初心者のためのバイク講座

第1回

バイクとは?

 

バイク:エンジンがあり、タイヤが前後に1本づつあって(一部例外を除く)またがって乗る乗り物の事。

細かく言うとこんな感じかな〜?ちなみに英語では、”モーターサイクル”または”モーターバイク”の方が一般的。バイクというとフツーはチャリンコの事になる(←経験あり)。第1回目はバイクの分類について語ろうと思う。分類といってもいろいろあるので、排気量による分類とタイプによる分類についてふれるとする。

  1. 排気量別
1000cc以上 俗に言う”リッターバイク”。このクラスになると300km/h以上でるバイクもある。また、物によってはリバースギアがついている。
400cc〜1000cc 1000ccと混称して、ビッグバイク、または大型と呼ばれている。特に750ccは”ナナハン”という呼び名で有名。他には600ccや900ccが一般的。昔は500ccなんてのもあった。
400cc もっとも一般的にバイクといわれているクラス。教習車もこの排気量。普通自動二輪免許で乗れる限界でもある。ちなみに一般的に400といわれているものは厳密には398cc位で400cc未満であるため普通自動二輪免許で乗れるのである。これは400に限ったことではない。
250cc 俗にいう”ニーハン”のこと。400と共に一般的にバイクといわれるクラス。このサイズから下は車検もなく税金も安いので、経済的に楽。私のγもこの分類。200ccや150ccなどもある。
125cc ”ワンツー”や”ワンツーファイブ”と呼ばれる。厳密には124ccの為、高速は乗れない。ナンバーがピンク色で、しかもこのクラスから下は原付扱いのため届け出は市区町村である。ヨーロッパでは、このサイズが一般的で種類が豊富。
80cc〜90cc イエローナンバー。性能も大したことはないのだが、それでも原付の比ではない。使い勝手が良いものが多く、結構街でも見かける。
50cc 俗にいうところの原チャリ。正式には、原動機付き自転車。多くのバイク乗りの出発点はここにある。

 

  1. タイプ別
ネイキッド ”裸”の意味の通り風よけ(カウル)の類はほとんどついていない。ハンドルが高いため取り回しが良く、街乗りに適している。車で言えばセダンといったところ。
ビンテージ 上記ネイキッドにふくまれる。古き良きイギリス系の名車風のバイク。しかし、本当のビンテージバイクはほとんど見かけない。
ツアラー ツーリングを主目的として設計されたバイク。大きなカウル・高めのハンドル・高い積載性・高速安定性の良さ等が特徴。ただし重いのがたまにキズ。ビッグバイクにこのタイプが多い。
アメリカン ”ハーレー”に代表されるアメリカ製のバイクに似せた物。長いフロントフォーク・低い車高・太いタイヤなどが特徴。
レーサーレプリカ WGPをはじめとするレースにでているバイクに公道を走れるようにライトなどを取り付けてあるもの。単に”レプリカ”と呼ぶことも多い。速さのみを追求しているため、乗り心地や積載性は極めて悪い。初心者が乗ることはおすすめできない。ちなみにγはこのタイプ。
スクーター 主に原付に多い。ギアなしが多く、利便性をひたすらに追求している。
オフロード その名の取りオフロードを走るためのバイク。”オフ車”と呼ぶことが多い。ブロックタイヤや、高い車高、長いサスペンションが特徴。
レーサー 市販車レースにでるためのバイク。ライトをはじめとする安全装置の他、公道を走るための装備は一切ついていない。したがって公道は走れない。

 

上記の表の中で免許の区分や、高速についてふれたのでついでに説明して、第1回は終わるとする。

大型自動二輪免許 400cc以上の排気量のバイクにも乗ることができる免許。最近では教習所でとれるようになったので持ってる人も多いが、昔は1発試験のみで、極めて取得の難しい免許だった。
普通自動二輪免許 400cc未満のバイクに乗ることができる免許。俗にいう”中免”のこと。
普通自動二輪限定免許 125cc未満のバイクに乗れる免許。あんまりこの免許を取得する人はいない。
原動機付自転車免許 50cc未満のバイクに乗れる免許。この免許は筆記試験だけで手軽に取得することができる

 

バイクの区分 高速道路道路 二人乗り
125c超 ○(最高速は80km/h) ○(高速では×)
50cc〜125cc未満 ×
50cc未満 × ×

二人乗りは免許を取得して1年経過するまでは違反。また、乗車定員が一人のバイクは当然不可。

 


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