うらぢ日誌 2002年7月分

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7月31日(水)

 今日はなぜか北関連の記事が多い。例の不審船調査で船体周辺から日本産の缶詰が見つかった【毎日】。缶詰といっても一般に流通しているものではなく災害時の備蓄用に自治体や官公庁が購入していたり、自衛隊が使用するものに限られているらしい。この記事では支援物資として送られたものを転用していた可能性も考えられるだけに食料援助の是非が問われそう。
 船員がニセ札を使っていたとして北朝鮮籍の船舶が捜査を受けた【産経毎日朝日】。以前から通貨偽造に関わっていた疑いが持たれていたが、この捜査では船からニセ札が出てきたわけでもなく、使った本人は知らない間に紛れ込んだということを話していたために身柄の拘束もしなかったとのこと。相手が相手だけに突っ込みにくいんだろうなあ。
 もう一つは日本人拉致疑惑で北朝鮮工作員を国際手配したという記事【毎日】。目的は旅券や免許証を不正取得して対韓工作のために利用したみたい。そう考えるとガードが甘いなあ。
 国会議員20人以上の推薦が必要なのにも関わらず結構立候補者が出てきそうですなあ、民主党代表選挙【日経読売】。よほど現体制に問題ありと見ている人が多いってことか。まだ自浄作用があって良かった。
 ウルグアイで銀行営業停止とのこと【産経CNN】。どうやらアルゼンチンの預金者が経済危機の影響で大量に預金の引き出しをしたことが原因のよう。また為替市場に一波瀾が起こりそうな気配。




7月30日(火)

 毎日新聞のサイトにてBSデジタルのことが書かれていたが、広告収入がなかなか得られず大変なようである【毎日】。要は普及していないことが第一に挙げられるが、地上波と同じように番組改編をした結果ご祝儀でスポンサーをしていたところまで降りてしまったらしい。それで番組に金がかけられないようでは、双方向とか高品質とか全然生きないわけですなあ。
 公証人の門戸が弁護士や司法書士にも開かれるという記事【毎日】。公証人制度自体なじみがあまりないが、ある雑誌では高収入の上に検察と判事のOBで占められていているというようなことが書いてあった(仕事もその割には楽らしい)。今度公募した上で試験と面接で選ばれるのは初年度で公証人が30名、特認公証人で25名とのこと。どこまで実効性があるんだろう。既得権はなかなか手放したくないものですからなあ。
 アメリカ製のネズミ撃退装置「ベストX」が実際あまり効果がないのに過剰な広告文を載せていたとして、輸入業者3社に対して公正取引委員会が排除命令を出した【毎日】。3社のコメントが載っているが、客からの苦情が特にあったわけではなさそうだが、こういう事にも専門家を使って調査するのかとやや感心。確かにテレビで放送しているアメリカ製の商品は何か怪しげな感じがするからなあ。




7月29日(月)

 私ところはテレビ大阪が映らないところに住んでいるので星野の防衛戦は観ていませぬ【毎日京都】。結果は星野の0-2で判定負け。いくつかネット上で星野勝利説が見られた。次の水曜日の小島vsムニョスはテレビ中継がないみたい。
 アメリカの科学者が25年以内に宇宙人を発見できる見通しらしい【CNN】。どうやって探すのかというと、小型パラボラアンテナ350基を使い10万から100万の星を観測して信号を拾うというもの。でも生物がいるとなんか信号を発するものなのかな。それとも電波を使っていることを前提にしているとか。よくわからないけど。ちなみにこの計画にはポール・アレン氏がスポンサーに付いているとのこと。こういう事に金が注ぎ込めるというのもある種すごい。
 NASAの軌道解析調査で小惑星が2019年に地球の衝突する可能性は低いと発表【読売京都】。この小惑星は2060年にも衝突の可能性があるらしいが、それについては分析中のよう。
 日本の粉飾決算の記事。と言っても以前に長銀の粉飾決算を防げなかった監査法人が整理回収機構に対して2億円支払う調停が東京簡裁で成立したという話【朝日】。記事では今後の監査法人の法的責任を問う裁判に影響があるだろうとしているが、東京簡裁の調停がどこまで影響力を持つのか疑問。
 イスラエル・フィルがアメリカでの公演予定があったのだが、最近の自爆テロの影響で警備会社が敬遠をし、結局公演を中止せざるを得ない事態となった【産経】。イスラエルは最近テロの頻発で経済が冷え込んでいるという話だし、なかなか大変なようである。
 カナート洛北を経営するプラザ京都が会社更生法を申請した【京都@ A B】。記事を読んでいると豊橋のホテル会社から資金を流用した疑惑とか、外資の債権回収会社と経営権に関して法定で争ってみたり、大変そうなところである。




7月28日(日)

 高校野球は延長15回になると引き分け再試合ということで翌日再試合をすることになっている。選手の疲労させることを避けるためらしいが、だったらなぜサスペンデッドにしないのかと以前から不思議に思っていた。そのまま延長だったら2・3イニング進んだら決着するかも知れないというのに翌日また9イニング戦わなければならないのだ。本当に球児の体調を思ってのことなんだろうか。もし早く決着がつけば球場を使う意味がないとか、人員を投入しているのだからフルに試合すべきとか何か別の思惑があるように思えるのだが。今回の福岡大会の決勝で延長15回再試合のケースがあったのだが、再試合の方は結構乱打戦になったようだ【朝日】。何か調べてみると軟式の方はサスペンデッド制みたい【参考】。
 商法の改正で株式の分割や売買単位の変更に関して基準がなくなったため、以前に比べて手頃に株が買えるようになったようだ【朝日】。まあ関係者の話では株価が下がったために買えるのが増えたという話もあるが…
 著作権信託の解禁を検討らしい【朝日】。著作権を小口化して映画製作などの資金を調達しようとするもののようだ。ハリウッドでも取り入れられている制度らしいが、日本の場合そこまで映画が巨大産業でないため、制度を作ったとて普及するとはあまり思えぬ。
 中日の山本昌投手が球団2位の通算勝ち星数になったらしい【朝日】が、147勝というのはほかの球団ではおそらく2位になれないのでは。意外に中日は名投手がいなかったのか。ちなみに今までの2位は阪神監督の星野仙一氏。1位は杉下茂氏の211勝。もうすぐ37歳なのでここまでの達成はかなり難しい。




7月27日(土)

 昨日は下らない理由で更新できず。と言っても更新しないことが別に特別でもなくなっているけど、一応昨日用意していたネタを含めて載せておくために前フリとして。
 再三書いてきた巨人の工藤投手の連続無安打記録が遂に84打席でストップした。その場面を偶々テレビで観ていたけど、一塁線にフライ性のバントをして一塁へ向かって猛ダッシュして、守備が虚を突かれて乱れていたせいもあって間に合ったのだ。工藤もこの記録を気にしていたんだなあと感じさせる一幕である。とりあえず日本記録の90には達しなかったのはある意味残念【サンスポ】。【猪俣に関して@ A
 各所でネタにされそうな「肥満はファーストフードのせい」というアメリカでの訴訟【CNN毎日】。日本だと原告が因果関係もろもろ立証しなければならないのでこんな訴訟起こしたとて負けるのが必至だけど。たばこ訴訟で巨額な和解金を得た例もあるのでこの国ではあながち負けないとは言えないところが恐い。余計な表示などのせいで製品のコストが上がることに対して消費者が訴えたりしたらどうなるのかな。【たばこ訴訟に関して@
 ニュージーランドにて本日選挙が行われ【CNN読売朝日】、与党労働党が第一党となり政権維持を確定したらしい。移民の制限を唱えるニュージーランド・ファースト党が5→13議席に増え、アジア移民の増加に不安を持っている人が多いことを裏付けている。しかし家族の重要性などを強調する統一未来党ってなんだろう?昔の良き時代に還ろうとする処なんだろうか?
 ジブラルタルではイギリス・スペインの共同統治に反対する声が強いらしく、住民投票を諮ってイギリス統治のままにしたい意向のようだ【毎日朝日】。ジブラルタルの英軍基地で経済的に恩恵を受けていることが背景にあるようだ。以前英国領のところが(どこか忘れた)独立するかの意思を住民投票で諮ったが、本国から金がまわるとか、いざとなれば英軍が出動してくれるということでイギリスの植民地のままになったところがあった。今のご時世植民地は金がかかるということか。
 中国メディアが先日のワールドカップにて韓国の活躍を「審判のおかげ」とかケチを付けたことに韓国側が抗議をして中国政府が各社に改善を求めたらしい【読売】。抗議して他国のことに改善を求めるのもどうかと思うが、それに対応してしまう当たりなんだか。
 ロシア発の話だが、レーザーで小惑星を破壊できる装置を作ろうという話があるらしい【ZAKZAK】。しかしそのロシアの社長はそんな大出力のレーザーは存在しないとしているが、ほんとに国際的に話し合っているのか。
 バイロイト音楽祭開幕を記事にするというのも…【産経】。




7月25日(木)

 直径2kmの小惑星「2002NT7」が2019年に地球と交錯する可能性があるらしい【CNN朝日毎日京都】。これだけ早くぶつかると解れば、アメリカはいち早く核弾頭なり惑星破壊兵器を造ることであろう。当たる確率は600万分の1まで下がっているのであまり心配はいらなさそうである。しかし以前は過ぎ去ってから小惑星の接近に気付いていたこともあったが、どこでこんな違いが出てくるのか。【別の隕石記事:毎日
 北朝鮮が成果主義を導入という記事がどんなものかと思えば、以前は月3日の出勤で生活に必要な最低額として給与の80%が支給されていたが、今後は働いた日数しか貰えなくなる話である【毎日】。これは意図的に働かなくともある程度補償されるかどうかまで見えてこないが、確かに労働意欲を増すやり方ではなかったはずである。この記事では所得格差の発生が国民の間に亀裂を生むと書いているけど、このやり方だとそんな格差が出ないような気がするが、そんなに働かない人が多いのか。
 USJの入場者が減ってきているらしい【日経(転載)】。4-6月期で前年度同月比の25%減となった。水道水問題発覚前の数字なので今後も厳しくなるだろう。
 AOLタイムワーナーがSECから会計処理疑惑で調査を受けたらしい【日経毎日】。合併前のAOL時代に行われていたもので、広告の売上を3億ドル水増ししていたらしい。最近会計処理の問題がアメリカでよく出てきたけど、まだまだ出てくるんですかねえ。【チャート




7月24日(水)

 今回は小ネタ集で。
 米預金残高急増、株下落で「市場逃避」【読売】。株式市場からの資金逃避で長らく低迷するかもという悲観論も。
 東京市場は今日下落して終了したが、最近の東京がニューヨークから離れて動いているのは年金資金と個人投資家のおかげとの記事があった【ZAKZAK】。結局逃げ足が早いので完全にニューヨークから離れて動くことはないと言っている。(参考:ZAKZAKの質問コーナー)
 米マクドナルドは13%増益【京都日経】。ヨーロッパで売上が7%増が寄与した形。アジア太平洋・中東・アフリカ部門は日本の狂牛病問題で売上が落ちたため6%売上が減少とのこと。日本マクドナルドの成長は止まったんだろうか。
 英ロイターの1-6月期、8800万ポンドの赤字【ZAKZAK日経】。約162億円なので厳しいかと思いきや、前年同期は3億5700万ポンドの黒字らしい。1984年の株式公開以来の赤字だそうで、金融機関のリストラが原因。売上が18億3800万ポンドに対して、債務残高は増えたといっても2億300万ポンドと結構健全そう。
 アイスランドで14年ぶり鯨肉販売【日経】。国民の過半数が販売再開に賛成しているとのこと。肉はノルウェーから輸入のようだが、よそがどう反応するのだろう。
 ベルギーで筋肉増強剤密売組織摘発、550キロ押収【日経】。私は副作用があるので買っている人がどういう意図でいるのかよくわからないが、密売組織まであるとは需要があるんですなあ。
 レジャー市場:5年連続で縮小 USJなども歯止めにならず【毎日】。TDSとUSJの開演でテーマパーク関連は大幅増だが、ゲーム・ギャンブル部門や海外旅行の低迷で観光・行楽部門が減少した。しかし趣味・創作部門よりもゲーム・ギャンブル部門の方が金額が大幅大きいようで、私なんか圧倒的に前者の方が大きいので意外な結果。
 米大統領、養子縁組促進訴え・著名俳優招きPR【日経】。理由は人工中絶を減らすことのようだ。




7月23日(火)

 ワールドコム破綻で株価動向が気になるところだが、日本の方は何とか耐えたよう【毎日@ A日経】。と言ってもやはり電機と通信株は厳しいようで今後もアメリカの動向次第といったとこ。しかしドイツ証券の武者氏は相変わらず悲観論者のようで。ちなみに為替は急に円安に動き出した(対ユーロでは円高のようだけど)【日経】。
 ジンバブエがEUから人権侵害で経済制裁をくらっているが、ここの問題は根深い【毎日】。もともとイギリスの植民地だったが、独立後も農地所有の大部分はイギリスからの入植者の子孫である。そこで大規模農場で小作人として働いていた黒人の一部がもとの土地を取り返すということで不法占拠を始め、それをジンバブエ政府が黙認していることで問題が起こっている。EUとしてはムガベ大統領では期待できないので、前の選挙の時に監視団を送り込んでいたがその監視団を国外退去にしたので今の問題に至ったというわけである。日本ではなかなか入植者の財産権保護でこじれているという感覚が分かりにくいんだけど。【参考@ A B
 アメリカが農産物の関税を引き下げように日欧に要求しているようだが【毎日】、鉄鋼で保護政策を打ち出しながらこういう行動が取れるというのもなかなかのものである。しかし米の市場開放をすればアメリカ産のものが売れるか疑問だし、「狂牛病問題で消費が落ち込んでいる米国産など輸入牛肉の消費拡大を求める方針」というのも何か余計なお世話という感じだが。
 ツバルの水没危機でアメリカとオーストラリアと相手に国際司法裁判所に訴えを起こす用意をしている【毎日】。京都議定書に消極的な両国を訴えているわけである。このツバルは海面から2メートルしかない島国で、最近海面上昇で浸水や井戸水が海水になったりといった被害が出ている。しかし国際司法裁判所がそこまで踏み込めるのかな。




7月22日(月)

 ワールドコムの日本で会社更生法に当たる申請【日経CNN】は予想の範囲で日本の株価も一時のショックだけで元に戻したはずであったが、欧米の市場は下落している模様。資産が1070億ドルで負債総額が410億ドルらしいが、別に債務超過でなさそうだし日本に比べて倒産に抵抗がないせいかなあ。それとも何か見落としているのかな。あとシティ・グループがエンロンの不正会計に協力したという記事も気になるところ【日経】。
 角川書店が大映の営業権を取得するとのこと【日経京都】。大映は1971年に倒産しているが徳間書店の100%子会社として再出発をしていた。角川の狙いは過去の資産かそれともこれからの映画事業のためだろうか。
 金剛山ダム問題はまだ続いていたようで北側は問題ないと現地調査に応じていない【毎日】。今は2期工事に取りかかっているらしく貯水量26.2億トンにもなるよう。下流の韓国はダム決壊を想定して「平和のダム」を建設したが、今のところ貯水量は5.9億トン。1期工事終了した金剛山ダムでも9.1億トンなので万が一のことを考えると物足りないと考えたのか、韓国政府は「平和のダム」の貯水量を増やす工事に取りかかるよう。しかし崩落しているのにまだ上積みしているということなのか、このダムは。
 オランダでも右派連立政権誕生で移民抑制に乗り出した【読売】。例の前党首が暗殺されたフォルトゥイン党も政権に加わって、移民・同化相のポストを得ている。難民申請者にはオランダ語教育を義務化する点がポイントのよう。
 イタリアに大統領制導入の計画があるらしいが、昔の連想から独裁者を生むという意見は自国の国民を信用していないのかな(他の国がよくて自分のところがダメという論拠としてはあまり良くない意見に思えるが)【日経】。




7月20日(土)

 中国のやせ薬は偽物と製造社が語っているらしい【朝日】。工業製品とか著作物のコピーや偽物商品が出回っていて収拾のつかない国らしい話だと感じた。
 資本金1円でも会社を設立できるよう時限立法を作るよう【朝日】。株式会社は1000万円、有限会社は300万円の資本金が最低必要だが、ベンチャー支援の目的でこれを緩和しようというもの。ただ会社といっても合名会社とか合資会社なら1、2円の資本金で会社設立出来ることはいろいろな本(と言っても登記するためにあと何万円かは必要)で書かれているのでそれ程重大なことかなと感じるのだが。まあ合名、合資は無限会社なので無限責任社員は大きいリスクを抱えると感じるものだが、株式会社とて経営者は大抵融資を受ける時に個人資産を担保にしたり、連帯保証したりと出資額に限られるという物的会社のメリットを最大限に受けられるわけでない。ただこれくらいのことで目標の起業件数を倍増するのは難しいと思うけど。
 スペイン・モロッコ間のペレヒル島問題はモロッコがスペインの特殊部隊が撤退すれば派兵をしないと伝えたことから緊張が緩和する可能性が出てきている【読売】。こういう領土問題は簡単に話が付かないので当面は現状維持で両国とも手を付けないというのがベターな選択になるのかな。
 二酸化炭素の排出が2000年度で過去最大になったらしい【朝日日経】。1990年比で6%の削減が必要なので結局14%削減しなければならない話になる。民生家庭部門や民生業務部門(オフィス等)は結局パソコンの普及やクーラーの利用増大で90年度から2割くらい増となっているよう。今の対策は産業部門と運輸部門をどうにかしようという話が中心で民間にクーラーの使用を自粛せよとか、パソコンを使うなという具体的な話にはなかなか言及できないので、結局原子力発電で何とかならないかなという話になるんだろうなあ。本当に目標達成できるかなあ。




7月19日(金)

 巨人の工藤が82打席連続ノーヒットで元阪神の猪俣の79を抜きセリーグ新記録【朝日】。先日も書いたように日本記録は90なので続ければ今年中に達成できるところかな。
 イギリスで一事不再理原則を見直す動きがあるらしい【読売】。一回裁判で無罪になったのと同じ事件では起訴できない原則だけど、重大犯罪に関してDNA鑑定などで重要な新証拠で明らかになったものに関してはこの原則を適用しないという厳しい条件付きだが。日本では憲法39条にキチンと謳われており、これが世界的流れになったとしても変えられなさそう。
 今日は東証大証一部上場のテザックが会社更生法を申請【朝日TDB】。貸借対照表を見ると資本が欠損金でかなり少ないことが窺える【参考】。これで危ないと予測可能だったのかも。ここは最近株主総会で減資策を打ち出していたが、一部取引銀行が融資の返済を要求されたりして急速に資金繰りが悪化したらしい。ちなみに今年の上場企業倒産は24社目。
 総務省の「衛星放送の在り方に関する検討会」というのがあるそうだが、BSアナログの打ち切りは07〜09年と延長する可能性が出てきたようだ【毎日】。当初現在の衛星が07年で寿命が切れるとしていたのが2年延長できる見込みとなったらしい。結論は今年中にも出すとのこと(ちなみに民放は早くデジタルの買い替え需要が欲しいから07年の廃止を望んでいる)。もう一つ地上波デジタルの方だが、03年に3大都市圏でスタートする【毎日朝日】。始めるといっても現行のアナログ放送との混線もあるのでそれを解消するのに2000億円を超える見通しもある。今のところ2011年に現行のアナログ放送を廃止させる予定であるみたいだが、全国で受信可能となるのが2009年なので廃止時期を含めて予定が遅れることになりそうな雰囲気。しかし今のテレビでは将来見られなくなるってどこまで認識が行き渡っているのだろうか。ますこみが絡んだプロジェクトなので積極的な反対論はきかれなさそうだし。




7月18日(木)

 この所すぐ寝てしまって更新が全然出来ず。久々にニュースをチェックすると何となく新鮮だなあ。
 バンダイがツクダオリジナル全株式を取得とのこと【京都工業ZDnet】。何か記事を読んでいるとツクダオリジナルは問屋ツクダの子会社だそうで、買収金額は4億5000万円と安いなあと思ったところ、ここの主力商品はオセロとかルービックキューブとかウォーターガンかあ。いくらバンダイが玩具が不得手ということを補うためと解説があっても、何かメリットあるのかなと疑う。それと最近ツクダオリジナルのCMってあったかな。【ツクダオリジナルのHP】(やや古いニュースだが申し訳ない)
 以前書いたモロッコとスペインが共に領有を主張しているペレヒル島(前は島名を載せてなかったなあ)の話題。モロッコが国旗を掲げテントを設営していたが、スペインがこれに対抗すべく特殊部隊を使いモロッコ兵を拘束。今度はスペイン国旗が翻った【読売産経】。一応スペインはEUとNATOに説明をし支持を得ているとしているが、産経の地図で見るとスペインが主張するものどうかなという位置にある。
 『画面上の人物、歌も言葉も自在に 米大学の研究』【CNN】ということだが、過去の有名人の映像を加工したりして実際にはなかったことを作り出すことも可能になるので、ビデオ自体が証拠にならなくなったりして。一応それらしき懸念は書いているが。
欧州宇宙機関が計画している金星探査【CNN】。2005年に打ち上げ予定だが、調べれば結構探査歴はあるんだね。かなり高温なことから不可能に近いことかと思ったけど【参考サイト】。
 最近他の国ではディープリンクに関してうるさくなっているけど、今まで通りやってしまった。




7月14日(日)

 次世代超音速旅客機(SST)の打ち上げは失敗した【毎日朝日CNN】。実験はロケットを使って飛ばし、分離してから機体を滑空させて騒音のデータを採る予定だった。なのに前段階のロケット分離まで至らず墜落とは…。朝日には日本の技術力が問われるとしているが、技術力以前の問題と思うが。SSTに関しては何のデータも得られていないのだから。
 上場投信「ETF」あまり人気がないという記事【読売】。簡単に説明すると日経平均やTOPIXなどの株式指数どおりに値段が連動するために作られたもので、東証と大証で取り引きされている。従来の投信で類似しているものはあるが、売買がその日の終値をベースに基準価格が決まりその値を元に売り買いされるが、ETFの場合株式を同様に値段をさせるし、場が開いている時には自由に売り買いが出来る。また株式と同じように信用取引が出来るのもメリットだ。まあ相場が悪いとかいろいろ言われるんだろうけど、日経平均の連動もので4本出ているのは不可解だ。日経平均に連動している以上値段はどこもさして変わらないし、4本に分散することで取引まで分散してしまい取引の機会が失ってしまいかねないと思うが。実は大手3社のバランスでどこか一つにまとめるとカドが立つので、それでは仲良く3社揃ってやりましょかということなんでしょうか(ちなみにもう1社は外資系のとこ)。
 中国の軍拡に対する警戒を伝えたアメリカ国防総省の年次報告書に対して中国が「中国は平和を愛する国家で、専守防衛の国防政策を実行しており、軍拡競争には加わっていない」と反発した【日経】。中国に言わせれば台湾は国内で専守防衛に当たるとしそうなので適切な反論とは思えぬ。




7月13日(土)

 英領ジブラルタルの返還問題はとりあえずイギリスがスペインとの共同主権を受け入れる用意があると、ストロー外相が発言した【京都毎日CNN】。ただ条件が住民投票での承認を前提としているためこの提案が受け入れられるかは微妙らしい。何せ住民の大多数はイギリス系住民だからである。それにスペイン側も完全主権回復を目指しているのでこの妥協案を受け入れるかも未知数だったりする。なんと言っても地中海の入り口にある要所のため約300年の間イギリスが手放さなかった経緯があるだけに、まだまだ前途多難である。【参考サイト
 もう一つスペイン絡みの領土問題でモロッコと領有権を主張しあっている島がある。記事によると、スペイン領セウタから10kmでモロッコ本土の近いところから数百mにある岩だらけの島らしい。そこでモロッコがテントを設営して国旗を掲げてたことから問題が浮上した【CNN】。この両国は漁業権や移民問題で対立しているらしいが、一方スペインの方がジブラルタルをイギリスに押さえられ、モロッコにあるセウタをスペインが押さえているところが何となく興味を持つところである。
 EUがイランと貿易交渉にはいることになった【日経】。アメリカが「悪の枢軸」として警戒しているところであるが、EUは政治問題と絡めながらやっていくようだ。やはり石油のあるところはなかなか無視できないか。
 サイト「京都の古本屋」開店中【京都】。京都府古書籍商業協同組合が売上増を目指して32店舗4万点を検索できるサービスを始めたとのこと。
 北近畿タンゴ鉄道が三セク37社の中で最悪の赤字幅【京都】。




7月12日(金)

 郵政事業が黒字になったらしいけど、郵貯が1兆2969億円の赤字から9000億円の黒字に転換したということだが、変化がとても激しすぎる【日経毎日産経】。問題の郵便事業も黒字化したということだが、「単独運用指定金銭信託(指定単)」という株式を運用している部門の含み損が5兆6467億円と前年よりも1兆2000億円拡大したとのことであるから、いろいろ差し引くと赤字ということになるのかな。これっていくら株安だからとは言え問題になりそう。
 イタリアの旧王家が帰国する運びとなったそうだが【日経読売】、しかし旧王家の入国を憲法で禁止していたということは知らなかったなあ(亡命しているのは知っていたが)。なお帰国後は一般市民として暮らすことを希望しているのだとか、無駄な出費がなくてなにより。
 アメリカの下院で飛行機のパイロットに銃を持たせる法案が可決されたが【読売】、自己防衛が徹底しているというイメージのあるこの国では当然のことかなと思いつつ、ホワイトハウスや航空業界団体は反対の意思表示をしている。しかし業界団体の意見は「流れ弾で乗客が死傷したり計器類などの損傷で墜落の危険すらある」としているが例のテロが起こる危険と比較すればさほど大きなことかなと、この国の基準からすればそう思えるのだが。
 アイバーソン本当に逮捕されるみたい【読売CNN】。




7月11日(木)

 昨日触れた航空宇宙技術研究所のサイトはこちら。全部日本製でするのか気になる。
 「世界シェアでアジア勢躍進、日本企業苦戦・日経調査」【日経】だそうで、日本の企業競争力を何とかしようとする考えが最近低いのではと感じた。景気対策といえば雇用とか消費とか公共事業とかそんな話ばっかりで肝心なことを忘れつつあるのかな。以前にも工作機械の日本のシェアはかなり落ちたことに触れたが、半導体も厳しいし、企業競争力の低下→デフレ説とするとやはり小手先の対策ではダメだって(いつもながら短絡的)。
 「内モンゴル自治区で中ロが共同演習」【日経】。中央アジアの覇権争いか(アメリカの絡み)、それとも自治区対策かどちらなんでしょうか。もう一つ中国関連で先日放映を中止した英BBCの放映再開の時期は未定なのだとか【日経】。「放送がいつ再開されるかは、この問題に関するBBCの解決方法によって決まる」という中国外務省の話らしい。BBCがどのような対応を見せるんだろうか。
 MLBの2球団が経営危機で下手をすれば今シーズン終了まで保たないとか【CNN毎日】。年俸の高騰が行き過ぎるところまでいったせいなんだろうけど。前にサラリーキャップ制を完全導入できなかったことが響いている感じである。何かストライキの話もあるし、これでいいのかなあ。そう考えるとよく年16試合しかないNFLが経営危機とか話を聞かないのも不思議な話だ。MLBは年162試合あるのに。
 クエスト・コミュニケーションズ【毎日】が不正会計疑惑で司法当局の調査を受けている。アメリカ4位の地域通信会社だそうだが、260億ドルの債務を抱えて経営危機がささやかれている。日本もそうだけど通信業界はどこも厳しいみたいだなあ。ちなみに夏の電力を最も消費する時期となったが、カリフォルニア州でまた電力が不足する事態となっている【日経】。




7月10日(水)

 日本の航空宇宙技術研究所が超音速旅客機を開発中だったとは知らなかったが、この度オーストラリアで実験をするとのこと【読売】。2015年に実用化を目指すとのことだが、東京−LA間を5時間で飛べ、コンコルドの3倍の300人を搭載できるとのこと。実験機は想定の10分の1でなおかつエンジンを載せないものなので、実用化までには道程がまだまだありそうな感じ。前にあったコンコルドの事故で超音速機の開発をしなくなったと書いてあったような気がしたが、欧米でも次世代の超音速を開発中らしい。リニアみたいに先送りばかりする未来の乗り物にならなければいいが。ちなみにボーイングはこうもりの翼の形をした飛行機を開発とか【CNN】。480人乗りで、音速に近い速度を出せ、なおかつエアバスが開発中の航空機より32%燃料効率がいいとのこと。どんな形をしているか知りたいものだが。
 高野連が広島の瀬戸内高の監督と部長に対して謹慎処分を命じたが、内容は元大リーガーから技術指導を受けたというもの【読売】。プロとアマと接触できない規定なのでそれに沿った処分ではあるが、一昔前のプロとアマの諍いが尾を引いているもので、規定があろうとももう適用すべきでないと思うが。それと投手の連投問題も本気に取り組んでいる様子もないし。
 閉鎖した大型店舗の半数が跡地利用未定とのこと【日経】。記事の印象ではそごうが多いなあ。やはり先のこと考えずに出店した結果なのかな。
 連日ワールドコム関連の記事が目につくが、いま銀行団と30億ドルの融資交渉を続けており、うまくいかなければ倒産になる公算のようだ【毎日】。アメリカ政府の法も会計不信が株安につながってはいけないと大統領を始め必至のようだ。【毎日日経
 アイバーソン逮捕されるかも【CNN】。




7月9日(火)

 巨人の工藤投手が79連続無安打と元阪神の猪俣に並ぶセリーグタイ記録である【Yahoo】。私からすれば猪俣の記録抜く奴が現れようとはといった感じだが、ちなみに日本記録は元東映の嵯峨健四郎投手の90打席なのであと11打席。
 ワールドコム続報だが、会計監査を担当していたアンダーセンがSECに今年2月時点で会計処理は適正と報告していた【日経】。そこのシジモア最高経営責任者(CEO)は連邦破産法の適用申請も選択肢の一つだと証言した【日経】とうことで、まだ前途多難。下院の公聴会では証言拒否でなかなか実態が明らかにならないし【日経】。ちなみに邦銀のワールドコム向けの債権は440億円程らしいのであまり対岸の火事と言い切れないのかも【日経】。【その他参考:日経
 北朝鮮と中国の国境にある白頭山に訪れる韓国人が増えているのだそう【朝日】。そこから北がどのように見えるか記載はないが、国境付近では川に死体が流れていたり、脱北者が盗みや強盗をしているとの証言も出ている。
 「ファービー」の模造品を作っていたとして著作権法違反として訴えられていた裁判で、「ファービーは実用品で美的追究をしたものとはいえず、著作権法で保護される美術の著作物に当たらない」ということで、仙台高裁の控訴審でも無罪判決が下された【読売】。これってアイディアをパクっただけでは犯罪ではないということなのか。法的にどうのこうのよりも、結果だけではなんか納得いかないものを感じる。
 イタリアで自動車買い替えに対して免税を行い販売を促進する政策を打ち出した【日経】。目的はフィアット救済だとか。




7月8日(月)

 二酸化炭素(CO2)削減のためカザフスタンと排出権取引を使って、年間6万トン分の削減分を移転することで合意とのこと【毎日朝日】。ただ買い取るだけでなくてカザフの火力発電所を改修するために浮く分である。計画では排出権取引だけで年間1900万トンを達成する計画らしいのでかなり難しそうに感じるなあ。
 同じCO2関連で島津製作所が三菱化学を合同でCO2を固定化させる実用化試験を開始する【京都】。有機廃棄物等から発生するCO2から炭素材に変えるようだが、何とか化学の力で解決できればCO2排出の問題も楽になって良ろし。
 アメリカの薬品会社メルクが3年間にわたり124億ドルの売上を水増ししていたというニュース【日経朝日】。患者から薬局に渡す分を売上として計上していたということで、純利益には関係ないとしている。経営に影響はないようだが、最近の会計疑惑の一つとして認識されるようで、現に株価も下げていた【チャート】。ちなみに会計監査はプライスウォーターハウス・クーパースが行っていた。会計不信になりそうだな。
 赤ちゃんがクラシック音楽を聴き分けるという話題【CNN】。対象の曲は「クープランの墓」からの「前奏曲」と「フォルラーヌ」のようだ(それくらいキチンと書けよCNN)。被験者の数はわからないし長くランプに注目したというけど20〜30%長いだけでは証明といえるのか疑問ではあるが、記事のまとめは事件をきっかけにクラシック音楽を聴く楽しさを知ったとか、良く聞く音楽の効果の話で締めくくっているあたり、大したものでないような。




7月7日(日)

 中国とロシアが合同で中央アジアにて軍事演習を行う【毎日朝日】。目的は中国の新疆ウイグル自治区での反政府組織のテロ対策のためだが、アメリカを牽制するためという見方もあるという。しかし台湾に向けてもあるけど、中央アジアもアフガンの件でアメリカの影響が及んでいるのでそのせいもあるのかな。新疆ウイグル自治区も漢化政策のために漢民族が増えたり、文化や文字を強要したりと。昔の植民地主義を批判できる立場とは思えぬ。【参考記事
 週末の海外の株式市場は反発で終わっているが【日経】、個人的注目のワールドコムは債務の株式化が報じられ反発して0.30ドルまで上がっていたらしい【日経チャート】。一方のビベンディも反発している【日経チャート】。短期的な資金繰りに見通しがついたためらしい。




7月6日(土)

 昨日のBBCの件について朝日が少し取り上げていたようです【朝日】。
 不審船の引き揚げに伴う補償額は今のところ中国側が漁業補償として3億円を要求とのこと【読売】。当初はもう少し高かったようだが、記事通り1億円に収まるか?それよりも引き揚げがなかなか進まないほうが問題かな【日経】。
 火星の有人探査実施へ米欧露が協議していると、ロシアの科学アカデミー機械製作中央科学研究所の所長が明かした【毎日】。しかしこんな大プロジェクトが200億ドルで収まるものなのか、素人の私には判りかねるが、しかもロシアがその3割を負担するって国家の財政を傾けないかと心配する向きが出てきてもおかしくないなあ。
 「くまのプーさん」の著作権を巡ってディズニーと原作者の著作権代理人の元妻との争いは提訴から11年かかってもまだ決着を見ない【読売】。何でもプーさん関連の売上が年約10億ドルらしいので、ディズニーが買い取るよりも一部利益を得た方が長期的に有利と見ているのかなあと勘ぐってみたり。詳しい記事を探してみたいなあ。
 オーストリアのハイダー氏がイラクの外相と会談した【毎日】。ハイダー氏は自由党の前党首なので政府のイラク方針に直接関わるわけでもないが、自由党自体は連立与党に組み込まれているので影響力があるとしているんだろうけど、今オーストリアはEUに加盟しているので勝手に外交方針を変更できないはずなのでは(あってないのかも知れないので)。
 リライアント(アメリカのエネルギー卸売大手)の売上水増しの報道がどうこれから影響するか気になるところ【朝日】。




7月5日(金)

 主な倒産が本日2件。大日本土木【毎日TDB】と高原販売(銀河高原ビールを創っているとこ)【毎日TDB】。大日本土木は東証1部上場なので今年の上場企業倒産は23社目。高原販売は東日本ハウスのグループ企業でこの会社の重荷になっていることは知られていた。
 イギリスのBBC(びわこ放送ではない)の中国での放映がストップしているらしい【CNNロイター】。BBC側はなぜ停止しているのか説明を受けていないが、「法輪功」を取り上げたことが原因と見られている。日本の報道機関が中国を厳しく批判できないのは中国にある支局を追い出されるからという見方が先日出ていたし、この記事を日本の新聞社のサイトで無いというのも(ロイター発なので手に入れることは簡単なはず)。
 韓国にて日本の植民地支配を肯定的に捉えた評論集が検察当局が検査に乗り出す騒ぎである【読売】。しかしビザ発給は外務省の管轄ではなく検察が行うというのも意外だなあ。ちなみにこの本は政府の委員会が「青少年有害刊行物」に指定され販売が厳しく規制されているとのこと。どちらも何かなあ…。
 株価収益率(PER)の出し方は「(株価)÷(1株あたりの利益)」が一般的だが、日本は税引き後の当期利益なのに対して、アメリカはEBITADつまり「金利(Interest)と税金(Tax)と償却(Depreciation )を行う前の利益」で日本の営業利益に当たるという【CLUB9参照】。そうすると日米の差を語る時にPERでどちらが割高という論調は全くの的外れってことになる。数字の出し方は国によって違うものが多いと感じた次第。同じところにワールドコムについても書かれています。ちなみにアメリカでは異例の出来事だと書いています。
 デフレでも東京が物価世界一【産経】。まだデフレが進む余地があるということを示していると思うが、このことを無視して小手先でデフレ解消を唱えても仕方ないと思う。




7月4日(木)

 ボクシングの話題だが、「ティト」ことフェリックス・トリニダードが引退することが決定のようだ【京都】。29歳と若い上に戦績も41勝(34KO)1敗と去年ホプキンスに負けただけであるが、そのホプキンスとの再戦の見込みが立たず家族から健康面を危惧する声もあったようだ。リマッチを期待していた一人なのでこのニュースには残念。しかしホプキンスはデラ・ホーヤと試合したいのかなあ。
 阪急西宮スタジアム(西宮球場)に続き、隣の西宮球技場まで今年中に閉鎖することが決定【京都】。これで関西アメフト界はスタジアム探しをしなくてならなくなる。一応関西学生連盟側は阪急に存続して欲しいとしているが。でも他で補うことができると言っている以上心配しなくていいのかなぁ。
 昨日触れた民主党代表戦。若手議員を中心に鳩菅、熊谷以外に候補を擁立する動きがあるみたい【毎日】。しかし立候補条件が国会議員20人以上の推薦人が必要というのは厳しくないか。党員何人以上とか門戸を広げたほうが与党と差を付ける意味で良いと思うのだが。
 BSデジタルの普及世帯は300万世帯を越えたとのこと【日経】。案外多そうにも見えるがBSアナログの方は1500万世帯なので逆転にはほど遠い。ちなみに調べてみると民放はアナログの廃止を決めて視聴者にBSデジタルの以降を促すべきとしているのに対して、NHK側は事業者側の意向だけで決められないと反対している。衛星の寿命も絡んでいるらしいけど。【参考:日本工業毎日サイゾー
 今話題の三井物産の株価は前日比15円安の810円(1.82%の下落)。あまり反応していない感じ【チャート】。
 その他、ビベンディは新しい会長を選び、取締役はアクサとフィリップスから選ぶなど名誉回復に向けた動きとなっている。収益が上がらないと2兆円の負債が重い【日経】。




7月3日(水)

 郵政法案について鳩山民主党代表のコメントは「郵政法案、首相と郵政族が猿芝居」だそうで、内容についてどう触れたのかよくわからない【日経(転載)】。まあ民主党は代表選が9月23日になったようだが【日経(転載)】、鳩菅vs熊谷の戦いはどうなるのか?しかしマスコミ受けを狙ったコメントに終始しがちなのは中身に触れるとマズいことがあるからかな。八方美人的態度が今まで裏目に出ているような気がするけど。
 ビベンディの会計監査法人がアンダーセンだったということで、粉飾決算の疑惑が浮上し株価は急落したらしい【日経朝日】。AOLタイムワーナーに次ぐメディア大手もバラバラになっていくのかな。音楽業界は最近あまり芳しくないので気になる話ではある。ついでにワールドコムは破綻回避に向け融資交渉を行っている【毎日CNN日経】。当のCEOは20億ドルの手元資金があることを強調していた。IDTがワールドコムの長距離部門の買収に乗り出していることで、いずれにせよ解体されるよう【日経】。
 以前触れたフィアットだが、フレスコ会長が04年までに経営が立て直せられなかったら自動車部門を売却する可能性を語っていたとのこと【日経】。しかし自動車を抜いたら他どんな事業をしているか私は知らないけど…。
 「エコノミークラス症候群」は「ロングフライト血栓症」に改めるべきという記事【朝日】。日本旅行医学会とか日本宇宙航空環境医学会とか普段聞き慣れない学会名が出てきたが、実態は何人いるのか気になるなあ。前者は先ほどの名称、後者は「旅行者血栓症」と提案をしている。ちなみにエコノミークラスと銘打っているが実際は座席に関わりなく起こりうるそうな。




7月2日(火)

 NHKの朝のニュースにて川淵日本サッカー協会副会長がテレビ出演していたけど、次期日本代表監督について名前こそ明らかにしなかったもののうわさ通りの方で話が進んでいるよう【参考:毎日】。他サッカー関連小ネタとして、『優勝でも通貨は最安値 ブラジル』【産経】。株・通貨とも下げてあまりこういうのって直結しないんだね。『W杯最優秀選手はカーン』【スポニチ】。ロナウドで決まったのようなことがスポーツ紙の書き方だったけど、MVPは優勝したところからというイメージと得点王も獲ったしわからなくもないが、蓋を開けるまで判らないなあ。『W杯経済効果:総じてマイナス効果を指摘 全国の商工会議所』【京都】。外に出る人が減るとやはりという気もするが。

 この所ビベンディが騒がしい【毎日日経NY市場でのチャート】。不正会計疑惑も飛び出しているので会長の辞任で収拾してくれればというところだろう。この会社は傘下にユニバーサル映画を持っており、音楽関連の株も大量に保有しているらしい(クラシックではかなりの割合を占めるところ)【参考】。一方ワールドコムは一部債務不履行やナスダックでの上場廃止など、倒産に近づきつつあるようだ【毎日CNN】。株主が「高値で買わされた」と訴訟を起こしているが、勝ったとしてもあの粉飾決算の額から取れないだろうなあ【朝日】。
 『花の開花日、地球温暖化を実証 英研究』【CNN】。40年間で4.5日早まっているとのこと。もっとも解説しているアメリカの学者はこれが自然によるものか温室ガス効果なのかよくわからないと付け加えているが…。日本では疑いもせず二酸化炭素による温室ガス効果の影響とするところなのに。




7月1日(月)

 昨日にてワールドカップも終了。テレビで観戦する人が増えたために百貨店や外食産業は結構打撃を受けたよう【京都】。ワールドカップ自体で景気にプラスかどうかはGDPの速報で大体明らかになるであろう(かな?)。それと日銀短観の発表があった【日銀産経毎日日経】。大幅にポイント上昇といっても一番マシな業況判断DIのセクターが大企業の非製造業がマイナス16ポイントなので、いいとは言えないのは確か。産経の記事で年ごとのグラフになっているが、バブルの時が以下に凄かったかがわかる。過去の記憶から離れて今の状態が普通、前が異常となかなか認識されていない気もする。日銀のサイトで細々とデータが揃っているが、景気回復だねといえるものでないと感じた次第。
 中国の外交官がキルギスで射殺された【朝日産経】。朝日は新疆ウイグル自治区周辺で活動する「東トルキスタン」独立派勢力の犯行と見られるとしている。一方産経は先の団体の犯行と見られるとは書かれているが、先日中国と国境を画定したことで反中国感情が高まっていたと書いていた。何か印象が少し違う気がしたもので。ちなみに両方ともタス通信配信のニュースである。中国は反応示すのかな。【参考サイト@ A
 『宇宙は「カフェ・ラテ」の色』【CNN】らしい。波長を分析して得られた結果らしいが、色の名前を一般公募して「コズミック・ラテ」と名付ける気合いの入れようである。しかしカフェ・ラテの人気が出て『「店の営業戦略に利用され、ラテ一杯に高い金を払って当然、という風潮を後押しすることになるのでは」と懸念する愛好家もいる。』という展開にはならんだろうと一応突っ込み。
 ワールドコム関連【日経朝日CNN】。CNNに99、00年も調査と書いているが、以前にも粉飾をしていたのなら破綻も寸前かも。今日の日経の記事でナスダックの時価総額がピークの3分の1だそうで、いい時ワールドコムは時価総額6位だったそうな。


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