うらぢ日誌 2005年3月分 最新のうらぢ日誌へ
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3月27日(日) ジンバブエでは31日に議会選挙を控えているが、監視団は南部アフリカ開発共同体が主だった団体らしい。民間でどこか入るのかはわかりませんが。経済状態がただでさえ悪いのに勝てるのかいなと思うのが私の印象。しかし150議席中、120議席が選挙区選出で他が知事や任命議員で占められるけど、BBCの解説では30議席が大統領任命となっていたから、すべて与党ZANU - PFに振り分けられるようなのでそれだけでもかなり有利だな。 キルギスは6月に大統領選挙を行うことになったのだが、先ほど行った選挙が有効なのかどうかで揉めている。事の発端は一度先日の選挙が最高裁の無効判決で旧議会が復活したのだが、バシエフ大統領代行と憲法裁、最高裁関係者と協議してこの判決を覆したことにある。もともとこの騒ぎは選挙の無効を要求することから始まったので、まだ混乱が続く可能性も見える。 ウォルマートの前副会長が不正会計疑惑で取締役を辞任した件で、不正会計と聞くとなにやら嫌な予感がしたが額が10-50万ドルと会社が傾くまでは行かない模様。他にも出てくればわかりませんが。 本日の別棟 3月24日(木) アカエフ大統領は国外に追われた以上、今後再選挙するものと思われる。南北でなぜ差があるかは産経の方ではロシアが地理的に近く産業が栄えた反面、南部では農業中心で経済格差があるらしい。まあ中央アジアは大抵のところが独裁政権となっていて不正選挙は日常茶飯事のような印象を持っていたのだが、中央アジアでもこういった政権転覆劇があると周辺の国に波及するおそれがある。となると東トルキスタン(新彊ウイグル地区)を抱える中国が一番警戒しているのかも。[参考] 韓国は竹島問題で国際司法裁に訴え出ることになるのか。盧武鉉政権は国内向けの発言が多いことが気がかりだが、戦後世代が増えるにつれそうなっていくのかも知れない。 本日の別棟 3月23日(水) ライブドアとフジテレビのニッポン放送株を巡る争いはひとまずライブドアの勝利に終わりそう。政治力で勝てると思っていたフジ側に落ち度があったように思えるけど、未だに最初の株の取得が不公正だと主張しているようですね。新参者を嫌がる点では読売も産経も変わらなかったわけですね。 オラクルがリテックへのTOB価格を引き上げたことを受けてSAPはリテックの買収を断念。結果途中から首を突っ込んだオラクルに軍配が、リテックのCEOも取締役会で買収提案を受け入れる方針の様子。買収総額は6億5000万ドルだそうで、12-2月期の決算でピープル買収費用で15%の減益となっていたし今後経営力を保持できるかが鍵となりそう。 キルギスでは決戦投票後かなり混乱した状況になっている。野党が与党の圧勝の結果に終わったのは不正選挙の結果としたことが発端。旧ソ連では不正選挙はよくある出来事だったが、ここ近年は野党側が抗議した結果、再選挙が行われたグルジアやウクライナの例もある影響か今回もその流れになろうとしている。選管は75議席中、69議席は正当だったと発表しているし、アカエフ大統領が再選挙を拒否していることからまだまだ混乱が続きそうな気配。 本日の別棟 3月20日(日) 長期間、当日誌を休みましたが、今後ぼちぼち復活の方向で行こうかと思います。 オラクルがリテックの買収額を引き上げたという話。オラクルがピープルソフトに続く敵対的買収に成功するか注目されるところ。オラクルはドイツのSAPとシェア争いをしているが、そのSAPがリテックの買収でリテック取締役と話がついて、SAPがTOBをかけたところオラクルがそれ以上の価格で対抗したというもの。リテックの株価が先月あたりまで6ドル近辺だったのが11.47ドルまで上がっている。さらにややこしいことにオラクルがすでにリテック株の10%を取得済みらしい。しかしオラクルが成功したとしても買収費用は相当なものになりそうなのだが、大丈夫か? やはり買収合戦はTOB価格の引き上げ合いだよというフレーズをどこかで聞きたいものである。 キルギスの議会選挙が不正として野党が州施設などを占拠した事件があったけど(治安部隊が封鎖解除したけど)。元の選挙は与党が7割を占める圧勝まで聞いているけど、正確な結果は出ていたのか気になるなあ。アカエフ大統領の長女は圧勝で当選したらしいが。 グーグルがフランスの通信社に訴えられたけど、便乗する日本のメディアが現れるかなあ。ビデオのCMカット機能に口を挟むくらいだし。 本日の別棟 |