランスが良いのは、ピアノのキース・ジャレットとベースのゲイリー・ピーコックとのトリオ。ピアノとベースがリズム的にビートから逸脱するのを、全体としてビートの印象の中に止める役割を果たしている。頑固な平板さ。トータル・セリイズムの音楽にも似ている正確無比なリズムの飽和状態?ブーレーズの「構造」のコンタルスキー兄弟のレコードを聴くときのイライラに似ているな、ジャック・ディジョネット。 


[24] ドラマーは叩く、ドアを 投稿者:わし 投稿日:2004/06/27(Sun) 20:18

「ドラマー」と言えば、ドラムを叩く事が出来て、且つ職業である人。「ドラム」と言えば、太鼓類一般の事でもあるが、やはり足でバスドラムとハイハットシンバル、手で、レガートシンバル、クラッシュシンバル、スネアドラム、タムタム類のあの「ドラムセット」を思い浮かべるよ、わしは。なので19世紀なかばのドラマーとか中世のトルコのドラマーなんて存在せず、ジャズとロックに結びついた存在だよ「ドラマー」は。クセナキスやシュトックハウゼンを叩きまくる人はドラマーでなくパーカショニストだな。顔面とそのドラム音楽が分ちがたい音楽家である「ドラマー」を何人か思い浮かべる。トニー・ウイリアムス、アート・ブレイキー、エルビン・ジョーンズ、森山威雄、マイルスバンドでのアル・フォスター、YMOでの高橋幸宏、レニー・クラビッツバンドの女性ドラマー、シンディー・ブラックマン。


[23] 「ESP」 投稿者:わし 投稿日:2004/06/27(Sun) 00:13

「ESP」マイルス・デイビスの1965年録音のレコード。1曲目、ウエイン・ショーター作曲の「ESP」。とてもいい曲だと最近思うようになった。頭の中で勝手に鳴っている曲。インテンポ。速い4ビート。4分音符=280〜300位。いわゆる非機能的なコード進行。無機的なベース、テンポの崩れない奔放なドラム。ジャズの形式。テーマをやって、短めのサックスsolo、長いトランペットsolo、短めのピアノsolo、テーマ。多分同じコード進行を繰り返している。


[22] シュニトケ 投稿者:わし 投稿日:2004/06/26(Sat) 23:32

1934年生まれ数年前に亡くなったのロシアの作曲家。クレメールを始めCDが多い。クロノスカルテットの弦楽四重奏全集。多分演奏家にとって練習しがいのある、難しいけれども演奏できた満足感がある譜面なのだと思う。どれも似たように暗い音楽。シュニトケの「ペールギューント」組曲、面白かったような気がするのだけどどんな曲だったのか全く思い出せない。「シュニトケは語る」とか言う本も面白かった覚えがあるけれどどんなことが書いてあったのか全く覚えてない。


[21] 「メタルボックス」 投稿者:わし 投稿日:2004/06/26(Sat) 17:51

PILの1979年のレコード。「second edition」とジャケットには書いてある。退屈さが心地よい。拍毎にどんどん言うバスドラムが湿った感じの昔の音。最近のどんどんは、もっとパリパリした音。ベース、バスドラム、その他のドラム、ボーカル、ギターの順に音が大きいミキシング。「ダブ」の感じ。傑作「フラワーズ・オブ・ロマンス」の前兆。どの曲もちょっと長過ぎる。それが、退屈さ心地よい、にもなっている。


[20] ギターの左手。 投稿者:わし 投稿日:2004/06/25(Fri) 12:44

ギタリストに和音をつけてもらう。
1)ピヤニカでメロディーを吹いて、キーやコードを口頭で言い、適当につけてもらう。
2)コードネームだけ書いた譜面を渡して、ボイシングは任せる。(=私はどうやってるのか判らない。)
3)五線紙に和音を書く。タブ譜も書いてみて、左手が可能なのか確かめてみる。


[19] 動物の反応 投稿者:わし 投稿日:2004/06/24(Thu) 21:21

 雨戸をあけるガタゴト音に庭に滞在してた通りすがりの鳥が返事をしたことがある。偶然のタイミングではなく、もう一度ガタゴトいわすと、もう一度鳴いて返事をする。
 通りすがりの犬が、ピヤニカを正座して聴く。飼い主が連れて行こうとしても拒否して座ってる。
 ハムスター・パフォーマンスの人は、耳栓をしてパフォーマンスするそうだが、それはつい人間らしい反応をしてしまうのを防ぐ為なんだろうが、ハムスターの音に対する反応とは?


[18] 夢、寝てる私が考えた事 投稿者:わし 投稿日:2004/06/24(Thu) 07:33

古本でバリケートが築いてある古本屋。バリケートを突破して店内へ入り、背表紙を眺める。木の箱に入った中上健次の本を見つける。中上健次の作曲したギター曲のタブ譜のような譜面が掲載されている。そのギター曲の江藤淳の批評が入っている。小沼純一と中上健次の対談もある。とても珍しい本なので欲しくなる。店のおばさんに値段を聞こうとするが、相手してくれない。木の箱を持ってうろうろしてるうちに店の外になってしまい、待受けていたフランスの警官隊に射殺されてしまう。


[17] 「オー」 投稿者:わし 投稿日:2004/06/23(Wed) 21:38

1968年のフランス映画。ジャンポール・ベルモント主演。ゴダール映画と違う顔。同じ人。似たような破滅型の役。ピストル、車、煙草、女、死。


[16] 投稿者:わし 投稿日:2004/06/23(Wed) 21:31

全く知らない道を車で走る。未知の道だが、車で家から来られる以上、連続した道だ。日本本州で道は1本しかないとも数えられる。
空気が音を伝える道である。世界中の空気は連続しているから世界中の音が聴こえても良さそうなのだが聴こえない。
遠い音と近所の音。人は近くの音しか聴こえない。


[15] 距離と聴力 投稿者:わし 投稿日:2004/06/23(Wed) 21:26

私が、小さい音を発する。もう一人の演奏者が15m位離れたところにいて、やはり凄く小さな音を発する。私には、聴こえない。音を発する動作は見え、音を想像する。私の発する音は、私には聴こえるが、もう一人の演奏者に届いているのかは不明。私から5mのところに位置する非演奏者にも届いていると思われる。私から2mはなれて、もう一人の演奏者からは17m離れたところにもう一人非演奏者がいるのだが、もう一人の演奏者の発する音が聴こえたという。私より聴力が強いのだ。また、200km離れた別の非演奏者も聴こえると言う。携帯電話で中継してたのだ。


[14] そのGoodmanが 投稿者:わし 投稿日:2004/06/20(Sun) 12:02

私は既に20年近く演奏している、Goodmanなのだが、2年以内に現在のビルが取り壊しになる予定だそうです。マスターの鎌田さんは、移転して継続営業する意思です。防音して大音量出せるようにしないのか?と聞くと「うるさいからこの位の音量のスペースにしたい」とのこと。
(此処は、日記の筈だったのに告知みたいになっている。やはり「読まれたがっている日記」なのだな)

http://www4.plala.or.jp/soodemonai/Goodman


[13] goodmanライブ無事終了 投稿者:わし 投稿日:2004/06/20(Sun) 11:54

一緒に演奏してくれた方、見物に来てくれた方ありがとう御座いました。

昨日の結果的メニュー
1.しばてつピアノソロ
 即興〜イパネマの娘
2.対バンの清水g+富田g+椎名dance
3..しばてつ+角田亜人g、ボサノバDUO
 想い溢れて、wave、ジザフィナード。
4.対バン:清水浩g+富田g+椎名dance +中溝p
5.しばてつ+清水浩g DUOimprovisation
 清水さんとは演奏してみたいものだと前から思ってたのが実現。予想に違わず非常に面白かった。ギターとピヤニカで順不同不正デュレイ付き早口言葉15分と言った演奏になった。11月にまたDUOする予定。


[12] ADSL 投稿者:わし 投稿日:2004/06/19(Sat) 11:38

自宅をADSLにしたら速い速い。電話代も気にせず繋ぎっぱなしで、そのうえ速いので、ついパソコンに向かう時間が長くなる。「そーでもない」を更新して何の気なしに文中の単語にリンクを付け始めると面白くて止まらなくなった。でもやはり時間を食う。


[11] 林檎とナイフを持った会社員 投稿者:わし 投稿日:2004/06/15(Tue) 12:47

 昨日は、浅草の神谷バーへ行った。人々の喋る声が非常に反射して独特の音響になる。カール・ストーンに「カミヤバー」というCDがあったと思うがこの音をサンプリングしたのかな? 「昭和13歳」の人が話し掛けてきて電気ブランを一気に飲みすぎ、帰りの電車がつらかった。
 帰るとCSで「ドーベルマン」の後半を見る。ギャングみたいな集団のボスと、無法刑事の対決だが、どちらにも肩入れしにくいようになっていて、只暴力だけが残るフランス映画。もう一度見たいな。
 それはそれとして、エレベータに林檎とナイフを持った会社員が乗り込んできて笑う。笑うと手がぶんぶん回り、ナイフの刃が狭い空間を素早く移動するので危ない。


[10] 音楽をメモる 投稿者:わし 投稿日:2004/06/14(Mon) 12:46

・ベートーベンの第8交響曲は良い音楽だと思い、より接近を試みる。
1)家でCDも聴く
2)コンサート会場で聴く
3)覚えてしまった音楽を頭の中で鳴らす
4)地下鉄の中でスコアを観察する。
5)スコアの一部をピアノやピヤニカで鳴らす。
6)スコアの一部を書き換える。例えば2段譜面に集約してみる。

・で、スコアのない音楽なのだが、
1)家でCDも聴く
2)覚えてしまった音楽を頭の中で鳴らす
3)耳コピーでピアノやピヤニカで鳴らす。

・繰返し聞ける録音媒体がある場合、スコアのあるなしに拘わらず、同じアプローチが出来ないものかと思い、ノートを取ったことがある。確か、
1)全体の音楽持続時間
2)メトロノームのタップ機能でテンポを数字で記入
3)構成(A B A codaとか)メモ
4)耳コピーした、それなりの記譜法での節。


[9] 一番衝撃を受けたリールのパフォーマンス 投稿者:わし 投稿日:2004/06/13(Sun) 00:37

児島サコのハムスターパフォーマンス。
そもそもリールに行ったのは、工場跡を美術館にしたメゾンドフォリーという場所のオープニング、「akimahen」という現代日本美術展の一環で野村誠がコンサートをすることになっていて、P-blotのメンバーとして呼ばれたからなのだが。その「akimahen」で児島サコのハムスターパフォーマンスは、朝から夕方まで1週間に渉って継続された。美術館の構内の野外に向かったガラス張りの1室に藁が敷き詰められており、その端に犬小屋みたいなものがある。青いコンタクトレンズを入れ、着ぐるみをきた人間が居る。耳の短い兎の真似をしてるのかと思った。1分位見物し立ち去った。次に通りかかった時、フランス人の人だかりがしている、わしも覗き込む。特にさっきと変わった事してる訳ではない。リハーサルをする部屋からもハムスターは見えた。リールに居た時間の殆どはハムスターも事など忘れていた筈だが、昼食時などに、未だハムスターやってるのかなとフト思い出すことがあった。1週間継続するという所に衝撃を受けたポイントがあるようだ。P-blot一行でハムスターの前で演奏してみたりしてみた。リールの動物園に行ったのだが、やはり人々は、児島サコを見るように小動物をみてた。
 どのように衝撃を受けたのか上手く書けてないが、これは日記だから構わない。
 リンクは,大阪の画廊のハムスターパフォーマンスの記録。「露出狂的引きこもり」とはまさに適切な言い方。他人事とは思えない。

http://www2.osk.3web.ne.jp/~oeyes/c41.html


[8] 一番印象に残ったリール市民 投稿者:わし 投稿日:2004/06/12(Sat) 15:14

リウー駅で演奏を終えて、地上の路上のカフェで何か飲んでいたのだ。すると、牛の着ぐるみを着た若い娘がニコニコして近付いてくる。何か言っている。本間さんが翻訳する「来週結婚するんです」。「マリエ」とかいう感じの音は私も聴こえた。「結婚するんですか!」と日本語で野村誠が言いケンハモで結婚行進曲を吹くき始める、メンデルスゾーンの方。わしも和音を付ける、何?キーはCなのね。牛の娘と4-5人居るその友達は喜んでいる。牛の着ぐるみの胸の辺りにピンク色のゴム手袋が安全ピンでぶら下がっている。メンデルスゾーンが終わってしまうと、次はワグナー。それも終わると、牛の娘は、みんなにチョコレートだったか飴だったかを呉れる。「おぶわーる」と言って別れ、残ったわしらはチョコだったか飴だったかを食う。夜10時位まで明るい5月のヨーロッパの出来事。


[7] 白蟻盗聴2 投稿者:わし 投稿日:2004/06/12(Sat) 14:49

35年ローンの住宅の床を恐る恐る剥がすと揺らめく白い平面が見える。無数の白蟻が木材を食っている。その木材は、白蟻から見ると食物であり、私から見ると家である。しかも、その一匹一匹が盗聴器になっていて、CIAが記録している。日本語に堪能な自宅勤務の職員が担当している。白蟻盗聴器は家の木材の見えない内部の1階にも2階にも至る所に存在し、あらゆる音声を記録している。職員は、仕事熱心で収集された音声から丹念にボサノバやラッヘルマンの音楽やテレビの音声を取り除き会話を抽出し解析するが、有益な情報は得られない。私は、家が食われるのを防ぐために強い薬を撒くが人体への影響ばかりが強く死んでしまう。CIAの白蟻はサイボーグだったのだ。CIAは、私の家に白蟻を派遣したのは見込み違いだと結論し撤退させた。家の住人は死に、家は翌週の台風で崩壊した。
という無気味な話を思いついた。


[6] 電波の訪れ 投稿者:わし 投稿日:2004/06/12(Sat) 14:29

補聴器を着けて会社員の会議をしていた。ポケットには、携帯電話。ホワイトノイズがイヤホンに入る。1秒後に携帯のベルが鳴る。


[5] 白蟻盗聴器 投稿者:わし 投稿日:2004/06/12(Sat) 11:16

「逆噴射家族」木造住宅を新築35年ローン、白蟻発見、パニック、白蟻絶滅パラノイア、という映画だったと記憶。
コッポラの「盗聴」盗聴のエキスパートが逆に盗聴されるが、盗聴器がどうしても発見できない、家具を分解し、壁床を剥がし、廃虚のようになるが、見つけられない。家を壊す2つの話。


[4] 催し物、出しもの、ライブ可能なバンド。 投稿者:わし 投稿日:2004/06/11(Fri) 12:52

・P-blot:ピヤニカアンサンブル(現在5重奏状態、4-8人)
・punoipenson real time orchestration workshop(4人位で曲を持ち寄り2回位リハーサルをして1回ライブをやって解散する)
・細田茂美モリシゲヤスムネ:即興三重奏パーマネントグループ
・DUOの即興セッション:任意の誰かと。
・「バカ兄妹」:ピヤニカ2重奏。新井陽子+しばてつ
・430+440=870:ピヤニカ2重奏。 坂元一孝+しばてつ
・「ボサノバ兄弟」:ギターとピヤニカ 角田亜人+しばてつ
・米本実+しばてつ 電力楽器とピヤニカ
・SOLOピヤニカ
・SOLO(拡張)ピアノ
・SOLOその他 
======================
・「電波梅」(オンドマルトノとピヤニカ)
・あさのバンド jazzピアノTrio
・ベースとドラムとピヤニカ/ピアノのバンド 未だやってない。


[3] Re[1]: 無言日記 投稿者:わし 投稿日:2004/06/11(Fri) 00:11

何処でも簡単に書き込めるようにして蓄積し、主に自分で眺める。何してて、何考えているんだろう私は。


[2] (無題) 投稿者:わし 投稿日:2004/06/11(Fri) 00:02

6/12(土)にしたいこと。
・運転免許書き換え。
・鈴木理恵子無伴奏ヴァイオリンコンサート@葛飾やくじん 延命寺14時開演
・高橋悠治ピアノ・リサイタル(サンシティクラシックティータイムコンサート)
6月12日(土) 越谷サンシティホール 午後2時
指定席 一般3,500円・学生2,500円 自由席 一般3,000円・学生2,000円
問い合わせ サンシティホール tel 048-985-1112
バッハ パルティータ 第1番変ロ長調 BWV 825 (1726)
ハウアー 12音遊戯(1946年クリスマス) FV 711
ウェーベルン 変奏曲集 Op. 27 (1937)
ロースラヴェッツ 5つの前奏曲 (1919-1922)
シューベルト 即興曲 変ロ長調 Op. 142 No. 3
−−−
バッハ パルティータ第3番イ短調 BWV 827 (1727)
ブゾーニ ソナチネ第2番(1910)
モーツァルト ソナタイ長調 KV 300i (1778)
ブゾーニ カルメン小幻想曲(1920)
構成・お話 岡部真一郎
ずいぶん沢山弾くなー。
6/13(日)
スティーブ・レイシーが亡くなったので、ピットインに予約していたトリオの演奏は無い。残念、合掌。


[1] 無言日記 投稿者:わし 投稿日:2004/06/10(Thu) 23:45

これは掲示板ではなく、わしが、日々の思いつきをメモする、無言日記だ。


[B「結婚するんですか!」と日本語で野村誠が言いケンハモで結婚行進曲を吹くき始める、メンデルスゾーンの方。わしも和音を付ける、何?キーはCなのね。牛の娘と4-5人居るその友達は喜んでいる。牛の着ぐるみの胸の辺りにピンク色のゴム手袋が安全ピンでぶら下がっている。メンデルスゾーンが終わってしまうと、次はワグナー。それも終わると、牛の娘は、みんなにチョコレートだったか飴だったかを呉れる。「おぶわーる」と言って別れ、残ったわしらはチョコだったか飴だったかを食う。夜10時位まで明るい5月のヨーロッパの出来事。] (無題) 投稿者:q156115.ap.plala.or.jp 投稿日:


[7] 白蟻盗聴2 投稿者:わし 投稿日:2004/06/12(Sat) 14:49

35年ローンの住宅の床を恐る恐る剥がすと揺らめく白い平面が見える。無数の白蟻が木材を食っている。その木材は、白蟻から見ると食物であり、私から見ると家である。しかも、その一匹一匹が盗聴器になっていて、CIAが記録している。日本語に堪能な自宅勤務の職員が担当している。白蟻盗聴器は家の木材の見えない内部の1階にも2階にも至る所に存在し、あらゆる音声を記録している。職員は、仕事熱心で収集された音声から丹念にボサノバやラッヘルマンの音楽やテレビの音声を取り除き会話を抽出し解析するが、有益な情報は得られない。私は、家が食われるのを防ぐために強い薬を撒くが人体への影響ばかりが強く死んでしまう。CIAの白蟻はサイボーグだったのだ。CIAは、私の家に白蟻を派遣したのは見込み違いだと結論し撤退させた。家の住人は死に、家は翌週の台風で崩壊した。
という無気味な話を思いついた。


[6] 電波の訪れ 投稿者:わし 投稿日:2004/06/12(Sat) 14:29

補聴器を着けて会社員の会議をしていた。ポケットには、携帯電話。ホワイトノイズがイヤホンに入る。1秒後に携帯のベルが鳴る。


[5] 白蟻盗聴器 投稿者:わし 投稿日:2004/06/12(Sat) 11:16

「逆噴射家族」木造住宅を新築35年ローン、白蟻発見、パニック、白蟻絶滅パラノイア、という映画だったと記憶。
コッポラの「盗聴」盗聴のエキスパートが逆に盗聴されるが、盗聴器がどうしても発見できない、家具を分解し、壁床を剥がし、廃虚のようになるが、見つけられない。家を壊す2つの話。


[4] 催し物、出しもの、ライブ可能なバンド。 投稿者:わし 投稿日:2004/06/11(Fri) 12:52

・P-blot:ピヤニカアンサンブル(現在5重奏状態、4-8人)
・punoipenson real time orchestration workshop(4人位で曲を持ち寄り2回位リハーサルをして1回ライブをやって解散する)
・細田茂美モリシゲヤスムネ:即興三重奏パーマネントグループ
・DUOの即興セッション:任意の誰かと。
・「バカ兄妹」:ピヤニカ2重奏。新井陽子+しばてつ
・430+440=870:ピヤニカ2重奏。 坂元一孝+しばてつ
・「ボサノバ兄弟」:ギターとピヤニカ 角田亜人+しばてつ
・米本実+しばてつ 電力楽器とピヤニカ
・SOLOピヤニカ
・SOLO(拡張)ピアノ
・SOLOその他 
======================
・「電波梅」(オンドマルトノとピヤニカ)
・あさのバンド jazzピアノTrio
・ベースとドラムとピヤニカ/ピアノのバンド 未だやってない。


[3] Re[1]: 無言日記 投稿者:わし 投稿日:2004/06/11(Fri) 00:11

何処でも簡単に書き込めるようにして蓄積し、主に自分で眺める。何してて、何考えているんだろう私は。


[2] (無題) 投稿者:わし 投稿日:2004/06/11(Fri) 00:02

6/12(土)にしたいこと。
・運転免許書き換え。
・鈴木理恵子無伴奏ヴァイオリンコンサート@葛飾やくじん 延命寺14時開演
・高橋悠治ピアノ・リサイタル(サンシティクラシックティータイムコンサート)
6月12日(土) 越谷サンシティホール 午後2時
指定席 一般3,500円・学生2,500円 自由席 一般3,000円・学生2,000円
問い合わせ サンシティホール tel 048-985-1112
バッハ パルティータ 第1番変ロ長調 BWV 825 (1726)
ハウアー 12音遊戯(1946年クリスマス) FV 711
ウェーベルン 変奏曲集 Op. 27 (1937)
ロースラヴェッツ 5つの前奏曲 (1919-1922)
シューベルト 即興曲 変ロ長調 Op. 142 No. 3
−−−
バッハ パルティータ第3番イ短調 BWV 827 (1727)
ブゾーニ ソナチネ第2番(1910)
モーツァルト ソナタイ長調 KV 300i (1778)
ブゾーニ カルメン小幻想曲(1920)
構成・お話 岡部真一郎
ずいぶん沢山弾くなー。
6/13(日)
スティーブ・レイシーが亡くなったので、ピットインに予約していたトリオの演奏は無い。残念、合掌。


[1] 無言日記 投稿者:わし 投稿日:2004/06/10(Thu) 23:45

これは掲示板ではなく、わしが、日々の思いつきをメモする、無言日記だ。