紅い森 〜2001.10 瑞牆山/カンマンボロン〜





<秋の朝日に向かう>







紅葉というものはタイミングがものをいう。

タイミングが悪いと、紅いも悪い。

森中が紅に燃えるような紅葉に出くわすことはめったにない。



<秋の沢筋>








ミズガキに入った。

天皇陛下が植樹祭を行う森であり、森自体も素晴らしかったが、紅葉がなかなか見事だった。


<中央洞穴ルートを振り返る>







ビレイポイントで少し緊張を緩め、振り返ると紅い森が広がっていた。

秋の森だ。












中腹は白樺がところどころにあった。


紅い森と秋色の土に白い木幹は映えた。


紅を引き立たせる効果があるようだ。













きっともうしばらくすると厳しい冬のために重たい葉をおとすのだろう。


木葉が最後の命を燃やしているようだった。









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