初心者のためのバイク講座

第3回

バイクに乗る上で。

 

というわけで、やっと3回目のバイク講座です。ですが、私のネタ切れにつき初心者講座はこれで最終回にしようと思います。初心者用のネタって難しいからね!ホントはもうちょい続けたいんだけど、初心者にはきつすぎることしか思いつかないので今回で最後にさせていただきます。

さて、決まりを守るべし!ということだが決まりとは当然道交法のことです。バイクの場合は特にしっかり守ってないとすぐに国家権力者に止められます。その理由は単にバイクのイメージがそういう物だからであることが大半です。それから車の場合と同じように道交法を考えている方、バイクには思わぬ落とし穴がありますので要注意です。今まで少々ふれてきた二人乗りや高速での最高速、ヘルメットなんかがその具体例です。

決まりというのは道交法だけではありません!マナーも守ってください。バイクはお巡りさんだけでなく、一般的にもあまりいいイメージを持たれていません。たとえば車で事故を起こした場合、”運が悪かったね”ですむところがバイクの場合は”バイクなんかに乗ってるから”になったりすることがあります。確かに車に比べればバイクの方が危険であることは僕も認めるところです。ですが、車の方が危険な部分もあります。それはスピードに関する認識です。バイクに乗ったことがなく車で200km/hとか出してる人にバイクで150km/h出してみろといってもおそらく無理でしょう。バイクにおける100km/hと車における100km/hでは恐ろしく体感速度が違います。その分バイクに乗ってる人の方がほんとの100km/hの怖さを知ってるわけです。よくバイクに長年乗ってる人たちが”気合いの入った走り”とか”熱い走り”をしろといいますが、初心者の場合はその前に”堅実な走り””安全な走り”をしてください。”熱い走り”はある程度腕を磨いてからでないとたんなる”無鉄砲な走り””危険な走り”でしかないです。まわりの視線より自分の身の安全を第一に考えるべきです。そうでないと事故は避けられません。”熱い走り”をするときはまわりの状況をよく考えられるようになってからにしてください。ちなみに僕の理想は熱い走りと言うよりも”より美しい走り”です。

バイクに乗るときは、真夏でも極力長袖長ズボンにグローブを着用してください。もしなんかの拍子に転んだときに比較的軽傷で済みます。走行中に虫などがぶつかったときも血を見ないで済むことが多いです。半袖半ズボンでグローブなし、おまけにサンダルでさらに首から半ヘルをぶら下げながらバイクに乗ってる人を見かけますが僕から言わせれば愚の骨頂です。そういう人はおそらく”俺はこけないから ”と言う考えでしょうがそういう問題じゃあないです。安全運転に対する意識が低すぎです。世の中なにがあるかわかりません。実際私の知り合いで”俺は事故らない”といってた人がいました。が、その人は事故られました。要するにもらい事故です。確かにその人が事故を起こす原因になったわけではないのですが、事故にあってしまったわけです。かくいう私も車ではありますが、赤信号で信号待ちしてるときに横から車に当てられたことがあります。それからバイクに乗るときは気を引き締めてください。だらだらした気持ちで乗ると思わぬ事態になります。

最後にみなさん、安全運転を心がけてください

 


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