ちょっといい日[2004.4.21]

友達に頼まれたアレンジが無事出来上がったので(いいできごと-1)、
郵送しようと歩いて10分の郵便局まで出かけることにした。
今日はいいお天気。家から脱出して光を浴びられるのがうれしい(いいできごと-2)。

せっかく郵便局まで来たので、商店街にある
最近お気に入りのジーンズ屋さんを見ることにする(いいできごと-3)。
私は何かというと同じジーンズばっかり履いているので、
もう1本(1着?)くらいあってもバチあたらないよな〜と

思っていたところだったのだ。

店員さんが普通のストレートと細めなストレートの
2種類を勧めてくれたので、試着してみることに。
やっぱり細めなストレートが気に入る。しかも店員さん
「今のよりワンサイズ下でいいみたいですね」 ...むふふ(いいできごと-4)

私が試着をしている間に、フレンドリーなお客さんが何人か出入りする。
なぜかバナナを口にくわえた犬も来た。しかも皮付きのバナナ(いいできごと-5)
...そんな中、店員さんが「黒田くんおかえりー!」という声。
別の店員さんかと思ったら、近くにある施設の帰りに立ち寄った障害者の人のようだ。
ニコニコとお店のイスに座っている。

ジーンズの足切りも終わり、お会計となり、
店員さんと私は足を投げ出してイスに座る黒田くんの前を
「前ごめんねー」「すみませーん」と言いながら通り過ぎる。

そしてお金を払い終わって、Newジーンズをもらう。(いいできごと-5)
さて帰ろうか、と、横に黒田くんが立っていた。

「お姉さん!おみやげあげます!」

...私???(おばさんと言われなくてよかった(いいできごと-6))
店員さん「おみやげ?黒田くん、これくれるのー?」
黒田くん「うん。おねえさんに」(ニコーっと笑顔)
そう言って、今日作ったばかりというブルーのビーズでできたキーホルダーを見せてくれた。
店員さん曰く、「黒田くん、プレゼントするの好きなんです」

丁寧にお礼を伝え、そのとてもキレイなキーホルダーを頂き(いいできごと-7)、
ジーンズも忘れずに持って、お店を後にする。

なんだか買い物以上の出来事だな。いい日だな。

商店街を出て、道路を横切ろうとすると、
白い車が私が渡るのを待ってくれている。
その車には、とてもよく見覚えのある、あの、例の、イチゴのマーク。
そして、車の中には、これまたよく見覚えのある、
あの!コムちゃーん!!!キャー!!!(いいできごと-8)
ぺこぺこっ...ぺこぺこっ...ぺこっ、と何度もお辞儀をしながら通り過ぎる私に、
その低姿勢な私の姿を見て教習車の中でニヤニヤと笑うコムちゃん。

さわやかな春の午後。
(...で、いつ免許を取るんだ?と)


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