あれは秘書がやったことだ

ハガー、市長の権限を盾にやり放題!?

勇気ある市民ブレッド

ブレッド:
ぼ、僕は見ちゃったんです。地下鉄のホームで市長が女性を襲っているところを!その光景は思わず目を背けてしまいたくなりました。しかしこれを黙って見過ごすわけには行かない、とばかりシャッターを切りました。これがその証拠写真です。

ハガー女性を襲うの図

裁判長:
これについて何かいいたいことはあるかね、ハガー君。

ハガー:
ああ、これですね、これは秘書がやったことです。秘書は私の影武者を兼ねていまして、そのため姿形をそっくりにしてあるのです。決して私ではありますぇ〜ん。

ブレッド:
じ、じつはもうひとつあるんです。先程の女性を襲っている写真ですが、あれを撮ったあとに逃げようかと思ったら市長に見つかってしまって「おまえなんでここにいる!?もしこのことをしゃべったら………ちょっとついてこい」といわれ、ついていった先には私の車が。そしてそばにあったパイプで壊し始めたのです!!これも見過ごすわけにはいかない!市長にばれないように必死にシャッターを切りました。まさに命がけでした。

ハガーはおもむろに車を壊し始めた

ブレッド:
今度は地下に連れていかれ「しゃべったらあの車と同じ目に遭うからな分かったかクソヤロー!」といって腹に一発!ちなみにこの写真はたまたまそばを通っていたビルブル君に撮ってもらったものです。

裁判長:
これについては?ハガー君。

ハガー、地下でブレッドを殴る

ハガー:
これも秘書がやったことなので私はまったく存じ上げますぇ〜ん。

傍聴席:
(ざわざわざわざわ 本当に秘書がやったのではないのか ざわざわざわざわ)



ジェシカ:
あ、あの、ちょっといいですか?

裁判長:
ん?あ、あぁ。どうぞ。確かきみはハガー君の娘さんだったね。

ジェシカ、良心の呵責に耐えきれなくなり真実を告げ始める

ジェシカ:
じ、じつはお父さんに秘書なんていませんっ!その写真に写っているのはすべてお父さん自身ですっ!

傍聴席:
(ざわざわざわざわ ジェシカさんがいってることが本当なら大変だ ざわざわざわざわ)

ハガー:
じじじじじジェシカ、なななな何をいっているんだ。そんなはずなかろう。そうだ、あるはずがない。第一私だという証拠でもあるというのか。

ジェシカ:
履いているズボンよ!そのズボンは私が編んだもの………。間違いないわ!

ハガー:
ちちちち違う違うジェシカ分かってくれ、写真のズボンは某国と共同で開発したクローン技術によって複製した、まったく同じものだからして………。

ジェシカ:
い………いやー!そんな嘘つかないで!そうしないと………!

ハガー:
どうしたジェシカ分かってくれお願いだ!

ジェシカ:
も、もうダメェェー!!

ジェシカ、自分を制御できなくなりレーザー発射

(ズガガガガガガガガガー)

ハガー:
グヴォォォォォージェシカなぜー!

堕ちてゆくハガー

ハガー:
ウオォォォォォーーッ

(ドンッ)

裁判長:
判決を言い渡す。被告人ハガー、婦女暴行、器物破壊、障害の罪により………もう死刑になっちゃったかな。




裁判に納得