うらぢ日誌 2002年12月分
[PR]楽天ダウンロードは楽天直営の総合ダウンロード販売サイト。
「PCソフト」「PCゲーム」「電子書籍(書籍、コミック、写真集)」のほか、
「音楽・楽譜」などのエンタメコンテンツをダウンロード販売。
楽天会員にはポイントが付与されます。
12月28日(土) シャープがワープロの生産を中止するため、大手全メーカーがワープロから手を引くことになった【京都】。私が学生時代ワープロを愛用していたが、購入したのがウィンドウズ95の前だったしなあ。記事によると1号機が1978年、出荷のピークが89年らしい。結局文書作成用としてパソコンとの橋渡し役を担ったという位置づけになるのであろうか。四半世紀の寿命というのも短いなあ。 競売不動産に居座る「占有屋」を排除するために短期賃貸借制度を廃止する見通しらしい【京都、日経】。3年以内の建物賃貸借契約を結んでおくと、その建物が競売されて別の人の所有になっても賃貸借はその期間生きてまだ借りられるという制度。そもそもの意図は賃貸借保護が目的だったはずが、妨害の意図で賃貸借契約をして立ち退き料などを請求する例が後を断たなかった。そこで今回の改正で競売後買った人が占有している人に対して3ヵ月以内に立ち退かなければならなくなる。この改正の意図は不良債権の処理の円滑化と不動産の流動化にあるらしい。以前から悪用例があったのに大した対策も立てられなかったのも問題だとは思うが。 ニュージャーシーの人がピアノ演奏を連続52時間演奏し続けたということでギネスに申請するらしいが【CNN】、ギネスって単に時間が長いだけの記録は除外する方針と何かで見た記憶があったが、限定されるのかな。ちなみにNHKではギネス社の名前を出せないため、ニュースで取り上げる時はいつも別の呼び方で通している(「世界の記録を集めた本」だったかな?)。 12月27日(金) トルコの国会は再度憲法改正案を可決し、公正発展党(AKP)エルドアン党首の首相への道が開かれた【朝日、日経】。前回は大統領の拒否権発動で再び議会に諮られていた。今この党首は国会議員ではないが憲法改正案が実現し、2月のシイルト県での再選挙で出馬すれば、首相になれる運びである。この党首が何者か知られていないが、新イスラム政党のカリスマ的な人気を誇る党首となれば穏やかな話で無さそうだ。北キプロスを本当に併合させるのかな。 日本から松井、キューバからコントラレスを高額で獲得し、金のあるところを見せつけたヤンキースだが、今年の労使交渉で課徴金制度ができて一定以上の年俸を超えると課徴金を支払わなくてはならなかったはずだ。ヤンキースがどれほど余裕があるのかわからないが、メジャーの球団はこの制度によって今年のオフは選手強化を抑制しているフシがある。この記事【毎日】では年俸総額を抑制する方針らしいが、ここのGMはこれからどうするんでしょ。 トーメンが増減資によって豊田通商とトヨタ自動車が株を引き受け、豊田通商と経営統合する計画らしい【読売、朝日】。小が大を飲み込むような統合だなあ。トヨタは大きいけど。2年前にも今のUFJ銀行から債権放棄を受けており、また1100億円の債権放棄と600億円の「債務の株式化」による優先株を引き受けるらしい。大丈夫なのかなUFJ。日商岩井とニチメンとの統合会社も火種っぽいし。 かなり久々に読んだ本の感想をば。唐沢俊一著『トンデモ一行知識の世界』(ちくま文庫)【Amazon】。一行知識とは例えば「コントラバスのことを中国語で『妖怪的提琴』という」のように、知識としては短く纏められて面白いものだが、実用性に欠けるものをいうらしい。無用な知識が面白いと著者も語っているくらいだ。本書はある一行知識にまつわる短めのコラムで構成されており、私自身興味深いと思ったのがカンヅメと宮沢賢治の話かな。あと著書の中で少し触れていることだが、文学作品を著者が何を考えているのかではなく、読者が自分の読み方で読む研究がなされてもいいのでは、というところがきになった。現在の国語も著者の意図を読もうとするスタイルだしね。もっと自由な読み方を提供させた方が読書離れも防げるのでは。最後に『「ベンジャミン伊東」のベンジャミンは、ベンジャミン・ブリテンからとられた」というのは本当かどうか気になる。Googleでは見つからなかったし。 年末だし今年を振り返る事を書きたかったが、明日から時間が取られることになるし無理っぽいなあ。 12月25日(水) クリスマスの日付について、今読んでいる山本茂著『歴史毒本』(光文社)によると古代ローマミトラ教の太陽神を祝う祭日にあたるらしい。東方教会は1月6日をクリスマスとしているようだ【参考】。で、イギリスBBCの番組で聖母マリアがローマ兵士にレイプされて懐胎したと受け取れる場面があったとかで世界中から抗議を受けているようだ【京都、読売】。処女懐胎について前出の本によるとマリア以前にもいろいろなところで伝承があるとのこと。あの釈迦を産んだマハーマーヤーもそうらしいから、キリスト教はいろいろな宗教のコピーだという解釈も成り立つわけである。まあ信心深い人を刺激するのも私個人好まないけど。 定着度の低い外来語を日本語に置き換えましょうという案を国立国語審議会が発表した【日経、朝日】。インフォームド・コンセントは「納得診療」、バリアフリーは「障壁除去」をいった具合らしい。朝日の記事には一覧が出ているけど一部の人がカタカナの方がいいからといった具合に使っているだけで日本語でも使っているものもあれば(例、アメニティー)、シェアとかキャピタルゲインとか普通に使っていると思われるものまである。まあ昔は外国の地名を漢字に置き換えたりした事があることを思えば、字数の節約に単純な置き換えだけでなく短くかつイメージしやすい新語を造った方が面白いと思うけど。 結局滋賀県豊郷町の小学校校舎解体問題は町長が各方面の圧力に屈し、校舎の存続を決めた【京都、産経】。町長の勇み足で保存派が逆転した形だが、この町長やはり建築関係の人だろうかと勘ぐってみたり…。ともあれ町長は建造物損壊の疑いで訴えられ、警察の強制捜査を受ける可能性も出てきた【京都】。そしてその校舎は登録文化財の認定を受ける可能性が高いよう。かなり大きな成果だなあ。裁判では勝てる見込みがないと私は思っていただけに。【京都@ A】 Week16のマンデーナイトはピッツバーグ(PIT)@タンパベイ(TB)の対戦。TBは日曜日にニューオリンズが負けたために地区優勝が決定。PITはこの試合に勝てば地区優勝となる。試合は序盤にPITのQBマドックスのパスが結構決まり、INTリターンTDもあって、17-0と1QはPITリード。TBの先発QBキングはいいところがなく、後半にはロブ・ジョンソンに交代。その間にTBに2回、PITに1回レッドゾーン内でファンブルしたりして、膠着してしまう。終了間際にTBが7点を返すものの遅すぎた。今回はTBの先発QBキングがゲームを作れずにおまけにインターセプトであっけなく7点を献上してしまい。守備合戦に持ち込めなかったところが敗因かな。【stats】 NFLもあと1週を残して、AFCがようやく3チームが地区優勝を決めたが、プレーオフの当落線上にまだ9チームいるところが難解。NFCはあとワイルドカードの2チームの枠を残すのみ。意外にNYジャイアンツが勝ってきているので最後まで判らなくなってしまった。【シナリオ、順位表】 12月23日(月) 予告通り飛び飛びになってくるはず。なんせ仕事先の年末&営業時間延長で疲れること。1月の終わり頃には休みを増やしてもらう予定。それから頑張って勉強しないとという状態。今回はプレーオフをじっくり楽しめない予感… 来年に新ユーゴは「セルビア・モンテネグロ」という連邦国家が誕生する予定となっているが、今回モンテネグロの大統領選挙で投票率が46%と50%に満たないため無効になった【毎日、京都】。もう一つのセルビアも2回無効になって未だ大統領が決まらない状態で、両共和国で大統領不在という不思議な状態。そもそも投票率条項は何のためかという疑問が当然としてあるが、国民の信任を得ている証明かな。それよりも1国の長を空白にしてはならないという要請はなかったのか。 以前滋賀県豊郷(とよさと)町の校舎解体の訴訟の件について書いたがその時はこのような騒ぎになるとは想像もしなかった。豊郷町長が地裁の工事差し止めの仮処分決定が出たがこれを無視する形で解体に着手【京都】。これをマスコミ(地域レベルだけかも知れないが)が取り上げたため、これに慌てた町長は工事延期を決定【京都】。解体阻止を目指すグループが町長を告訴する事態に発展した【京都@ A】。こういった事はキチンと手続を踏まねば痛い目に遭うといういい教訓にはなりそう。裁判以前に解決するかも。【サンスポ】 石油輸出を再開したベネズエラ。軍を使ったり、退職者を動員させたり、職員に解雇させると警告したりして生産・輸出を行っているようだが、まだ以前の水準に回復していない模様【日経、Yahoo@ A】。アメリカはこの事態を静観しているようだし、解決しそうな感じでない【読売】。最近一番気になる問題である。 12月20日(金) 韓国の大統領選は新千年民主党の盧武鉉(ノ・ムヒョン)候補が勝利したわけであるが、気になった地域の極端な得票差は今回も相変わらずだったよう【朝鮮日報、Yahoo】。民主党は全羅北道・南道、光州といった地区が強く、今回の選挙でも90%を超える得票率を獲得した。ちなみに全羅南道では盧武鉉氏が約107万票、対立候補の李会昌氏が約5万3千と数で見ると凄い差であることがわかる。そして盧氏は釜山出身だがここは李氏のハンナラ党の地盤で李氏が66.75%に対して盧氏は29.86%という結果だった。最後に盧氏支持を撤回した鄭夢準氏だが、彼の関連企業が政治報復されるかもということで株価が急落したらしい【東亜日報、朝鮮日報】。 トルコの公正発展党(AKP)エルドアン党首が首相になれないのは以前に政権分離違反で実刑を受けているため憲法で議員になれないためであるが、そこで憲法を改正する試みがされた。議会で通過したもののセゼル大統領が拒否権を発動したのが今回のニュース【日経、Yahoo】。これで市場が混乱すると見られているから大変なことのよう。ただでさえアメリカがイラク攻撃するかもというので下落基調にあったらしい。ただこの拒否権もう一回議会で通過すれば発動できないとのこと。 ベネズエラのゼネストはまだ続く。今回最高裁が国営の石油会社の従業員に対して職場復帰するよう命令したにも関わらずである【Yahoo、CNN】。最高裁はこの命令に従わない場合公権力に対する不服従と見なされる。ということは刑罰か罰金かそういうものなんでしょうか。大統領も打つ手を打っているわけだが、成功しませんなあ。 巨人の上原投手が代理人を契約交渉に立たせるよう要求した【スポニチ】。なんせ渡辺オーナーがこの制度に強く反対している。契約の場でも交渉のプロである代理人を立てることができれば、選手の不知につけ込まれるケースがなくなるだろうし、言いくるめられる事も少なくなるだろう。要するに経営側から見れば負担増になる事は明らかなのだ。今回巨人の看板投手が抵抗したことには意義があるとともに、今後の展開次第では大きく動くことになるかも知れない。ちなみに松井の代理人テレム氏について書かれたマーティ・キーナート氏のコラムが結構参考になります【参考】。 12月19日(木) 韓国大統領選についてはデータを拾ってから書きたいと思う。 で、ポスティングによるメジャー行きを希望していた近鉄の大塚投手だが、結果はどこも入札がなく自由契約でアメリカの球団を交渉する道を選ぶか近鉄に残留するかということになった【朝日】。本人もどこも入札がない事態を想定していなかった様子。この詳しいルールを知らないけど例え1ドルと書いて出した球団が一つだけだったら、落札になるのだろうか。まあ近鉄に金は入らないわけだ。松井が同じ日にヤンキース入りがほぼ決まりというニュースと同じ日に出るなんて【朝日】。 国立でのマンション訴訟の東京地裁判決から一夜、やはりというか販売元の明和地所の株価が急落。このニュースは昨日の取引中に流れていたので、2日前と比べて161円安で今日の取引を終えている【株価、Yahoo】。おかげで私は別のマンション株を持っているが結構下がってしまった(これを連れ安という)。しかしマンションの上20メートルの部分を切り取るのが技術的に可能かどうかわからないらしい【毎日】から、被害との比較考量の上で妥当な判断だったのか疑問に感じるところがある。それと条例施行前に建築していたこと(条例は後追いでも良いのかという点)、行政指導に反した行為をしたことに違法性があると認定できるか。結構謎の多い判決に感じる【産経、京都】。ちなみにこの裁判長、この判決も出していました【参考】。控訴すればひっくり返りそうな気がするなあ。 トルコはやはりというかキプロスのEU加盟受け入れを拒否らしい【Yahoo】。トルコがEU首脳会談の決定にケチをつけられる立場にあるか別にして、「同国とギリシャが所属しない組織にキプロスが加盟することを禁じる国際合意がある」というトルコの主張がイマイチよくわからない。要するにトルコ、ギリシャの両国が加盟していない所にキプロスが加盟できないということなのだろうか。ちなみにキプロス(ギリシャ系の方)の大統領選挙が翌年2月16日に実施される。国連との南北和平合意の期日が2月28日とまた微妙な日程【Yahoo】。トルコはキプロス加盟に対して何らかの行動をとるのだろうか? 12月18日(水) 20日行われるボクシングのダブルタイトル戦【毎日】は、テレビ大阪が映らないので観れない。テレビ大阪放映の世界戦は結構あるので痛い。地上波デジタルになると映るようになるんでしょうか?【毎日】その日はニュースで確認するしかないな。 京都新聞の記事に「春の海」のCD発売に関する記事があった【京都】。よく正月に流される琴と尺八を使った曲だが、このCDには7ヴァージョン収録されているようで、オーケストラ版やヴァイオリン版もある。しかしこの曲自体人気があるようで毎年1万枚売れているらしい。とは言え鑑賞する人もいれば、商売用というのもあるんだろうけど。実際の所は知らぬ。ちょっと買ってみようかなと思ったり。 携帯電話の世界最大手ボーダフォンのジェント社長が来年7月で退任とのこと【日経、毎日】。積極的な買収策でドイツや日本の会社(J-PHONE)を傘下に収め利用者1億人を超える規模になっているらしい。ただ株価が下落したにも関わらず報酬をもらいすぎるということで株主から批判されていたらしい。次の社長にはアメリカ人のサリン氏が就くとのこと。今までの会社を支えてきた人を追い出すような形になるとは…。 ベルギーで王室廃止論議がある【産経、京都】。ここはオランダ語系のフラマン系とフランス語系のワロン系に大きく分かれることはよく知られていることだが、フラマン系の政党が選挙公約に国王の権限縮小を掲げたのでこのような記事になっている。縮小といっても内閣の任命や法律の署名を止めて、元首の接待等の儀礼的な行事に止めるものらしい。これに反してワロン系は反対している。この2つは経済力に開きがあるらしく、その対立に国王が巻き込まれた格好。何かやらかしたわけではないらしい。 うーん。いつもと同じだなあ。明日から勤務時間が長くなってしまうので更新が難しくなるかも。 12月17日(火) 掲示板で更新がままならないかもと書いたが、それはこれからやってくる。ということで年末でニュース枯れしそうだし、日記を復活させつつの更新となります。 韓国の大統領選の世論調査では盧武鉉(ノムヒョン)候補が李会昌(イフェチャン)候補を5-7ポイントリードしているらしい【読売】。今は北よりも対米に意識が向いているらしい。 昨日触れた中国のリニアは1月1日に試験運転開始、3月1日には正式運転の運び【Yahoo、人民日報、参考】。 南極の氷の中から2800年前の海藻と細菌を発見し、溶かして蘇生させた【朝日】。深さ12メートルの所でとったものらしいが、さらにしたには凍らなかった湖があるらしくさらに昔の生物がいるものと期待されているらしい。もっと下の方は掘削出来ないものかなあと素人考えをしてしまうが。1000m下だったら何年前なんだろう? マレーシアとインドネシアが領有を主張していたジパダン島とリギタン島を巡る争いに決着【読売、朝日、毎日、産経】。場所はボルネオ島の東側の国境付近にある島でダイビングで有名な所らしい。この決定はオランダのハーグにある国際司法裁判所で出された判決で、これは争う両国が判決に従うことを前提に裁判所に判断を仰ぐ制度で、片方の国が拒否すれば解決しない難しいものなのだ。ちなみにこの付近には石油があるらしいが、観光資源だけでも主張する価値はありと思われる。【参考@ A B C】 今週Week15のマンデーナイトの感想。ニューイングランド(NE)@テネシー(TEN)のプレーオフを争う上で重要な一戦である。この試合は今年不調のTENのRBジョージがいかに走れるかが鍵と見ていたが、結果はそれ程走れていたように見えなかった。結果的に101YD走っているが持った回数も31回と平均3.3YDと優位に試合を進めていたおかげで持っていたと言った方がよい状態。実際1列目で止まっていることが多かった。これはオフェンスラインのせいでもあるけど、しかしジョージをこんなに持たせてはいかにタフな選手とは言え肝心なところで使えなくなる可能性を感じた。RBを誰かと併用させた方がいいと思うけど。ともかくこの試合はTENのQBマクネアが2TDを含むランが好調なこと、TENのパス守備がよくNEのQBブレイディにパスをさせなかったのが勝因と思う。しかし今日のNHKはジョージを褒めすぎ【stats】。TENは9勝5敗でINDと並びAFC南の首位タイ。しかもINDに2勝しているので同じ星だとTENが地区優勝ということになる【順位表】。 あと2週しか残っていないがAFCのプレーオフ進出を決めたチームがまだないという不思議な状態。まだジャクソンビルにプレーオフのチャンスがあるのかよくわからないが。 12月16日(月) 再三ここで書いているベネズエラの話から、今月2日からゼネストが続いているが、チャベス大統領が軍を動員してタンカーを拿捕した【毎日】。まだスト側に対する強硬姿勢は変わらないままであることを示しているが、この記事で気になるのはアメリカがチャベス大統領の転覆を狙っているらしいということである。現にアメリカのフィッシャー大統領報道官は選挙の前倒しを要求していた。アメリカの石油輸入量の15%がベネズエラである。また貧富の格差縮小を謳う大統領の動きが中南米に広がることも懸念の材料とか。このストで食料を石油が不足し緊急輸入を実施したとか【Yahoo@ A】。 半導体製造装置の10月期の世界販売額は前年同月比34.1%増で、2ヵ月連続の増加【日経】。台湾は2.1倍と大きな伸びをみせたが、日本は2割を超す落ち込みとのこと。この数値は世界的にみてハイテク産業の立ち直りの兆しとも見れるが、どうなんでしょうか。 中国上海で来年早々にもリニアが実用化されるとのこと【CNN】。最高時速が430km/hの割には営業区間が33kmというのは勿体ない気がする。ただそれでも総工費が1200億円余りとのことだから、もし上海〜北京間を作ろうものなら恐ろしいお金がいるに違いない。一応この事業次第では実行に移したいらしいけど。ちなみにこのリニアはドイツ製の常電動リニアで、日本で実験されている超電導とは違うらしい。前にもリニアの話を書いてわからないとしたけど。ちなみにドイツの方でも一回実用化を断念したが06年のワールドカップに向けて建設しようという動きがあるらしい。でも採算がとれる代物で無さそう。やはり新幹線のほうが現実味があるってことか。 12月15日(日) 辰吉の復帰戦があり、ビデオに録っていたのでそれを観る。序盤からパンチを先に出して終始リード。5Rで一度ぐらつかせてからはいつKOするかというところまで来た。結果は6Rでレフェリー・ストップにて終了。圧勝だった【Yahoo、産経】。とは言え、相手のセーン・ソー・プルンチットはWBAスーパーフライ級4位(WBCは7位)ではあるが、今年は4回戦の1試合のみ。この試合でもロクに応戦できなかったのは、辰吉がそうさせなかったとも言えるし、セーンが全く実力がなかったとも言える。ちょっとこの試合だけではというのが本音かも知れない。大阪帝拳の吉井会長は来春に1戦行う意向らしい。それが世界戦になるか、ノンタイトル戦になるかわからないとしている。パンチの出し方はほとんど戻っているといっていいのだろうけど、ボクシングは相手あってのスポーツだし。次どうなるか、期待と不安を持って見守るしか。正直勝ってしまうとは思わなかった方なので。【試合前までの辰吉の戦績】 韓国の大統領選挙は19日投票だが、ここに来て北朝鮮のことや中学生死亡事故で動きが活発になった感がある。盧武鉉候補と李会昌候補との対北政策が大きく違うところが多くの人が最も興味を惹くところだと思う【ヤフトピ、日経@ A】。盧候補が金大統領の大陽政策を引き継いだ形で対話路線重視、現金支援中止をカードに使うことはないとしている【参考】。一方李候補はやはり平和的解決重視なのは同じだが現金支援中止をカードに使うことはあり得るとして、こちらの方がやや強硬路線のよう【参考】。話はやや逸れるが、韓国の大統領選といえば地域によって得票率が大きく異なるのが通常だったが(金大中はそのために何度も当選できなかった)、今回もそういうことがあるのだろうか。少し気になる。 12月14日(土) アメリカがイラク戦に備えて最新型のパトリオットミサイル「PAC3」を増産するらしい【CNN】けど、前の湾岸戦争の時パトリオットミサイルの命中率はかなり低かったらしい(と言うかほとんど当たっていないとも)ので今回は修正しているんでしょうか。この話を知るものにとってミサイル防衛計画の実現性に疑問を持つのも当然だったのだが【参考】。 日本の映画に関する著作権が公開後50年から70年に延長される【朝日】。少し前NHKの番組で著作権のことが特集で触れられていたが、アメリカでは個人で75年、法人で95年に1998年延長されたところ。この番組ではディズニーの「ミッキー・マウス」の著作権が切れそうになるたびに延長されてきたという風だった【参考@ A B】。録音に関する著作権については大丈夫なのか。クラシック音楽にとっては大きな問題ではある【参考@ A、著作権法101条】。話は逸れるが、音楽ソフト市場は縮小傾向らしいので、今後のメーカーは厳しそうと感じた【日経】。 内閣府が不良債権処理をすれば失業者が増えるという試算を出した【読売】。何か足を引っ張っているという気がしないでもないが、不良債権を普通の債権に変える策を捻り出すとか考えないと。不良債権を悲観視する向きからは、潰れた会社を買って儲けた外資をハゲタカ呼ばわりするというのも変だが。 NFLの感想を今週は短く。アトランタ(ATL)@タンパベイ(TB)【結果】はATLの攻撃が全く機能せず。QBヴィックも走れず投げれず終い。一時話題になったTBのDTウォーレン・サップとK-1のボブ・サップは親戚かという話。どうやら関係ないようで、NHKで言っていたのではボブ・サップが親戚かと同じ事を何度も訊かれたので面倒になったのでそうだと言ってしまったらしい。MNFのシカゴ(CHI)@マイアミ(MIA)【結果】はCHIの今季を象徴する試合。しかし今年はMNFによく出ているなあ。去年たまたま調子よかっただけなのに。MIAはQBにフィードラーが戻って安定しそう。【あくまで参考】 12月13日(金) 農水省が食糧自給率は40%と横ばいと発表【読売】。先進国と比べて自給率が低いことは再三言われていることだが、あまりこれに関して危機管理とか言われることは少ない。相変わらずコメの減反をしているし【京都@ A】。 EUの拡大が首脳会議により承認され、04年5月に10ヵ国加盟することになり25ヵ国と全て覚えるのが難しくなるくらいになった【朝日、毎日】。新加盟国の中でとりわけ気になったマルタについてやや調べてみた。シチリア島の南に位置する地中海に浮かぶ島で面積は淡路島の半分らしい。でも歴史を見るといろいろなことがあったりする。1800年にイギリスがフランスを破って占領してから1964年に独立するまでイギリス領。そのせいか公用語はマルタ語と英語となっている。でも外務省のサイトでは援助している最大の国は近くのイタリアだったりするので不思議な話でもある。【外務省、マルタ共和国情報サイト】 まあ一番気にしているキプロスであるが、北キプロスの大統領が時間が必要と早期決着がないことを示唆している【Yahoo@ A】。トルコはEU加盟に可能性が出てきているのでこの件で強硬姿勢を見せることはないと思われる。アメリカという後ろ盾を使いそうだし。 再三書いているベネズエラのゼネストはまだ続いているようで、政府はスト破りをやってみたり【Yahoo】、国営石油会社の幹部を解任したりしている【Yahoo】。まあタンカーのスト破りといっても4隻だけで、まだ40隻くらい残っているので石油産業は依然打撃を受けたままだが、収拾はつくのでしょうか。 滋賀県豊郷町の小学校校舎の解体差し止めを求める訴訟が行われている【京都@ A、朝日】。現在解体差し止めの仮処分も申請されているが、町長は仮処分決定が出るまで解体に着手しないと言明しているが、実際の話、歴史的に価値があるという建物であれ法律上その建物を保存すべき根拠がないし、所有している町が解体するとなれば止める手段もない。裁判所は法律を超えた判断ができないことは担当弁護士もわかっているはずである。では、なぜこの種の裁判が提議され続けるのかと疑問に持った。 12月10日(火) 民主党代表選挙は大方の予想に反し菅直人氏が当選した【毎日、読売】。論調では菅氏の知名度が今後有利に働くとの見方としているけど。未知数の岡田氏の方が化ける可能性に賭けなかったというのは本当に崖っぷちなのかという気がするけど。菅氏も以前ほど人気ないだろうし。まあともかく、今後菅新代表が政府・与党にどう噛み付いていくか、そこが一番のツボである。 最近あちこちでゼネストの話がよく出ているが、今回はポルトガルで政府が労働者を解雇しやすくする法案に反対して行われているらしい【日経】。所変わって未だ続いているベネズエラの話になるが、チャベス大統領は左派で貧困層に支持基盤を持っているらしく、大統領退陣を求めているのは中間層以上の人達らしい。外務省の情報を見ると経済政策の失敗が大きな要因らしい【外務省】。ただ大統領支持派も動いているようなので結構混乱状態なのかも【毎日、Yahoo】。【ヤフトピ】 ATMを重機で壊して中の現金を取る犯罪が最近多いが、そこで衝撃を感知すると10時間ずっと鳴りっぱなしという警報機をマジマという防災機器会社が開発したらしい【朝日】。壊すといっても運んで別の場所で解体するのが普通のためそうするのだろう。それに付随するネタが『かつて、同社は英国会議事堂の鐘を模した「キンコンカンコン」のチャイムを全国の学校に広めた。』というもの。 最近また琵琶湖の水位が下がっている(-92cm)【水位】。それに付随するかのように宝ヶ池の水位も下がっているよう【京都】で、7月以降の降雨は平年の4分の1って本当かと思うくらい少ないよう。それと此処は雨水のみが頼りの池だったのかと思った次第。 12月9日(月) セルビア大統領選は事前の予想通り、非公式発表ながら投票率が50%を満たないため無効になる見込み【毎日、読売、CNN】。前は決選投票で投票率に満たなくてだったが、その結果改正したのが決選投票の部分だけというのもある意味お粗末な話。しかしコシュトゥニツァ氏は57.95%の得票で圧勝しているし、投票率も44.97%なので50%に満たすまで白票を入れたとしても50%を上回るんだけどなあ。ちなみに前回参議院選挙(比例区)での投票率は56.44%【参考】。 静岡県知事が通過するだけで停車しない新幹線「のぞみ」に対して新幹線通行税を検討すると言いだした【朝日】。高速道路、新幹線、空港は建設すれば地域活性化に繋がるという信仰の対象ではあるが、あっても満足しない人がいるから面白い。というか静岡(県内のどこか)発の上下線を新設させた方がいいと思う(勝手な提案だが)。途中に止まるというよりもこちらの方が良さげ。それに空港(06年開港予定)と新幹線をアクセスさせるよりも在来線の方が便利と思うけど。【静岡空港HP】 火星続報。火星内の氷は数十億年前から凍ったままだそうな【CNN】。火星に川や海があったことを示す鉱物がないこと、水にさらされれば風化するはずの火山岩の成分があることが推測の根拠らしい。来年NASAが探査機を使って調査するらしいのでこの結果に期待といったところでしょうか。 フィアットは従業員を5600人削減した【日経】。それに伴いシチリアの工場を閉鎖するらしいが、労働組合が反発している。アメリカのユナイテッド航空が破産したのも労働組合の発言権が強かったためにリストラが進まなかったことがツケとして回ってきたこと【日経】を合わせて考えれば、この会社もヘタすればという気がしないではない。イタリア政府もGMとの兼ね合いから安易に救済できない模様(詳しくはよくわからないけど)。 12月7日(土) 阪急が淡路から新大阪経由で神崎川へと続く路線計画を廃止することになった【京都】。計画自体は新幹線の開業前の1961年からあり、用地買収もしていたが全て買い取るのは困難で近年乗客数が落ち込んでいることなどから計画自体を取りやめるとのこと。計画があったことは知っていたが、もう白紙になっていると思っていたのでこのニュースを知ってまだあったのかと思った。阪急はいろいろ合理化をしている最中でこれもその一環なのかと邪推してみたり。もしこれが実現すれば河原町から三宮まで乗り換え無しで行くことができるメリットがあったのだが。【参考】 NGOが廃タイヤを北朝鮮に無償提供するという記事【朝日】。北に送ることの是非は別にして廃タイヤを燃料にして使うらしいが、イメージからするとこんなもの燃やすとロクなことが起こらないと思ってしまう。ところが高温で燃やしたり排出ガス処理装置を装備することで公害を結構減らせるものらしい【参考@ A】。国内でもセメント工場の発電施設で利用されているとのこと。 セビリア大統領選挙のやり直しが8日に第1回投票が行われる。前回は決選投票で投票率が50%に満たないため無効になり、このようなことが起こらないように憲法を改正してまで実施されたが、第1回投票では投票率50%以上の規定が生きているため、下手すればまた無効になるという懸念があるらしい【読売】。これは改正する上でうっかり気付いていなかったのか、これでまた無効になったらどうするんだろうか。 NASAとコロラド大学の研究チームは火星に関する研究で、水が液体である時期は数十年から数百年しかなかったとの見解を示し、この仮定が正しいと暖かい期間が短いため生命誕生に至らなかったのではと推測している【CNN】。以前に微生物のようなものがという話はどうなるんだろう【参考】。 12月6日(金) レイクの調査によると何が何でも出世したいと答えた会社員は15年前の3分の1の3%強だったそうな【日経】。この辺がやはり経済低迷に結びつくと思えるな。 アメリカのマクドナルド会長が販売不振で辞任したのに呼応した【毎日、読売】のか、日本のでも02年12月期の経常利益予想が前期比91%減【毎日、読売】。BSEの影響で売上減して、値下げしてテコ入れを図ったが客単価が下がり思うように利益が上がらなかったよう。アメリカの方はバーガー・キングとの値下げ競争で収益が悪化しているらしい。最近のリストラ策は苦境だったのかと改めて感じた次第。 ベネズエラではチャベス大統領の辞任を求めてゼネストが行われている【Yahoo】が、国営の石油会社所有するタンカーの船長まで参加しているため、石油が主な産業のこの国では石油輸送が滞ってはいけないというので軍隊が出動する事態に発展した【Yahoo、世界日報】。この騒ぎはニューヨークの原油市場にも影響が出ているらしいので今後とも要注意【ヤフトピ】。 ロシア発の情報らしいがトルクメニスタンの大統領暗殺未遂は自作自演かもという話が【読売】。大統領専用車は丈夫で自動小銃如きで襲撃するのは不自然としている。大統領は反政府を弾圧するために仕組んだらしい。本当だとするとかなり独裁色の強い国だなあ。よく他国から非難されないものだと思えてしまうが。 トルコのEU加盟問題に関して【産経@ A】。民主化の進展が条件だとドイツとフランスが合意したらしいが、そうしてだんだんと先延ばしにされている気がするけど。ともあれギリシャはキプロスとの絡みから協力体制の方向。世界日報社の記事では予算の都合から2014年以降にずれ込む公算もとあるから【世界日報】、EU側はトルコ加入に関して本気でないことが窺えてしまうが。 12月4日(水) 来年4月に発足する日本郵政公社の郵貯での自己資本比率の目安が3%とするようだ【朝日】。今は定額貯金が満期になっているのがまだ出ていっているらしく、06年末に208兆円まで減る見通しとのこと。しかし銀行が自己資本増強のため不良債権を処理せよとか言っているのはBIS規制があるからで、海外に行く必要もないし国の後ろ盾のある郵貯はそんなこと考えなくてもいいところがあまりフェアに感じないんだけど。 ブックオフが図書券で古書との引き替えを止めるように図書券を発行している「日本図書普及」との争いは本日東京高裁で和解が成立した【読売、朝日】。東京地裁判決では図書券を使っての古書との引き替えは代物弁済に当たるので有効としたが、図書券と引き替えができるという掲示は加盟店と混同するので不当競争に当たるとして違法という結論だった【毎日、日経】。今回の和解はこの判決に沿った内容のようだ。古書と図書券との引き替えは図書券が一定の価値を持つものである以上、発行するところがいくらダメと言ったところで押さえられるものでないことが証明される形になってしまった。金券ショップで換金できるものだし。まあブックオフが目の敵にされているのはよく知られているが。 サッカーの判定にカメラ導入をとイングランドのエリクソン監督は言っているらしい【CNN】が、アメフト(NFLだけだが)でもビデオ判定が導入されているがアメフトの場合はプレーが中断されることがまだ許されるが、サッカーの場合いちいち中断して正しいかどうか確認して観戦する人を待たすって許される話でないと思えるが。ちなみにNFLでも一回ビデオ判定が無くなったのは時間が掛かることが理由だったが、疑惑の判定が相次いだことがあって制限付きで認めるに至っている。 あと閉鎖された競輪場を巡って仕事の機会を奪われたとして競輪選手が訴えたが、この結論も気になるなあ【毎日】。 12月3日(火) 最初は下らない雑学ネタから、今年の『imidas』で見つけたのだが、ロシアには「イスカンダル」という名のミサイルがある。中東ではアレクサンダーをイスカンダルというそうで、パシトゥン語になるとカンダハルになる。 地上波デジタル放送は来年3月から開始となる【産経、京都】。始めるのは東京、大阪、名古屋の3大都市圏らしいが、それ用のテレビも売り出さなければならないし、新東京タワー計画もあったがアンテナも必要になってくる。それより問題は2011年に現行のアナログ地上波が廃止の見通しのことかな。もうすでに既定路線になっているが…。ちなみにBSアナログのほうもNHKが2011年に廃止することを決めた【読売】。【参考:毎日】 NECの関本相談役の解任劇は驚きのニュースであった【毎日、読売】。会長や相談役とかに退く人は影で執行部を動かしているイメージがあったからだが、ここまでNECの発展に貢献してきた人をあっさりと切るというのは日本の企業が変わってきたからなんでしょうか。 今WBC総会が開かれており、デラホーヤも来日している【読売】。このインタヴューではホプキンスと戦いたい意向のよう。そういえば最近ホプキンス試合していないような気がするけど。 「千と千尋の神隠し」のDVDが劇場版と色彩が異なるとして、DVDの発売元であるウォルト・ディズニー・ジャパン社を相手に訴訟が起きた【産経、毎日】。販売元の話では製作者の意図を基にしたDVD独自のものらしく、訴訟でどこまで踏み込めるかが問題。映画を何もかも再現する義務があるかよくわからないし、このことを損害とするかも裁判所が認めるかというのも。慰謝料が1人1万円というのも勝って正統な物が欲しいという意欲の表れとも言えるし。 今週のMNFはニューヨーク・ジェッツ(NYJ)@オークランド(OAK)【結果】。OAKのQBギャノンは今日もよくパスが通る(342YD)。なんかQBのシーズン記録をいくつか塗り替えてしまう勢いらしい。NYJの攻撃も悪くなかったのだが、守備がよく3rdダウンまで追い込みながらそこでパスが決まったことが多いような気がする。最後の攻撃も及ばずNYJは負けてプレーオフには全て勝たねば苦しい状況。一方のOAKは獲得YDの割には得点に結びついていないのは愛嬌の範囲か。ともあれAFC西首位をキープ。しかしAFCって6勝6敗以上が13チームって恐ろしく多いなあ【順位表】。というわけで来週プレーオフを決めちゃうチームはまだないらしい【NFL.com】。 ついでにPIT@JACも【結果】。PITのQBがコーデル君に先週から戻って心配されたが、とりあえずは問題はなくなった。よく走ってもいたし(12回 84YD 1TD)。あともう少し3rdダウンでパスが通れるほど勝負強ければ、プレーオフでも安心だろうけど。 12月1日(日) 前にも触れたBSデジタルの件だが総務省が2011年に廃止する方針を固めた模様【朝日】。NHKがアナログ延長を求めていたのは受信料収入のこともあったらしい【朝日】。全体収入の17%がBSの受信料ということが要因らしいが、アナログからデジタルに移行がスムーズに行けば問題ないはずだが、そうはいかないとの読みなんだろうなあ。マスコミがこういう消費者不在の取り決めしちゃっていいんだろうか(何度となく書いていることだが)。 今市町村合併が話題となることが多いが、「町」がいくつが合併しても「村」になる可能性がという記事【朝日】。現在は合併促進のため市の条件を人口3万人としているそうだが、町の条件は都道府県の条例で決まっているらしい。それで今回の宮城県と徳島県のケースでは、数町村が合併しても村になってしまうので、両県とも条例改正することになりそうだ。市の3万人も04年3月まで、05年3月には4万人、それ以降は元の5万人に戻るらしい。 アレクサンドル・デュマの遺灰がパンテオン入りした【朝日、産経、読売、CNN】。遺灰なのに仰々しく棺桶で運ばれるのも面白いが、パンテオンって何だろうと思ったところ、フランスの偉人が眠る霊廟とのこと【参考】。と言ってもルソーやキュリー夫人のようにフランス生まれでなくとも祀るところは大らかとは言える。デュマはなぜ黒人奴隷の血を引くから祀られなかったかは、想像しうる事情からなんでしょうなあ。ちなみにパンテオンとはルイ15世が聖堂として建造したが完成は革命後だったため、このような施設になったらしい【参考】。最初に祀られたミラボーは後に王党派と内通して立憲君主制を建てようと目論んでいたことが明らかとなりここから出されたらしい。 遅れた話になってしまったが、ユーゴスラビアの新憲法がセルビア・モンテネグロの両国首脳が合意【読売】。穏やかな連邦制になり、国名も「セルビア・モンテネグロ」となり「ユーゴスラビア」という名が消えることになった。 |