レンタルCGI うらぢ日誌−2004年6月分

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6月29日(火)

 3日連続更新なんて久しぶりだぞ。ということで始めます。
 昨日も採り上げた宮入バルブ製作所の株主総会があったわけだが、結局株主提案の取締役5名と監査役1名の選任が決議され、経営陣側が提案した監査役1名の選任は否決されている。その後の取締役会で大山社長の解任動議を提出したが、大山社長を除くと従来の取締役は6名いるのでこれを否決。新たに選任された5名の取締役は担当のない非常勤取締役らしいがどんな人が就任しているか気になるなあ。1年経てば元の取締役は任期切れで現状の株主構成だと再選は難しいのでこの1年が旧新取締役の戦いが繰り広げられることだろう。【毎日

 あとはカナダ総選挙(下院:定数308)だが与党自由党が第一党を守ったが過半数を獲得できずに左派の新民主党と連立を組む可能性が高いが足しても過半数に届かないため少数政権となる見通しらしい。カナダは自由党と保守党の二大政党制が続いていたが落ち行く自由党の議席を保守党が拾えなかったのは、イラク派兵に積極的な動きを保守党が見せていること、「京都議定書」に反対の立場を採っていることでアメリカと距離を置きたい人からの支持が得られなかったとある。あと気になるのはケベック連合が53議席と93年に並ぶ議席らしい。この辺がややこしくさせそうな気配。なぜ二大政党制かということを考えるには格好の材料かも知れない。【日経朝日

 ユコス社が追徴課税される可能性が高まり再び倒産の危機が【世日】。



6月28日(月)

 宮入バルブ製作所の株主総会は29日だが、大山社長は買い占めグループが提案している取締役5名と監査役1名の選任議案は否決できない見通しらしい【朝日】。どうも現在の取締役陣は任期中のようで現在の取締役7名対買い占めグループの息のかかった取締役陣5名との戦いがこれから起こることになる。この買い占めグループは松佳と畑崎広敏氏のグループが宮入株の54.9%を握っていて、先日宮入経営陣が第三者割当増資で比率を下げることを画策したが差し止めの仮処分により保留状態。なかなか今日興味深い戦いになっている。この畑崎氏はアパレルのワールドの創業者で買い占め屋として有名らしい(私も詳しくないけど)。一部では数学者の広中しが絡んでいるとか。ここの株は2年くらい前まで2ケタ銘柄だったのが今や1000円ですからな。【参考

 モンゴルの総選挙(76議席)は与党人民革命党が過半数を割り込み36議席に、野党連合も36議席で無所属の3人を取り込んで新政権樹立する見通しのようだ。経済の低迷が影響したらしいけど、前々回の政権は今回の野党連合が政権にいたのが前回の選挙で大惨敗と目まぐるしい交替を繰り返しているな。

 パクサス大統領の罷免により実施されたリトアニア大統領選の決選投票はアダムクス元大統領が返り咲きを果たした。
 4回目のやり直し選挙になるセルビア大統領選挙は改革派のタディッチ党首が当選の見通し。民族政党のセルビア急進党のニコリッチ党首代行が1回目は1位だったが、民族系にありがちな反対勢力の結束で逆転へ繋がったよう。今回も投票率は50%を割っていたので憲法を変えて良かったということで。目標のEU加盟は近づいていくんでしょうか?

 あとカナダの総選挙が28日にあるけど、その結果は明後日に書くことになると思います。最近落ちることがほとんどだけど。



6月27日(日)

 明日は選挙の結果がいくつかあるのでそれを書きたいかと。まあ日本でも参議院選挙がありますが、盛り上がりに欠ける感が否めませんな。今回は自由連合が資金が尽きたのか参戦していないし。徳州会の運営が傾いてなければいいが、前回供託金だけでかなりの金を消費したに違いないし。今回は出ているのが8つの政党と比例区は1人600万円供託する必要があり、政党として認められるには議員数や選挙での得票率2%というのがあるけど、新政党に必要なのは立候補者が10人以上いることである。全員比例区だと6000万円必要なわけで以前は何十という政党が比例区に出ていたのだが激減した理由の一つと言える(NHKを使って団体を宣伝する目的があったためとか)。まあとある政党のように一部選挙区に回す手も使えるけど、選挙区でも300万円だしなあ。プロ野球と同じで政党も新規参入の難しいところである。一回供託金制度の是非を巡って訴訟を起こす団体があっても良さそうだが。もう一つ参議院選の謎は1人区から4人区まで存在することだろう。人口の多いところは多い議員を選ぶと一見平等そうな話だが、各党の選挙戦術を見ればわかるように1人区と複数区とでは全く異質なものである。これがおかしいという声がほとんどないというのも不思議な話で。ともあれこれからいろいろと調べようかなと。
 京都市東山区では今回の参議院選挙で電子投票の実験をするのだが、市長選では電子投票だっただけに電子投票に変わったと思っている人が多いらしく、選管が記名投票ですというポスターを作成しているくらいらしい。参院選は比例区が非拘束名簿方式と個人名が何百名と羅列されるため、表示方法で難題を抱えている。機械嫌いの人にも使えないといけないのが。まず頭文字を打って、選べるようにするというのもあるのだが、これもいろいろと思惑が絡んでややこしくなる気もするけど。


 モンゴルの国民大会議は27日投票なんだが、与党人民革命党と野党が結集した祖国民主同盟との争い。前回は76議席中72議席を人民革命党が獲得する圧勝だったが、今回は世論調査では47%対36%らしく、一部報道では野党が過半数に迫るかとなっている。その一方与党が勝利するとみられるとなっているけど。まあ小選挙区なので一方の圧勝というケースも考えられるが。一応明日にはわかるみたい。アロヨ大統領の当確が出るのに1ヵ月以上掛かったフィリピンとはえらい違いで。モンゴルの人口って250万人ほどなのか【外務省】。



6月19日(土)

 ユコス社は破綻かどうかの瀬戸際の模様【産経】。どうやら実質国有化になることが有力な模様。これも思惑通りか。まあ世界有数の富豪でもあるホドルコフスキー氏の資産はどのような運命にあるのか。
 そのロシアでこの2月で2件金融機関の免許剥奪、清算があった模様で金融界は大丈夫かという疑念が少ないがある【産経】。今は外貨流入が続いているらしく、98年のような経済危機にならないとの見方が大勢。金融機関が脆弱なことは中国も似ているけど。

 アメリカの労働省は企業の事業を国外へ移転することが失業に繋がっているか調査を行った【産経】。結果は1-3月期では職を失った全体の2.5%が事業移転での失業とのこと。どこまでこの調査が正確かにもよるけど、言われていることよりも数字が小さいことで今後事業移転反対の声が小さくなるのかな。
 昨日の記事ではヨーロッパの大企業100社で39%がオフショアリング(国外への業務移管・委託)を利用しているとのこと【日経】。83%が導入に満足らしいが、インド人オペレーターって本当に問題ないのか?

 コーリンメディカルテクノロジー(旧日本コーリン)の民事再生手続廃止って何事かと思ったら、債務超過というのには疑いがあると東京高裁が認定したためらしい。旧経営陣で対立しているためらしいんだけど、今年1月にカーライルに営業譲渡しているし、ややこしくなりそうだな。



6月17日(木)

 ユコスのホドルコフスキー前社長の裁判が開始され、ユコスの倒産も目前かと言われていたが、プーチン大統領が「政府はこの会社をつぶさないよう努力する」と発言したことから株式市場でユコス株が急騰したらしい【日経】。プーチン恐怖政治の象徴とされていた事件なんだけど、会社を潰さないというのは他国へのアピールなのか。

 宮入バルブが松佳に対して短期売買益の返還を求めて東京地裁に提訴した。証券取引法で主要株主や役員が6ヵ月以内に売買で得た利益は企業に返還しなければならないとのこと。松佳は宮入バルブ株を売っているということか。この2社は宮入バルブが第三者割当増資をしようとした所、松佳から時価に比べて著しく低価発行だということで増資差し止めの仮処分が認められた経緯(まだ係争中だが)があり、この2社の争いには個人的に注目。
 あとは大証の1%の株式を村上ファンドの関連会社が所有しているという報道も気になる所。大証は証券会社が決済不能になることに備え剰余金を蓄えているが、村上氏は株主に分配せよと訴えるに違いないとの憶測が流れたようで、ストップ高で取引を終えた。

 日米欧がグルジア支援に10億ドルを拠出するということ【日経】で、現在進行中と思われるのグルジアの中央集権化は容認されるんでしょうか。



6月14日(月)

 欧州議会選挙ではイギリス、フランス、ドイツ、イタリアの政権党が苦戦している模様。イギリスでは保守党、労働党共に議席を減らし、EUの方針に反対しているイギリス独立党が大きく議席を伸ばし得票数では自由民主党を上回った(議席数は同数)。トップの保守党ですら得票率26.7%というのは低すぎるな。今度の総選挙は展開が読めないのでは。あくまで今回は比例代表制だし。投票率も4割切っているし。
 ドイツも社会民主党(SPD)が議席を10減らし23に転落。キリスト教民主同盟(CDU)が40に比べて大きく水を開けられてしまった。それと同時に行われたテューリンゲン州議会選ではSPDが得票率14.5%とCDUの44%に水を開けられるどころか左翼の民主社会党(26.1%)をも下回る結果。シュレーダー首相もどうするのかね。
 しかし欧州議会って、どのグループがどういうものか分かりにくいな。有権者も何をやる所か分からないから低投票率になったのだろうか。

 リトアニア大統領選挙は優勢と伝えられたアダムクス元大統領が得票率30.1%とトップだったが過半数に満たないため27日の決選投票へ。左派のプルンスキエネ元首相(21.4%)と戦うことに。これくらいの差だとひっくり返る可能性もあるかな。両者ともパクサス前大統領に比べて歳だけど。

 セルビア大統領選挙も決選投票に。こちらも27日実施。セルビア急進党のニコリッチ副党首が31.7%、民主党のタディッチ党首が27.9%。今回は投票率が過半数に達しなくても成立するため、次の決選投票でようやく久々の大統領誕生となる。

 破産したWBCなんだけど、小島茂実行委員によると新組織移行となるらしい【Yahoo】。ボクシングの場合団体が興行するわけではないので、大きな団体とは言え34億円くらいで潰れてしまうのだなと。で、追徴を逃れるためかWBCという名称は使わない可能性が高いらしく地位低下は免れないらしい。JBCもIBFやWBOを認めることになるのかな。それともWBAに恩義を売るためにそのままの可能性も高いが。



6月13日(日)

 欧州議会選挙はおそらく明日に大方の結果が出るだろうけど、最近の自分の状態からまともに書けるか分からない。問題はどの国も投票率が低そうって話らしい。
 とりあえず10日に行われたイギリスの地方選挙は労働党の後退が明らかに。議席を大幅に減らし全体での得票率でも38%対26%で保守党に後れをとっている(自由民主党が29%)。投票率が40%と2000年の選挙より9ポイント上回ったものの低いからどこまで信頼できるか。とりあえずブラウン財務相が早く党首になって欲しいとの声が高まっているのは事実でしばらく労働党は混乱するか。欧州議会選挙の行方も少し気になるところ。ロンドン市長選挙は労働党のリビングストン市長が勝利したけど、前回は労働党の公認候補と戦い除名までされている人物。なおかつ反米論者でイラク戦争反対論者なところが何とも。で、この市長選挙は1人2票制なのかな。上位2人で決選投票みたいな結果も出ていたけど。

 ボクシングの団体の一つWBCがロッシジャーニの王座剥奪を巡る訴訟での損害賠償3100万ドル(約34億円)を支払えずに破産する見通し【毎日】。昨年は日本の会社更生法にあたる米連邦改正破産法第11条での申請だったが、今回は清算を意味する第7条での申請とのこと。今後WBCがどう運営するのか不明。

 近鉄とオリックスの球団合併の話も唐突に出てきた感じだな。近鉄が関連会社でいろいろと失敗したせいで近年整理している段階で、年間40億円といわれる赤字を流し続けるわけにはいかなかったようで。ドームから藤井寺に戻したところで解決する話でもないわけだな。パリーグは5球団になるわけだが、試合数が減った方が運営費は減るので赤字幅はかえって縮小しそうな話だけど、どうするのか。

 面白い記事は上海市が電力不足を解消させるべく、人口雨を降らせる計画があるというもの【朝日】。人口雨で思い出されるのはロシアでのサンクトペテルブルクの式典で式典場だけ晴らせようと、周辺で雨を降らせる作戦を採ったところ見事に失敗して雨の中行われたことなんだが。あまり成功率が良くないらしい。



6月9日(水)

 ジンバブエが全私有地を国有化にすることを発表【世日】。今後は99年間の賃貸契約に置き換えるということらしい。一種の共産主義かなと思えるのだが、白人農地を接収してきたムガベ政権がこの時に発表するというのは不可解。ともかくEUから反発の声が出るのは確実でますますムガベ政権は殻に閉じこもる連鎖なんだなあ。この国は個人的にチェックしたい国の一つなのだがあまり日本のメディアに出てこないのが残念。

 ベネズエラでのチャベス大統領リコール投票は8月15日に実施、罷免されれば9月14日までに大統領選挙を実施するとのこと【毎日世日】。何か罷免の仕組みがちょっと変わっていて2000年にチャベス大統領が当選した時の374万票を上回る不信任票が必要とのこと。有権者数は計算すると1200万人強のようだからそれ程難しくない気もするけど、報道では微妙という見方らしい。

 村上世彰氏がニッポン放送に対する株主提案を撤回する方針とのこと【日経Yahoo】。これは村上氏を含む3名を社外取締役にすることを提案するものだったが、ニッポン放送が社外取締役を別に3名起用する対案を示したことで、村上氏側が目的を達したということで撤回した模様。村上氏の投資会社「M&Aコンサルティング」に簡単な理由が書かれている。



6月7日(月)

 アルデプロが今7月期の業績予想を上方修正【Yahoo】。前社長の事故により宅建免許停止処分の影響がなかったようで。1ヵ月弱営業できなかったはず不思議なものだなと。会社のサイトでも大したこと書いていないし。

 国連が貧困な国に自由貿易を行っても経済発展には結びつかないという調査結果を発表【産経】。輸出量は増えるけど企業の収益が向上しないため、賃金や雇用が上昇しないとのこと。一次産品が多いことが問題のようで、二次産業に転換せよということらしい。ただ反グローバリズム団体が変に利用しそうな話だなと。

 韓国ではウリ党が選挙に惨敗したためキム・ヒョクギュ前慶南知事の指名を取りやめた【Yahoo】。現在候補は3人らしく、そのうち韓明淑(ハン・ミョンスク)議員は女性ということで注目されている模様。指名は9日に行われるとのこと【朝鮮】。

 中国の電力不足は景気行き過ぎのブレーキ役を果たしているのかも【産経】。



6月6日(日)

 ベネズエラでは4日にチャベス大統領の罷免を問う国民投票を8月に実施することが決まった【Yahoo世日】。報道では8月8日になるらしい。昨年末の署名で一部無効があったため必要法定数を超えなかったという判断が最高裁など司法の現場でも揺れ、選管が見直して法定数を超えたと判断してチャベス大統領がこの結果を受け入れた。この間に結構紆余曲折があったものと思われるけど、記事を目にすることが少なかったから何とも言えない。正直、国民投票がどちらに転ぶか読みにくいな、不正もあり得るしな。

 韓国で与党ウリ党が釜山市長、全羅南道・慶尚南道・済州道各知事選挙を全敗した【朝鮮】。今回は地方自治体長・地方議員の再・補欠選挙が5日行われたもので、韓国は地域によって政党の強さが極端に現れるので注意が必要なのだが、総選挙で得票の多かった地域でもハンナラ党に敗れたり、民主党に取られたりと短期間でウリ党熱が冷めてしまった様子。投票率が28.4%と低かったことも要因か。今後盧武鉉大統領の政権運営は大変だな。首相任命から躓くか心配されるところ。

 カンボジアでは政権をつくるのに議会の3分の2の議席が必要なため、選挙後10ヵ月空転状態だったのが、人民党とフンシンペック党が連立を組むことでようやく終止符が打たれることになる【毎日】。フンシンペック党とサム・レンシー党はフン・セン首相の退任を求めていたが結局首相の地位は変わらないらしい。

 UFJの大口融資支援見直しは大京や双日の株価にどう影響するのやら【日経】。



6月1日(火)

 丸石自転車が架空増資をしていたということで当初本日予定だった丸石HDの上場を延期されていた【日経】。それを東証は8日に2部に上場すると決定、ただし架空増資の成り行きを見るために監理ポストでだけど。いろいろ記事を見てみると同社名義の手形がブローカーや暴力団関係者に大量に出回っていたり、不正融資と併せると会社存続の危機にあることは間違いなさそう。四季報では03年11月期で1株当たりの純資産が5円だし、これは架空増資があっての数字だからなあ。【京都

 ベネズエラで昨年末に行われた署名の確認作業があり、4日にチャベス大統領罷免の是非を問う国民投票実施されるか決定する運びとなっている【Yahoo】。ここまでの経緯にはカーター元米大統領の働きかけがあった模様。国民投票は実施となった場合、8月8日に実施予定だ。結構気になったニュースだけど触れている記事が少なすぎる。で、これにはアメリカの陰謀説を唱える意見もあったりしてある意味面白いのだが【参考】。

 ポーランドのクワシニエフスキ大統領は先日下院で承認を拒否された首相候補をまたもや指名したんだけど、今度拒否されたら総選挙になるんじゃなかったかな【日経】。




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