ここでは、プレイステーション版特有のことについて解説していきたいと思います。
●裏モードについて
ハードモードをクリアすると、エンディングの終わりのほうに、裏モードをやるためのコマンドが出ます。そのコマンドとは、 「R1,△,L1,□,×,○,R1」
です。
(2007/11/18追記)
で、なにが普通のモードと違うかというと、 まずは1つ目の「敵がダウンしない」について。このゲームの敵(味方も)は普通3発連続で攻撃を受けたらダウンするということを以前書きましたが、裏モードでは何発食らっても倒れなくなります。それはいいのか悪いのかというと、どっちともいえます。 いい面については、攻撃の幅が広がるということです。テクニックで、「パンチパンチ投げ」という技を紹介しましたが、あれは敵が3発攻撃を食らったらダウンするという原則があって必要となる技です。しかし裏モードでは何発攻撃を食らってもダウンしないので、パンチパンチパンチパンチパンチパンチパンチパンチ投げとかもできます。もちろん投げないでパンチパンチパンチパンチパンチパンチパンチとかもありです。 流星剣でも効果を発揮します。普通のモードでは連続で当たっても結局3回当たったらダウンしてしまうのであまり意味がないですが、裏モードでは15回とか連続で当たってくれます。淳干導(ラウンド5敵将)も、ハメ状態にして流星剣をずっとやっていれば、ほとんどの場合なにもせずに倒せます。まあ、この「ほとんど」というのがくせものといえばくせものなのですが……。たまに回り込もうとしてくる場合があるんですよね……。 次は悪い面。それはダウンしないことによって、いくらでも連続で攻撃を食らってしまうことです。発狂振り回し(「槍」の技)も、なにもしないと全段食らって体力が半分くらい減ります。それに、それより恐ろしいのが、「ムキムキマン」によるパンチの嵐です。囲まれてパンチを食らいまくると、あっという間に体力を奪われてしまいます。体力が半分以上もあるのに、一気にミスになるのはある意味壮観ですが、くれぐれもそんなことのないように、いつにも増して心にメガクラッシュを。 敵を馬から引きずり下ろしにくくなるということも悪い面です。たとえば夏侯惇(ラウンド2敵将)は、普通なら連続技で馬から引きずり下ろしますが、裏モードではそうはいきません。むしろ逆に馬タックルなどで反撃される危険が大です。敵を投げつけて引きずり下ろすしか方法はなくなります。これは徐晃(ラウンド8敵将)でもそうです。よって、敵将戦の難易度が高くなるでしょう。 普通のモードと裏モード、どっちがいいとは一概にはいえませんが、裏モードでパンチパンチパンチパンチ……ってやるのって、結構楽しいんですよね。
次は2つ目の「新しい技」について。新しい技は 超必殺技は、普通の必殺技をさらに派手にして、もちろんヒット数もダメージも大きくなっています。以下は、各キャラごとの超必殺技です。 |
キャラ名 | コマンド | どんな感じ? | 最大ヒット数 | 得点 |
関羽 | タックルを2回したあと、断剴撃 | 200→200→200→200→200→200→200→250→300 | ||
張飛 | ↑↓←→+アタック |
フライングブレンバスターをして、 スクリューパイルドライバーをする |
200→500 | |
趙雲 | を2回連続 | 300→300→300→300→500→300→200 | ||
黄忠 | タックルを2回したあと、斬断弓 | 200→200→200→500→150→150(反転した弓100) | ||
魏延 | 斬馬蹴りを2回連続 | 300→300→300→500→300→300→200 |
見た目が派手ですし、与えるダメージも大きいので、つい使いまくりたくなりますが、その分スキも大きいので、多用は控えましょう。でも使いたくなるのが人間ってものなのですが。ちなみに、筆者もたくさん使ってたくさん反撃を受けています。
空中投げは、普通のモードでも趙雲のみにありますが、それはとても出しにくいものです。
●裏モード専用連続技 裏モードの超必殺技についてですが、実はジャンプ投げをして叩きつけた瞬間に超必殺技や必殺技でキャンセルしてたたき込むことができます。しかも、超必殺技を出している間は攻撃判定が強いので途中で潰されることはあまりないです。
▼キャンセル可能なのは ほかにも、黄忠以外のタックル攻撃からもキャンセルが可能ですが、タックルは1発で吹っ飛んでしまうのであまり意味がないです。また、あと、趙雲の空中投げキャンセル必殺技or超必殺技を出してもタイミングや敵によっては叩き込めるが99.98%は「スカる」ため意味がないです。 関羽のみ「ムキムキマン」と特定のボス(、晏明、呂布)以外の敵に腰折りキャンセル超必殺技、必殺技を使うと一発で吹っ飛んでしまうのでダメージはあまり与えられません。 張飛はキャンセル必殺技(粉砕拳)を決めても敵は倒れないので、その後にさらにパンチ投げやスクリューパイルドライバーを極めることも可能です。粉砕拳中にレバー2回転しておくのがやりやすいですが、それでも激ムズです。 さらに張飛の究極コンボ(勝手に命名して「張飛流超飛竜コンボ」)は、つかむ→カナディアンバックブリーカー(つかみ技)×2→パイルドライバー→キャンセル粉砕拳→「フライングブレンバスター→スクリューパイルドライバー」の超必殺技を極めれば完成。ゲージ1本以上のダメージを与えることができます。 また、粉砕拳あとの間合いが近ければまたつかむこともできます。特に「突き」と「弓」にキャンセル粉砕拳を使うと貫通したりめり込んだりして、その後の間合いが他のキャラと比べて断然やりやすいです。しかし、もたもたしていると反撃を受けてしまうのでやはりパンチ投げがベストでしょう。 ▼趙雲の空中投げキャンセルについて 趙雲の空中投げキャンセル必殺技ですが、投げたあと敵はキャラの後方に着地しているため、が当たらないのだと判明しました。しかし空中投げ→着地と同時に必殺技のコマンドを↓←↑+アタック(右向き時)と素早く入力しますとすぐに方向転換して後方の相手に切り込むことができます。 しかしこの技は「ムキムキマン」と許楮、晏明には全段ヒットしましたが「突き」「女」には貫通してしまい1ヒットぐらいしかならず、「槍」「弓」「デブゴン」「忍者」に対しては背が低く空中投げをやるのも難しいうえ、相手が吹っ飛んでしまうため空中投げキャンセル必殺技を成立すること自体不可能に近いです。 また、その他のボスに対しては空中投げを極めること自体難しいので未確認です。 さらに応用して超必殺技を使ってみようかと↓←↑↓←↑+アタックとかなり強引にコマンドを変形してやってみましたけれどもかなりタイミングとコマンドの長さが厳しくシビアで無理でした。 ●敵の逃げやすさについて プレイステーション版では、1プレイヤー側でやるより2プレイヤー側でやったほうが、敵が逃げやすくなっています。それゆえ、敵と戦うことが少なくなるので、とにかくクリアしたいなら2プレイヤー側でやるのがいいでしょう。逆に、敵をたくさん倒して得点を稼ぎたいなら1プレイヤー側でやるのがお勧めです。 |