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ホロヴィッツの赤盤

Vladimir Horowitz:Early RCA Solo Recordings 1928-1944
ホロヴィッツ(ピアノ) [RCA BVCC-38217(国内盤)]

 若い時の録音はEMIにレコーディングしたものと協奏曲が幾ばくかぐらいだったし、持っていないモノだったし即買いました。このシリーズはクライスラーとかハイフェッツ、ラフマニノフがあり古いもの好きは興味をそそられます。で、肝心の演奏の方だけど、特に凄さを感じるのはリストの「忘れられたワルツ第1番」、リスト(ブゾーニ編)「パガニーニ練習曲変ホ長調」、サン=サーンス(リスト〜ホロヴィッツ編)「死の舞踏」である。ホロヴィッツ作の「変わり者の踊り」というのもあるけど… (02/08/09)



ブラームスのドイツ・レクイエム(連弾版)

ブラームス:ドイツ・レクイエム
マティース、ケーン(ピアノ) [Naxos 8.554115]

 4手のためピアノ作品集からだが、最近出た交響曲2・3番といいこの手のCDは好きで結構手が出る。元々この曲は合唱曲で私自身最近馴染めるようになった曲である。このCDは合唱の部分はなくピアノの音だけでもちろん編曲にありがちな物足りなさはあるが、どう編曲されているのかという見地からすればいい編曲に属するのではと思う。今後このシリーズはおそらくピアノ協奏曲まで手を伸ばすだろうからそれを楽しみに。 (02/07/30)



プロムス100周年ラストナイト

LAST NIGHT OF THE PROMS - THE 100TH SEASON
A.デイヴィス指揮 BBC交響楽団 他 [TELDEC 4509-97868-2]

 昨年同時多発テロの影響でプログラム変更になりあのお祭り騒ぎが堪能できなかった向きからは賞賛されるべきCD。やはりトラック13移行の例年演奏される曲目を繰り返し聴くのがよし。「イギリスの海の歌による幻想曲」でオケと張り合って観客が音を鳴らしたり、一緒に[ルール・ブリタニア」を合唱したり。しかしこの曲と「イェルサレム」は訳すと結構民族主義的色彩が反映しているのだが。
 今年もBSで生中継するのだろうか? (02/07/06)



お休み中

ワールドカップのせいにすれば楽なんだけど、
実はサカつくのせいだったり、
ともあれゴロヴァノフの序曲「1812」はおもしろい。では。(02/06/29)



コンドラシンのマーラー7番

マーラー:交響曲第7番
コンドラシン指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 [TAHRA] TAH451

 マーラーの7番はなぜか聴くことが多い。最終楽章のお祭りが好きなせいかも知れない。この演奏は最初からキチンとコントロールされた感じに仕上がっており、お祭り騒ぎな感じでもない。なかなかいい演奏だと思うが、オススメというわけでもない(いい加減な結論)。(02/06/04)



最近聴いたCD その3

 先日触れたバレールのHMV録音手に入りました[APR]。よく指がまわること、情熱がこもっているという感じではないけど。あとスヴェトラーノフ指揮、チャイコフスキーの交響曲[MELODIYA]を聴いている。最近なくなったからと言うよりただチャイ4が聴きたかっただけである。テンポがいかにも効果狙いと見える気もするがそこもまた面白し。(02/05/26)



ソロモン:スクリャービン ピアノ協奏曲

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
スクリャービン:ピアノ協奏曲
以上 ソロモン(ピアノ) ドブロヴェーン指揮 フィルハーモニア管弦楽団 [TESTAMENT] SBT 1232

 ソロモンは1988年まで生きたピアニストであるが、56年に腕の麻痺でピアノ人生から身を退いた人である。私はテスタメントで復刻されたベートーヴェンのピアノ・ソナタを聴いて好きになった。このピアノ・ソナタは完成することなく故障してしまったので全曲聴けないが、全5枚どれも良ろし。で、このスクリャービンに話を移すが他にスクリャービンの協奏曲を聴いていないので比べることは出来ないが、彼のタッチとこの曲のイメージがマッチしているような感じである。(02/05/19)



バレールのカーネギー・ライヴ

The SIMON BARERE - Carnegie Hall Recordings Vol.3 [APR5623]

 1947年11月11日のライヴでバレールはこの時51歳。にも関わらず結構激しい演奏をしてくれて面白い。今までの2集は正直それ程の爆演でなく期待外れなものであったが、この第3集は結構スリリングであったりする。面白いのがリストのピアノソナタとバラキレフのイスメライである。ちなみに51年にグリーグのピアノ協奏曲演奏中に死去した。実はまだHMVレコーディングを聴いていないだよなあ。(02/05/11)



近況(最近聴いたCD その2)

 メンゲルベルクのブラームス交響曲2番、R.シュトラウスのドン・ファン[OPUS蔵]。メンゲルベルクはフランクの交響曲以来嵌ってしまった指揮者で、コマメにCDを買い続ける指揮者の一人になってしまった(だから散財するんだよ)。
 フリッチャイのチャイコフスキー交響曲4番[Archipel]とEMIの20世紀の指揮者を聴く。フリッチャイの世の評価はどうか知らないけど、案外くせ者に感じたり。(02/05/04)



ケンペのグレート

 ソニーから出ているケンペのミュンヘン・フィルのCD3枚とも買ってしまった。
 試聴機でグレートを聴いて音がいいと思ったからだが、国内盤(1900円)を一気に買うにはまだ抵抗あるなあ。
 まだ1枚しか聴いていないが、グレートと共に収録されているR.シュトラウスのメタモルフォーゼンが凄くいい。グレートもいいけど。
 余談になるが、レコ芸5月号で東芝EMIはカラーの広告を出していないけど、あれはどういう事情なんでしょうか? (02/05/02)



近況(最近聴いたもの)

 最近CDは良く買うが聴かないのが溜まっていくという悪循環にはまっている。最近ではWEITBLICKより発売されていたケーゲル指揮のブラームス交響曲第1番が結構面白い。別に変ではなくまともに演奏している部類だが、こんな演奏も出来るのだと感心。
 あとクーベリック指揮の同じくブラームスのドイツ・レクイエムもお気に入りになっている。どういう歌詞か知らないけど(爆)。キチンと学習しましょう(自戒)。 (02/04/28)



始めにあたって

 今まで当HP上にて「お気楽CD日記」なるものを連載していましたが、最近全然更新できていない状況となってしまった。新たに再出発と言うことで、Lycosダイアリーを使って再出発を図ろうとした次第である。
 以前に増して適当に書くのでどうなることやら。ちなみに更新は落ちていますが、クラシック音楽は今まで通り聴いていますのであしからず。更新頻度は週1回くらいと言うことで。 (02/04/27)


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