SALT PEANUTS
SALT PEANUTSは現在、
vo/g:杉原史規 bass:国本キノコ剛章 で
音楽活動中であります!
張り切っていきましょ〜!!!
2011年7月23日、ついに1stミニアルバム「JETTER」発表!!
なるべく多くの方々に聴いていただきたいと思う次第であります!
JETTER/SALT PEANUTS
涙のラブソング
敵方の女
JETTER
海のトリトン
ONWARD
バビル2世〜海のトリトン
※ご試聴(そるぴMySpace)は
こちら
※CD購入等のお問い合わせは
こちら
《ライナーノーツ》
…友人からありがたくコメントをいただきました。thanks!!
ライブで熱く勢いあふれる演奏を披露しているスポ根トリオロックバンド、SALT PEANUTS。 結成から20年以上にして、初のスタジオ録音ミニアルバム「JETTER」がこのたび発表となりました。 そんなSALT PEANUTSが初のCDを出す、と知ったときは期待や楽しみにする気持ちもありましたが、実は少しばかりの心配もあったのも事実です。 というのも初めてのスタジオ録音、更には諸事情によりドラムパートが打ち込みとも聞いていましたから。 「果たしていつもライブで見せている、あの熱さと勢いはどうなっているのだろう?」 こんな思いも抱きながらCDを聴いたわけですが……。 結論から言えば、いい意味でスタジオ録音らしい感触でした。確かに今挙げた事情があるだけに、ライブそのままの熱さと勢いの完全再現はさすがに難しいです。 ですが、スタジオ録音ならではの凝ったアレンジにより、洗練さを持ち合わせたものとなっています。 コーラスやギターを重ねるのはもちろん、効果音やシンセサイザー、更には歓声やセリフも織り込まれ、楽曲を鮮やかに彩ってくれています。 あと驚いたのは、2曲のカバー曲が収録されていること。 バンドのすべての曲を作詞・作曲される杉原さんにはたくさんの曲のストックがあると聞きましたが、国本さんの「より多くの人が聴きやすく、とっつきやすいものにしたい」というアドバイスにより、カバー曲も収録された模様です。 詳しくは後ほど述べますが、初めて聞いたときは驚きました(笑)。 というわけで、曲ごとの感想を。
涙のラブソング
さわやかです。 失恋という要素も含まれますが、嘆き悲しんで終わりではなく、前向きさが強く出た歌詞です。 そのため、メロディーは切なさを含みながらも、さわやかさが漂う曲になっているのでしょう。 そうした印象を強めてくれるのが、間奏やエンディングに登場するシンセサイザーのふわふわした音色とフレーズ。心地いいです。 さわやかにして厚みのあるコーラスや、エレガットギターの軽やかなコードカッティング、それに間奏のギターもよく練られたフレーズと音の伸びが聴いていて気持ち良いです。
敵方の女
ライブでは必ず終盤に演奏される、盛り上がり必至のナンバー。 ライブではより激しく熱いですが、思っていたより熱さと勢いが損なわれていなくて嬉しかったです。 アレンジも凝っていて、冒頭にどこかで聞いたことのある効果音(某「巨○の星」のオープニングあたりで)が流れ、曲中とエンディングでは球場の観客の歓声も織り込まれています。そのために臨場感アップ! ライブではおなじみの、間奏での国本さんによるナレーションも、ラジオの音声風味に加工されていて、こだわりを感じます。間奏でのハイトーンのコーラス、突き抜ける感じが好みです。 これまたライブではおなじみの、熱さほとばしる杉原さんのギターソロ、国本さんのはじけまくるベースプレイもしっかり楽しめますし、個人的にはイントロなどで聞けるステレオ感あふれるコーラスが心地よいです。 というわけで、特にこの曲はヘッドホンで聴くことをオススメしたいです!
JETTER
「流星号、流星号、応答せよ!」というセリフから始まるこの曲は、杉原さんが幼い頃見ていたテレビ番組「スーパージェッター」をモチーフに作られたそうです。 放送当時に多くの人が思い描いていたであろう、科学が発達した格好良くて明るい未来。 しかし現実は、科学の発達が必ずしも良い社会を作り上げたわけでもなかったのは、皆さんご承知の通り……。 ですが杉原さんは、そんな現状に甘んじることなく、ひたすら前向きなメッセージを込めて歌っているように感じます。 その前向きさは、ギターによる軽快なコードリフ、程よく疾走感あるテンポにも現れていると思いました。もちろんサビの部分での力強さあふれる歌声も。 歌詞とテンポとリズムとメロディー、そして歌、すべてが前を向いて進み続けようとする意志の強さが好きな曲です。 格好いいギターソロ、終盤の厚みのあるコーラス、雰囲気を盛り上げる効果音、セリフなども好きです!
海のトリトン
最初に聴いたときは「本当に杉原さんが歌っているの?」と思って聴き返してしまいました。 普段は割と高めのキーで歌うことが多い杉原さんですが、この曲では魅力ある低い声による歌を披露しています。 伴奏も「これ完コピだよね?」と思うほどにそっくりです!
ONWARD
杉原さんのソロライブにて、アコースティックギターとハーモニカを使ったスタイルで演奏されてきた曲ですが、このCD発表にあたり、ドラムやベースなどを加えてのお披露目となりました。 ゆったりとしたテンポながらも、はねるリズムは心地よさを感じさせます。ボーカルは一語一語をていねいに歌いつつ、サビの部分では力強さもにじませています。 イントロと間奏、そしてエンディングで鳴り響くハーモニカも跳ねまくっていて好きですね。 弾き語りでもじっくり聴かせる魅力を持つこの曲ですが、新たに加えられたドラム、ベース、コーラスはそうした魅力を増すべく曲を彩ってくれています。
海のバビルトリトン2世
カバー曲第2弾は「海のトリトン」と「バビル2世」をミックスしたものですが、こうくるとは思いませんでした(笑)。 歌詞はフェイド・アウトおよびフェイド・インでつなげられていますが、演奏はスムーズにつながっています。 こちらも歌および演奏は、ほぼ完コピといえるレベルですね。 コーラスパートもすべて杉原さんが実際に歌ったもの(機械でハモらせるのではなく)とのことで、驚きました。
今回は4曲のオリジナルと2曲のカバー曲でしたが、まだまだ持ち曲がたくさんあるだけに、更なるスタジオ録音盤を楽しみにしています! もちろん次はフルメンバーでの録音を期待しています!
ごろんた
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