1997年8月6日(水)〜8日(金)            


 行動時間

休憩時間

歩行時間

天候

 6日

 10時間15分

  2時間10分

  8時間05分

  晴のちくもり

 7日

  8時間45分

  2時間

  6時間45分

  くもりのち強風・どしゃ降り

 8日

  4時間

      15分

  3時間45分

  どしゃ降り


メンバー    ナオ  マコ


コースタイム

6日
大日杉小屋6時発地蔵岳9時20分着・30分発切合小屋12時15分着・25分発本山小屋14時30分着・35分発御西小屋16時15分着

7日

御西小屋4時30分発大日岳5時38分着・43分発御西小屋6時52分着・8時15分発梅花皮小屋11時25分・50分発門内小屋13時15分着

8日

門内小屋8時発丸森峰9時30分通過水場10時30分着・40分発飯豊山荘12時着


日誌

6日
 中3のナオと、小5のマコ2人と一緒、母子3人、ちょっと、変わっているのかな?

 ナオは、相変わらずスローペース、部活が終ったので体力不足?今日は、なぜか私良好、でも、やっぱ、ナオには負ける。

 水場で2Lのペットボトルに水を満タン、暑いので、休むたびに3人で水を飲む。

 目洗清水で、水が得られなかったので乏しくなってくる。

 今回も尾根の方へ、コキンレイカがたくさん咲いているトコでおにぎりを食べる。

 少し行くと、沢に出て、もうすぐ、切合小屋。

 私、マコ、ナオの順、マコは、ナオの邪魔ばかりして、ナオはうるさそう。

 本山小屋に着くと、草履塚で会った人達がいた、本山にもけっこう、人がいた。

 なんと、本山から、桧原湖が見えていた・・・、ビックリした!

 ナオにまとわりつくマコ、ナオはサッサと先にいってしまう。

 ガスの中、御西小屋に着き、ちょっと遠い水場まで、マコと2人で行く。

 小屋に戻って、焼肉と炊きこみ御飯を炊きながら、お酒を飲んでいたら、小屋番の人に呼ばれて宴会。

 シュラフにいったん入ったけど、又、呼ばれて宴会・・・・。
7日
 あぁ〜〜〜、頭痛い、う〜〜ん、気持ち悪い、食欲なし、子供達にはラーメンを作る。

 懐中電灯を子供達が持っていないので、明るくなってから出発。

 雨具を着て、ガスの中、それでも、コバイケイソウの白さが浮き出ていた。
 
 大日岳を往復、小屋に戻って荷物の整理をしたり、食欲が戻ってのでご飯を食べたりして、出発。

 どしゃ降りの中、行き交うのは、高校生や大学生のパーティー、ちょっと、嬉しい気分。

 2年前と違うのは、雨は上から降ってくる、それでも、どしゃ降り。

 梅花皮小屋までの間、休んだのは御手洗池で、たったの5分、休もうと言っても、ナオにあおられ休ませてくれない。それでも、マコは疲れたとも言わず、楽勝の雰囲気で歩いている。

 やっと、梅花皮小屋に着き、小屋番の人に「休ませてください」と、断って入る、なんせ、3人共、濡れ鼠、水が滴っている状態で、小屋に入るのだから。

 ココアを沸かして、おにぎりを食べる。

 雨も少しは小降りになり、後は、北股岳を越すと楽勝、でも、風が強くなり、マコが飛ばされそう、私も、足がとられそう。

 門内小屋に着くと、人が多く、着替えはちょっとした、ホンの狭い死角で、ササッと、すませる。

 ここでは、お酒を進める人もなく、持ってきた分で、充分美味しいお酒を飲めた、お好み焼きをツマミに。
8日
今日は、ゆっくりと出発、ラーメンは、山荘に着いてから食べる事にして、昨日作った、おにぎりを食べる。

 濡れた衣類が重い。

 夜中にも、強風と雨だったが、出発してからも、止まず、1度も休まず、北峰へ、マコは、疲れた様子もなく、平気の平左で歩いている。

 稜線では、風が強くて、早々に丸森尾根に逃げ込んだが、ガレ場にも水があふれて、沢の中を歩いている状態。

 丸森峰からの下山も、どしゃ降りの中、登山道は、えぐれていて、それこそ、水の行き場がなく、沢の中を歩いています。

 水場まで、一気に下り、ここで、残りのおにぎりを食べるが、ゆっくりとは出来ない。

 下の岩稜あたりで降ったりやんだりになって、蒸し暑くなってくる。

 やっと、飯豊山荘に着き、温泉に直行。

 風呂上りのビールはおいしい。

 今日の、このどしゃ降りは、米坂線も少し前まで、不通になっていたようでした、下界でも、ものすごい雨量だったんだなぁ〜、丸森尾根ではなく、丸森沢を下ってきたんだ、滅多に出会えない条件。

 

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