朝日俳壇1/9




第28回朝日俳壇賞

朝日新聞の毎週月曜日。文芸欄ー俳壇を四選者が担当している。金子兜太・大串 章・長谷川櫂・稲畑汀子の四氏である。
掲載する以上、学ぶ値打ちがなければならない。7/18号より俳界の力量を誇る金子氏、大串氏に学ぶ。
選句=創作でもある。

2011年の入選句から、選者が一句を選び賞状と記念品が贈られます。


大串 章・選

万緑や空を歩いて見たくなる        神戸市  森木 道典

作者:この句のように気持ちは若い。日常の見て感じたことを俳句にしていますが、ますます俳句が浮かんでくる。「桃一つ手渡すように投句する」。そんな毎日です。

〈選者講評〉
 光り輝く万緑を見下ろし、大空を歩くのはどんな気持ちだろう。


金子兜太・選

樹下に居て天思ふ音梅雨に入る      熊谷市  時田幻亞

作者:投句を始めて12年、努めて一日一句我が日常を詠んできた。厳しい時代状況の中、私が私でいられたのも、俳句という最短詩型に出会えたから、と幸運に感謝する。


〈選者講評〉
  ぐずぐず言わない。ゆっくりと腰を据えて、意を整えて。