環形動物門(ANNELIDA)(計9種)
  特徴:節があって筒状の動物。
多毛類(9種)
  特徴:毛が多い環形動物。(対:毛が少ない環形動物を貧毛類という。ミミズなど)
   ・ツバサゴカイ(Chaetopterus variopedatus) ツバサゴカイ科

↓底質表面に2本のパイプを出す
生息環境:湾口に位置した砂質干潟の低潮帯。底質に管状の巣を作る。
メモ
 皮状の膜でできたUの字型の巣穴を作り、翼状の器官をパタパタさせて海水を循環させて懸濁物をこし取って食べる(たぶん)。東京湾では極めて少ないが、'04には何度か確認している。
 東京湾のものがツバサゴカイの基亜種であるかどうかというような詳細は分からない。
パイプ写真:servius氏撮影
   ・スナタバムシ(Mesochaetopterus minutus) ツバサゴカイ科
   ・ミズヒキゴカイ(Cirriformia tentaculata) ミズヒキゴカイ科
   ・タマシキゴカイ(Arenicola brasiliensis) タマシキゴカイ科

↑底質に潜ろうとする

↑糞塊と卵塊
生息環境:東京湾全域の砂泥質干潟の低潮帯。底質に深く潜る。
メモ
 糞塊と卵塊が特徴的。写真の様なモンブラン状の糞塊を作るため、いる場所がすぐ分かる。また、卵塊はゼリー質の風船状で、一点で底質に付いているため、波に洗われるたびにフワフワと漂う。一見、クラゲの様。
 本体は体側に赤い毛の束(剛毛節)が17対ほどあるのが特徴で、ゴカイの仲間としてはゴロリとして芋虫のような印象を受ける。
 深くに潜っているが、場所を特定しやすいので比較的簡単に掘り出すことができ、しばしば釣りの餌に使われる。ただし、体が柔らかいので完全な形で採取するのは難しい。
 深いところの底質をそのまま食べて、底質表面に消化できない砂泥を糞塊として出す、堆積物食者である。
呼び名:江戸川放水路で出会った現地の人によれば、東京湾ではスゴカイイソメなどと合わせて「フクロムシ」と呼ぶらしい。クロダイ釣りの餌とするとのこと。
   ・イトゴカイ() 
   ・ゴカイ(Neanthes japonica) ゴカイ科
   ・チロリ(Glycera chirori) チロリ科
   ・スゴカイイソメ(Diopatra bilobata) イソメ科
   ・エゾカサネカンザシ(Hydroides ezoensis) カンザシゴカイ科



↑岸壁にびっしりついている
生息環境:磯、消波堤、岸壁、貝類の殻など、固い構造物に付着。
メモ
 東京湾のどこでも見られる。石灰質のパイプ構造(棲管)に入っており、知らないとゴカイとは気づかない。触手を出して浮遊物を濾し取って食べている。


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