発売年月 2002/08
商品名 プロジェクター
液晶PJで世界初のコントラスト比1000:1を実現。際立つ白のピークと深みのある黒を再現するハイエンドプロジェクター誕生。
(投射型液晶プロジェクターで世界初。2002年6月ソニー調べ)

VPL-VW12HT
オープン
価格

企画意図
映像製作者の意図をあますことなくリアルに表現したい。一方、自分でより自由な映像表現をしたい。ディスプレイ機器としてこの相反する命題に応えるためにこの商品を企画しました。液晶プロジェクターとして初めて到達したコントラスト比1000:1の世界が紡ぎだす圧倒的な映像再現能力の獲得。ガンマ調整の開放による多様な映像表現力の実現。大画面ハイエンドユーザーのこれからのリファレンスです。
セールスポイント&ユーザーベネフィット

  • 新開発光学ユニットを採用。液晶プロジェクター初のコントラスト比1000:1の実現と高精細解像度を両立。
    新開発のマイクロレンズアレイ付1.35型ワイドXGAパネルとワイドビューフィルムの組み合わせにより、際立つ白のピークとさらに引き締まった深い黒レベルを再現。映像のダイナミックレンジ拡大により、液晶プロジェクター初のコンラスト比1000:1を実現。階調表現が一層豊かで滑らかになり、高精細で奥行感のあるフィルムライクな映像を再現します。 表示デバイスには業界最高の約315万画素1.35型ポリシリコンTFTワイドパネルを、R,G,B独立で3枚搭載。高画質ソースも高精細に表現します。
  • マイクロレンズアレイとワイドビューフィルムによるコントラストアップの仕組みについて。
    STEP1.LCDパネルの入射光全面にわたり、微小なマイクロレンズを搭載することで、集光率が飛躍的に高まる。通常は輝度アップのためにつかわれる原理であるが、VPL-VW12HTは、集光した光を輝度アップにつかわずに、全てコントラストアップのためにつかった。
    STEP2.しかしながらマイクロレンズを通った出射光は拡散してしまう。そこでワイドビューフィルム(視野角改善フィルム)の原理を逆に応用することで、反対に狭め、さらにコントラストアップをはかった。
  • コントラスト感を強調し、自然でやわらかな肌色を再現できる「シネマフィルター」を付属。
    緑色成分を約25%カットする着脱式の色度補正フィルター「シネマフィルター」を付属。コントラスト感を強調した効果が得られ、肌色も自然に柔らかく再現できます。画質調整の選択肢のひとつとして、お好みに応じてご使用いただけます。
  • PC上で簡単にガンマ調整が行なえるソフトウエア「ImageDirector」を付属。
    お手持ちのパソコンに「ImageDirector」(CD-ROM)をインストールし、市販のRS-232Cケーブルとで本体とPCを接続すると、簡単にガンマ調整が行なえます。R,G,Bそれぞれ独立で任意の帯域で調整が可能ですので、より好みの自由な映像表現が楽しめます。
  • 1,000ANSIルーメンの高輝度(16:9時)
    光源にはプロジェクター用として理想的な高出力200ワットUHPランプを搭載。16:9時1,000ANSIルーメンの高輝度を実現しています。
  • 高画質映像を再現する、業界トップクラスの「3Dガンマ補正回路」、「3次元デジタルY/C分離回路」、「DNR」搭載
    液晶パネルの水平、垂直、信号レベルの3つのディメンジョンを検出し、ドットごとに異なるガンマ特性を的確に補正する「3Dガンマ補正回路」を搭載。業界トップクラスのソニー独自の224ポイントからきめ細かく演算、補正することで、輝度ムラ、色ムラを低減。ビデオ信号処理回路には、「3次元デジタルY/C分離回路」、「DNR」を搭載。画像ノイズ、ゴースト画像の発生をおさえ、高画質の映像を再現します。
  • 高密度高精細な画像を再現する「DRC-MF」搭載
  • 暗部のディテールを細やかに再現する「シネマブラックモード」搭載。
    ランプの駆動電圧をおさえ、暗部の階調表現を高める「シネマブラックモード」を搭載。明暗差の大きい映画ソースの再生には最適です。画面全体の明るさを750ANSIルーメン(16:9時)に抑え、フィルムのような質感を再現します。
  • 24コマのフィルム素材を忠実に再現する「シネマモーション」機能搭載。
    24コマ/秒の映画フィルム素材から2-3プルダウン方式でビデオ素材に変換された映像ソースを自動的に識別して適切な信号処理を行い、プログレッシブ再生でフィルムの1コマ、1コマを忠実に再現します。
  • 幅広い設置環境に対応できるオプションレンズ。
    標準搭載レンズよりも投射距離を短くできる短焦点レンズVPLL-ZM31と、長くできる長焦点レンズVPLL-ZM101をオプションで用意しました。  (レンズの交換については特約店様にお問い合わせください)
  • 業界最高クラスの静音設計(約30dB)
    視聴の妨げとなるファンノイズを大幅に低減。吸気口と排気口の間を長めのエアダクトで接続。マフラー効果により、業界トップクラスの30dbの静音性を実現。
  • 多彩な入力信号に対応。
    コンポジット、S映像はもちろん、RGB/コンポーネント/HDTV入力を2系統装備。プログレッシブコンポーネント、BSデジタル、デジタルハイビジョンからPCの画像まで幅広く対応しています。
  • 6畳間で90型(16:9)が投影できる標準レンズ搭載。
  • 設置の自由度が広がる「デジタル台形補正」機能搭載。
  • 1対1マッピングの「スルーモード」搭載。
    入力信号をストレートに再現する「スルーモード」搭載。投影画像サイズは小さくなりますが、高密度な映像が得られます。
ターゲットユーザー
  • 映画、音楽、スポーツ中継の好きなハイエンドユーザー
  • 既に大画面を体験し、その良さを理解している方
  • 大型テレビ所有者、リアプロジェクター所有者、他社プロジェクター所有者
  • 映像表現にこだわるハイエンドマニア
主な仕様
【光学系】
<投影方式>
3LCDパネル・1レンズ、3原色光シャッター方式
<LCDパネル>
1.35型ポリシリコンTFTワイドLCDパネル、1,049,088ドット×3(約315万ドット)
<レンズ>
マニュアルフォーカス・1.2倍ズームレンズ、f44.6−53.6mm/F2.4−2.7
<コントラスト比>
1000:1
<投影画面>
対角線40−300型(16:9)、
対角線40−300型(4:3)
<光出力>
1000ANSIルーメン(16:9)、
750ANSIルーメン(4:3)
【電気系】
<カラー方式>
NTSC,PAL,SECAM,NTSC4.43, PAL-M,PAL-N,PAL60自動/手動切替え
<解像度>
750本(ビデオ入力時)、
1100本(ハイビジョン入力時)、
1366×768ドット(RGB入力時)
<対応走査周波数>
水平15k−80kHz、垂直50−85kHz
【接続端子】
<ビデオ入力>
ピン(コンポジット)×1、
ミニDIN4ピン(S映像)×1
<RGB/コンポーネント/HDTV入力>
5ピン×2
<コントロールS入力>
ステレオミニ×1
<トリガー出力>
ミニジャック×1
<RS-232Cリモート>
D-sub9ピン×1
【一般】
<電 源>
AC100−240V、50/60Hz
<消費電力>
最大300W(待機時6W)
<本体寸法>
395(幅)×168(高さ)×427(奥行)mm
<本体質量>
約8kg
<付属品>
リモコンRM-PJVW10,シネマフィルター、ガンマ調整ソフト「ImageDirector」(CD-ROM)他
   
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