06年9月8日〜9日



2万5千図
朝日岳
羽前葉山
徳網


2006年9月8日(金)〜9日(土)  8日 曇ったり小雨 
 9日 快晴
メンバー  単独
コースタイム

 行動時間   6時間35分
 休憩時間   1時間30分
 歩行時間   5時間05分


 行動時間  11時間15分
 休憩時間   3時間00分
 歩行時間   8時間15分




 
 8日

 白滝発5時45分→水場着6時37分→鳥原小屋水場着7時52分・発8時10分→小朝日岳着9時55分・発10時10分→銀玉水着11時27分・発11時40分→大朝日小屋着12時20分・・大朝日岳往復30分・小屋13時20分

 9日

 大朝日小屋発5時05分→大朝日岳着5時20分・発30分→平岩分岐着6時52分・発7時05分→北大玉山着7時55分・発8時10分→カクナラ小屋へ分岐8時25分・発27分→大玉山?着9時25分→桑住へ分岐着10時50分・発55分→赤鼻尾根分岐着12時33分・発50分→祝瓶山着13時05分・発10分→赤鼻尾根分岐着13時22分・発30分→水場着15時21分・発40分→カクナラ小屋へ分岐着15時58分・発16時03分→登山口着16時20分
日   誌
8日
 3連休で飯豊縦走の予定だったが、大日杉小屋への林道が工事中で、歩いても通れないとの事、気になっていた大朝日岳〜祝瓶山のコースへ変更、でも、行こか、行かないか、前日まで迷ってました・・・・。
 前日、一歩が仕事を終わって、19時頃登山口近くまで送ってくれる事に、しかし、ものすごい雷雨、少し手前で車を止めて車内泊。
 登山口までおくってもらい、一歩は出勤の為、帰宅、車を見送って出発。

(白滝登山口の看板)
日が差して昨日の雷雨が嘘の様、鳥原小屋の水場で朝食、水も汲んで、この辺りから霧雨になり、ガスも濃くなってきた。
 なぜか、とても蒸し暑く、バンダナを何回も絞ってしまう。
 ピークが見えないのがいいのか、小朝日岳に着いてしまう、ここで、隠れファンの方から頂いた京都のお土産「タオル」を取り出して、一緒に記念写真。


(小朝日岳山頂)
 小朝日岳を下ってきたら雨が降ってきたので、雨具を着る、眺めのいい稜線なのに、残念。
 しかし、雨もやみ、寒くないので雨具を脱いでしまう、途中、男性1人に出会う。
 「銀玉水」の水場は、すぐ近くにあり、今日の小屋へ水を確保、結構、重かった。



(銀玉水の水場の道標)
 小屋近くで、もう1人男性に出会う、聞けば北海道から来たとの事。
 ゆっくり歩いてきたつもりだったが、こんな天気では時間調整が出来ず、早く着いてしまった。


一ヶ月前には、大きかった雪渓今は、小さくなり、水場も遠そうです)

 小屋に荷物を置いて、大朝日岳をピストン、「タオル」と一緒に記念写真、ガスが濃いし、なんにも見えず、小屋に戻る。




(大朝日岳山頂)









(大朝日岳の一等三角点)
 夕飯にはまだ早いし、小屋には誰もいないし、翌日の主食の「アルファ米」を作り、コーヒーを沸かして、行動食のおやつを食べながら、地図見たりして暇つぶし。

 3時半頃から、夕食の「海鮮鍋」コッヘル一つで間に合うし、汁はあるし、うどんも食べられし、汚れもすくないし、なんて言ったって、美味しい!



(菊水&プレミアムビール・・自宅では飲めません)
(キャベツ、きのこ、えび、鮭、トロタラ、豆腐、うどん、濃縮つゆ)

その頃から、管理人さんと、ご夫婦一組が小屋に入り、良かったのかな?小屋で1人だと、なんか物足りないのか、その為に「ラジオ」を持ってきて正解、人が来る前までかけてました。
 6時前には、横になって寝ましたが、ご夫婦のいびきが気になって、なかなか、寝られなかった。


( だぁ〜〜れもいない山小屋荷物を広げても、こんなに余ってます。)
9日
 4時半起床、朝食をとらず、荷物を片付けて出発、雲海が見事、日の出を山頂手前で見る。



(見事な雲海遠方、月山)






(大朝日岳に行く途中で、日の出)








大朝日岳小屋)






(手前、中岳、西朝日岳遠方、以東岳)




( 小朝日岳)
 昨日と違って、360度の展望、朝日に染まっていく雲海や山々、写真撮りに時間をとってしまった。







朝日にあたると綺麗に写るかと・・・。)





(これから行く稜線、その先は祝瓶山)

大朝日岳を下って、祝瓶山がかっこよく、20分程、スケッチタイム、そして最後の以東岳を見て出発。





( 平岩山に行く途中、奇怪な岩がルートを示しています。)

平岩山手前の分岐まで、時間が掛かった事、写真撮ったり、アチコチ眺めたり、一ヶ月前に行った御影森山を左に見て、右の道へ。





(東、御影森山、、西、祝瓶山)



 登山道は下刈りされていて歩きやすい、御影森山を左手に、大朝日岳を後に見ながら、その先のキツイ、アップダウンに萎えていく気持ちをふるい立たせて・・・・頑張れ〜〜!



歩いてきた道)





これから行く道、大玉山と祝瓶山の稜線が見えない。)





(大朝日岳、随分高くなってきました。)


 北大玉山手前で遅い朝食、大朝日岳や平岩山へ続く道がいいねぇ〜。




( ここで、朝食、平岩山、大朝日岳)






(そして、御影森山に行く稜線)






北大玉山から下って、大玉山、祝瓶山がその先に・・。)






( カクナラ小屋への道)



 カクナラ小屋に下りる分岐で、この道も結構キツイ、うん十年前、徳網部落から歩いて、これを登り、大朝日小屋まで一日で来たっけ、バテバテ状態でした。



分岐)






(大玉山が大きい)






( 御影森山、一ヶ月前に歩いた稜線を眺めて)。


 ここからも、キツイ、アップダウン、大玉山の登りは20分程だったけど、手前鞍部で一休みしてから行く。
 大玉山の道標はなく、多分ここだろうと思った所を山頂にした。
 1438mの大玉山から、大きく下って小さいピークを越えて1319m。
 1319mに来ると、真正面に、でっかいでっかい、祝瓶山が見えてくる、それも、登山道は下の方から続いているのがよく見える。
(1319m付近、登山道が見えます。あの道にたどり着くまで300m以上下ります。)
 さぁ〜、今度は、1097m目指して、下る下る、20分近く下りて、水場に、でも、行かなかった、遠そうで、水も1リットルくらいあるし、そこから、又10分位下る、そして、桑住との分岐に着く。



( 赤鼻尾根分岐、南へ桑住平
ここから眺める祝瓶山の高い事、ここが鞍部かと思いきや、まだまだ、下っていきます。

 


(分岐から眺めた祝瓶山) 
しばらく樹林の中をアップダウンを繰り返して、見晴らしのいい尾根に出る。
 祝瓶山に人がいるのがわかる、なのに、バテタ〜〜!
 1082m越えて、一休み・・・・、「さぁ〜、行くぞ〜!」なんて、気合ではなく、「はぁ〜、歩かなくちゃ、着かないんだよなぁ〜」



(バテテしまいました。1082m付近で、右の方のピーク、御影森山)
250m以上の標高差、それを一気に登る、ヘロヘロ状態で・・、30分位で分岐に着き、ここで、大の字になって休む。


(分岐、最後の登り、祝瓶山山頂、山頂にいる登山者何人かが見えます。)
ザックをおいて、祝瓶山をピストン、二等三角点のピーク、大朝日岳をバックに記念写真。




(祝瓶山山頂、大朝日岳をバックに)






(二等三角点)
早々に分岐に戻り、ここまで来れば後は楽勝・・・、と思いきや、なんと、下りに時間が掛かりすぎてしまった。
 水も全部飲んでしまい、途中の水場でゆっくりしようと思っていたのに、1時間半たっても着かない、さすがにくたびれて一休み、いつも、大朝日岳が見えている。

(奥のピーク、大朝日岳、手前のピーク、大玉山で、登ってきた尾根)
休んだ所から10分位で、待望の水場、近いのでザックを置いて汲んでくる、さっきから、お腹の虫がなっていたので、遅い昼食、水がないとなかなか喉を通らなかった。



(水場を過ぎて、最後の大朝日岳))
元気がでてきて、下り始めると、すぐ、登山口についてしまった、ここから、平坦な道を、針生平(ハンナリダイラ)に向かい、朝日連峰の登山口に出る。



(祝瓶山登山口)
一歩が、車で迎えに来ていてくれた、ビールをご馳走になって、しっかり飲んで帰宅。



(大朝日岳登山口)

葉山へは、御影森山を越えると、見晴らしが悪く、ヤブの道も今思えばワクワク、中沢峰の登りがきつかったが、その後は大したアップダウンもなく、タダタダ歩く、でも、一般ルートから外れている山はやっぱり、ワクワクします。

 祝瓶山へは、アップダウンがキツイ、見晴らしはとてもいいし、いつも、大朝日岳や御影森山を見て、正面は段々大きくなっていく祝瓶山、もう一つ、新たに山に登っていく気分、体力を試されている様でした。

 最後にヨレヨレになって歩いてしまったけど、心地よい疲労感でした、でも、疲れすぎたのか、陽に焼けすぎたのか、体がだるくてなかなか眠られなかった、こんな事なかったんだけどなぁ〜、翌日、足がむくんでいる感じでかったるかった。

 でも、今年の夏は、最高!気になっていた、葉山、祝瓶山両方に抜けられて。


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