blog うらぢ日誌−2005年4月分

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4月18日(月)

 北キプロスで大統領選挙があり新EU派のタラト首相が55.6%の得票率にて当選。対抗馬の候補が22.7%だったので圧勝ということになる。統合に消極的だったデンクタシュ大統領に替わるということで統合に向けてと行きたいところだが、前回の住民投票では南側が拒否したためやはり難しいというところになりそう。トルコ占領前の状態に戻すとなると北側に不利になるからなのだが。

 WTOの事務局長は現在3人に絞られていて、フランスのラミー前欧州委員、モーリシャスのカタリ外務・国際貿易・地域協力相、ウルグアイのカスティーヨ前WTO大使が残っている。4人の候補から最下位の候補を落としていくという昔の五輪開催地の選出法みたいなやり方のよう。一応全会一致が原則だが、148も加盟国があると不可能だろう。ちなみに5月末までに候補を1人に絞るらしい。

 スペインのバスク自治州で「バスク祖国と自由」(ETA)の支持団体「バスクの地共産党」が9議席を獲得して第4党になったとのこと。ETAはバスタナという政党を持っていたが2003年に非合法化されてダミー政党としてこの政党を利用しているらしい。ちなみに第一党のバスク国民党は33議席から29議席の後退した。全体の75議席なので過半数割れの状態。ってこの自治州は議院内閣制なのか?

本日の別棟



4月6日(水)

 ガンホーの株価は1979万円のストップ高まで上がってから急落。結局220万円安の1459万円で引けている。ネットバブルの時代、これくらい高い株価の会社がそこそこあったが純資産の縛りが解けてからあまりお目にかからなかった。とは言えライブドアの時価総額を上回る水準は買われすぎだろう。
参考:J_Coffeeの株式投資日記 

 ムーディーズがGMの格付けを「Baa3」に下げたことで主要3格付け機関が揃って投機的一歩手前まで下げたことになる。ちなみ株価の方は大して反応していなかったようだが、近年のシェアの下げ方をみると厳しそうな気もするが、株価としては買い頃かなと感じてみたり。

 イギリスの総選挙が来月5日に控えているが支持率は若干労働党が有利。統計によっては横一線というところもあるから意外と微妙だな。今回は第一党が過半数割れの危険性も下手すればあるのか。下記BBCのサイトは5つの調査会社を比較できる。日本の選挙の時、こういうのがあればなあと思っていたのだが(壁が高いんでしょうが)。
参考:BBC(政党別支持率)

本日の別棟



4月5日(火)

 モルドバはウォロニン大統領が再選された。結局101票中75票集めた。モルドバは議会が選出する方法で、議員の5分の3以上必要になるが、与党共産党が57議席と野党の協力が必要になった。問題はロシア系住民と上手くやっていけるかだが。しかし目標のEU加盟って道程が長そうな気がするが。

 イタリアの地方選挙では与党が惨敗。13州の知事選では与野党比が選挙前8:5から2:11になるのはかなり危機的と言える。来年の総選挙に向けて立て直しが必要になりそう。

 話は変わるが、ガンホーの株価かなり飛ばしているなあ。しかしオンラインゲームって今から裾野がどんどんと広がるってわけでもないと思うが、一種のマネーゲームだろうか。発行済み株式数が16360株で浮動株が1割以下ということで需給関係のみらしい。
株価

本日の別棟



4月2日(土)

 ジンバブエ総選挙(定数150)は予想されたように与党のジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)が選挙で78議席を獲得。大統領による任命枠を含めると108議席となり憲法改正に必要な3分の2を超えたことになる。81歳にもなるので先が限られるかと思うが、問題は後継者を彼がどうしたいかということになるだろう(第二院創設を考えているらしいが)。EUとアメリカは批判的なようだが、AUはどうするんだろうか。

 アメリカってバード修正法を撤廃しないという根性も凄いな。これはアンチダンピングと認定した税金を被害企業に分配するものだが、もともとダンピング認定が恣意的に見える上に保護したい産業を優遇する策としてEUや日本がWTOに訴え出て違反とされた法律である。まあ反対するアメリカ国内の力が強いために廃止できずにいるのだろうが。
参考:Yahoo時の言葉

本日の別棟

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