1999年7月26日(月)〜28日(水) 


全日程快晴     


 行動時間 

 休憩時間

 歩行時間
 26日 
  9時間35分  

  2時間35分 

  7時間
    
 27日  
 11時間10分

  2時間05分
 

  9時間05分
 28日
  9時間
 
  2時間

  7時間

メンバー    マコ

コースタイム

26日 大日杉小屋6時05分発地蔵岳9時06分着・25分発切合小屋12時35分着・50分発本山小屋15時40分着
27日
本山小屋4時20分発御西小屋5時35分着・45分発大日岳6時55分着・7時05分発御西小屋8時10分着・30分発北股岳12時25分着・35分発頼母木小屋
15時30分着
28日
頼母木小屋4時15分発杁差岳5時46分着・6時発頼母木小屋7時35分着・8時13分発丸森峰9時40分着・50分発飯豊山荘13時15分着

日  誌

26日
 中1のマコと、2人だけの山行、私ワクワク、マコシブシブ。

 2人共、重いザックに、半そでTシャツと長袖シャツ、ザンゲ坂まで、しっかりと汗を絞り取られる。

 長之助の水場で、長袖を脱ぎ、爽快な気分で、出発、しかし、これが、後にアダとなる。

 相変わらず、地蔵岳までの道のりは、ひたすら登るのみ。ヒメサユリは終り、それでも小さき花は咲いている。水を飲めばその分しっかり汗が出る、休むたびにバンダナを絞る。あ〜〜ぁ、日差しが暑い!

 やっと、地蔵岳に着き、木影を見つけて小休止、ソルダムを食べてから出発。

 目洗い清水には、残雪がなくなり、お坪でホッと一息入れられた。ここから、切合小屋(キリアワセゴヤ)までのルートを、いつも迷う、そして、今回も、尾根コースをとるのに、ちょっと、迷った。このコースの、トラバースがイヤなんだなぁ〜、でも、ストックならぬお助け棒を持ってきたから、まぁ〜、いいか!とにかく、暑い!あまりにも、暑くて、へばってしまい、途中、風のある所でお握り食べ、少し行ったら、トラバース手前の沢に出たので、思いっきり、水を飲んだ、おいしかった!

 残雪が薄くなり、少々コワゴワとトラバース、早速、チングルマ、ハクサンコザクラ、ミヤママツムシソウ等など、花々の歓迎を、いっぱいしてくれた。

 稜線に出て、ホッとしたが、しかし、日差しが強くて、暑い。切合小屋で、生ぬるい水を飲んでいたら、「よく、あのトラバースを通ったね」と、言われ私「?」他に、いいルートあったのかな?

 本山小屋を目指して出発。ここからは、快適な稜線歩き。いっぱい、いっぱいの花、花・・・、いつも、写真は撮らず、目に焼き付けてくるだけ、私の大好きなミヤママツムシソウ、今年も見に来れて嬉しい再会。

 草履塚で、スケッチブックを出したら、濡れていた?お酒かな?と、思って匂いをかいだけど、何も匂わない、まっ!いいか。

 平日だと言うのに、人が多い、けっこう、待たされてしまう。御前坂下で、腹ごしらえ、さぁ〜、もうすぐだ!最後の登り。

 水をくんで、本山小屋へ、普通は、小屋番がいて、料金徴収されるのだが、今回は小屋が壊れて使えない事になっていたので、寝る場所は狭いけど、まぁ〜、ただなので。

 マーは、眠いと言って、焼肉少し食べただけで仮眠、10分後起きて、カレーもしっかり食べた。お酒一パックやはり、こぼしていた、あ〜ぁ、大事なお酒が・・・・、明日はナシか。

 小屋には、全員で9人、とても静かなので、17時半頃、寝てしまう。

27日
 3時起床。昨日の残りのカレーと、ご飯を温め、ラーメン餅も作る。ザックを詰めて小屋を出ると、もうすぐ、日の出、懐中電灯を出すほどの暗さではないので、そのまま、出発。しばらく行くと、北股岳、梅花皮岳(カイラギダケ)の方が赤くなり、日が段々と昇ってくるのがわかる、これから登る大日岳が大きく迫る。

 御西小屋の脇にザックを置き、レジ袋に水、お菓子、パンを入れて大日岳を往復、2人共、昨日の日焼けに参って、長袖を着る。頂上に着いたら、360度の展望、日本海、上越・会津の山々、最高の頂上!

 御西小屋に戻り、4度目の縦走、アッチ〜こと、アッチ〜こと、木陰もなく休むのもシンドイけど、1時間歩いて無理して水分補給の為休む。

 やっと、梅花皮岳に着き、さぁ〜、ここを下るとおいし〜い水が待っている、梅花皮小屋が・・・・。今年、建て替えたきれいな小屋、8月30日から、水洗トイレも使える様、一度泊まりたいな。

 つめた〜い水をタラフク飲んで、北股岳の30分の登りを辛抱すれば楽勝。(しかし、甘かった)

 強い日差しを頭上からクラって、ヘトヘトになって門内小屋に到着。まだ、時間的に早いので、頼母木小屋へGO!

 しかし、ここからの縦走路が大変、なんてったって、標高が少しづつ低くなった分、蒸し暑さが加わり、それに、笹や、低い潅木ばかりで、バテタ。潅木の下にもぐり込む様にして、水分補給、しかし、飲んだ分だけ、すぐ汗になってしまう。

 丸森尾根への分岐に着くと、頼母木小屋が遠くの方に見えてきた、杁差小屋も。

 小屋に着くと、ここも、冷たい水が待っている、タラフク飲んで、小屋の2階にザックを置き、すぐ、長袖を脱ぐ、顔が焼けて痛い、マコは、後ろの首が痛いと言うので、濡れタオルで冷やしていた。

 今晩のメニューはお好み焼き、単独の人3組、夫婦1組、私達2人の小屋泊まり、なぜか、単独の人達と息統合してしまい、それに小屋番の人を巻き込んでの酒盛り、見ず知らずの人に貴重な高価なビールを1本ご馳走になりました、ラッキー!ついでに小屋番の貴重なお酒も・・・・。

 身体中が、日に焼けてポッポ、ポッポ暖かい、シュラフカバーでもあつかった。

28日
今日も3時起床。静かに静かに、ラーメンを作って、ザックに荷物を詰めて下に降りて、今日も又レジ袋いに、水、パン、おやつを入れて、杁差岳を往復(ナップザック忘れた為)。

 日の出前なので、快適な稜線歩き、しかし、それは鉾立まででした。日が差す方に帽子のひさしを向けて、アッチコッチと移動、ア〜ァ、私の麦わら帽子はどこ?

 杁差岳の頂上、今回の最終目的終了。私感激、マコ、疲労感、でも、付き合ってくれて、嬉しかった。

 帰りは、太陽から逃げるように、休まず頼母木小屋へ戻る。小屋で軽く食事をとり、下山の準備、小屋にいた人達はとっくに出発していた。忘れ物なきように出発。

 マコは、疲れたの連発で休むが、すぐ私に追いついてしまうヤツ!丸森尾根の下り口について、佐渡島を見て、すぐ、下山。

 丸森の峰まで一気に下り、木陰になってから休む。ア〜ァ、この下りも蒸し暑さに悩まされる、今日も、2人共長袖。

 水は、身体の冷却水、飲めばそのまま汗になる、飲んでも飲んでも、喉のかわきが潤わない。

 飽きるほどの下り、イヤイヤ、下って、ヤットコサッコ、水場、パンは食べ尽くしたので、お菓子で腹ごしらえ。

 これより、岩場の多い下り、気をつけて、でも、飯豊山荘が目の前、もうすぐもうすぐと、思いながらも、やっぱ、飽き飽きする程くだって、やっと、車道に到着。

 温泉に入って、バスを待つ間、おいしいビール500cc2本飲んでしまった。

 顔、腕、まっくろけっけ、この後、しばらく、麦わら帽子をかぶって山に行きました。

TOP