戦後の植林計画によって、数を増やした杉林がいっせいに花粉を飛ばし始めたのが、1980年代。この頃から始まる花粉症の猛威は、瞬く間に日本中を席巻！今や都心部では5人に1人が発症したというデータも・・・。更に、その勢いは加速中！ 名倉宏教授（東北大学医学部病理形態学） 『日本人の3人に1人が発症する可能性がある』 自分は花粉症とは無縁、と考えている方も他人事ではありません。日本人の3人に1人が花粉症という時代がそこまで来ているんです。 花粉症の症状 そもそもどんな症状を「花粉症」と呼ぶのか? 毎年、この時期は憂鬱とお悩みの人たちに、 その症状を聞いてみると・・・。 「くしゃみが出て、目がかゆくなる」 「息が出来ないので、口で息をする」 「鼻水が流れるように出る」 一日中襲って来る「くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ」この【四大症状】が頻繁に起こるようになったら要注意！最初は風邪の初期症状と勘違いしがちですが、四つの症状が重なる程、花粉症の可能性が高まります。 目のかゆみ 特に目のかゆみは、風邪では起きない症状なので決定的。 モーニングアタック 更に、朝起きた時にくしゃみを連発するのも典型的な「花粉症」です。これは睡眠中に床に沈殿していた花粉が舞い上がる為に起こる「モーニングアタック」といわれるもの。 花粉症の攻撃は朝ばかりではありません。時と場所を選ばない四大症状の被害で、仕事が手につかないという悩みも続出！ 花粉症歴2年　田口典寛さん（25才） 慣れている筈の美容液の匂いが、この時期はかなりの苦痛という美容師さん。 花粉症歴20年　ケンイチさん（29才） 　更に、お客さんに見えないところで隠れてこっそりコットンで鼻栓をしている方もいました。流れる鼻水に苦しみながらも、仕事柄表にはだせない。 花粉症歴15年　本田敏さん（32才） 　鼻づまりで、味覚がちょっと鈍るため、微妙な味付けに迷いが出てくるというコックさん。スタッフに味見を頼むこともこの時期は度々あるそうです。 今、患者数が最も多い「スギ花粉症」の場合、2月から4月がピークですが、ヒノキ、ブタクサ、イネなど、症状を引き起こす花粉は以外に多く、ひどい場合は1年の半分以上が「花粉症状態」という人もいます。 植物/月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 スギ - - - - - - - - - - - - ヒノキ - - - - - - - - -- - - - ブタクサ - - - - - - - - - - - - ハンノキ - - - - - - - - - - - - ケヤキ - - - - - - - - - - - - イネ - - - - - - - - - - - - ヨモギ - - - - - - - - - - - - わずか20年の間で、何故ここまで増えてしまったのか? その結果を探り続けた結果、全く予想もしなかった【原因】に巡りつきました。 「自分は花粉症にならない」と自身を持っている人たちに見てもらうと・・・ スタッフ「これが花粉症の原因です」 「なりやすいって事ですよね」 そう！新たに発掘した【花粉症になる原因】は現代人の多くが当てはまってしまう”あるモノ”だったんです！ 2002年。最先端医学の到達点！花粉症に挑む！！

発掘！あるある大事典#273は『花粉症』

●花粉症の原因を徹底究明！その原因とは? ●花粉症の真犯人Th2とは?原因と対策を解明！ ●花粉症の症状を抑える食べ物を発掘！その食べ物とは！