雪の里 〜2002.1 湯俣〜
<朝もやの唐沢岳/幕岩>
湯俣まで行った。
冬の唐幕と北鎌や硫黄尾根の偵察というのが目的。
という名目だったけど、どうも山に登る気がしなかった・・・というのが正直なところだったりする。
モチベーションをかきたてられるものを求めてあがく...
そんな感じ。
<高瀬ダム>
高瀬ダムの脇を行く。
高瀬ダムの水は凍っていなかった。
こんな山奥に来る物好きは僕一人であり、風のたてるさざ波の音が耳に心地よかった。
上流に行くに従って川幅は狭くなる。
水面に氷が浮かぶようになると、そろそろダムの湖の端で、それより上流は渓流となる。
<雪に覆われる河原>
高瀬川の川原は一面の雪に覆われていた。
真っ白な雪の絨毯にスノーシューのトレースを刻む。
天気は上々で、気分が良い。
とともに、こんな好天の日でも壁に向かう気がしないという自分が愚かしくもあった。
<静嵐荘の前で・・・例のごとく・・・>
でもま、ビールが旨かったからいいや。
<日が落ちた高瀬ダムの管理舎>
湯俣往復は結構時間がかかった。
帰りはどっぷり日が暮れてしまった。
一人でトンネルをとぼとぼ歩き、ダムに付くと、真っ暗闇の中に管理舎が煌々と光っていた。
なんだかホッとした。
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