富士山には縁がないのだ(2000.12.12)
風邪を引いてしまった。
僕は風邪を引いても熱は出ないし、いつもすぐに直ってしまう。ほとんど風邪の症状もない。でも、今年は風邪自体より、風邪の影響で「ぜんそく」の気がひどい。
「ぜんそく」といっても、今までそのように診断されたことはない。ただ「ぜんそくの気がありますね。」と言われたことは何度かある。季節の変わり目はいつも多少なりともこの「ぜんそくの気」が出るのだが(毎年ほとんど出ないけど(^^;;)、今年は風邪のせいか、なんだか格別に調子が悪い。いつも冗談ながら「病がちなおぼっちゃま」と自称しているが、あながち嘘ではないのだ。身体、弱いのです。
というわけで、今年は年末山行のためのトレーニングが思うように進まない。今日も八ヶ岳に入る予定だったが、調子が悪いので無理をせず休むことにした。この小話を書きつつ、「くっそ〜、行きたかったぁ〜」と地団駄を踏んでいるがしょうがない。モチベーションもバリバリで登りたいのに登れないのはとてもつらい。
ARIでは毎年、シーズン始めに恒例の富士山雪訓があるのだが、僕はなぜか今まで参加できなかった。
去年は天候不良のため中止。一昨年は仕事がめちゃくちゃ忙しくて参加できず・・・。
今年は仕事もそんなに忙しくないし、これは狙える!と思っていたのだけど、この「ぜんそくの気」にやられた。御殿場口を登りはじめて30分もたたないうちに呼吸困難に陥ってしまい、あえなく退却。本当に気道が詰まった感じで息が吸えなかった。自分の手を喉に突っ込んで軌道を3倍くらいに拡張してやりたい!とスプラッタ系の衝動に駆られるほどだった。おそらく、喘息の発作ってこんななのだろう。僕は季節の変わり目の、体調の悪いときの、さらに激しい運動をしたときにしか起きないけど・・・。
先週の八ヶ岳は、最初は呼吸困難だったけど、次第に呼吸が通るようになってなんとか登れた。これでちょっとホッとした。このままだったら年末山行はあきらめなきゃいかんなぁ〜、と思っていたところだったので、一安心というところだ。きちんと身体を暖めていけばなんとかなるようだ。
そして今週は疲れが溜まっているということもあり、大事をとってお休み。
いやしかし、富士山には縁がない。
来週は滝谷への出発も近いので、土曜日だけ山に入ろうと思っている。年末に向けて最後の調整。
富士山リベンジしようかな〜。
いよいよ「冬富士」になってきたしね。
そろそろ富士山サミッターになりたい今日この頃でした。
produced by tthara
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