A氏邸は、築80年の住宅でした。 東京で教員をしておられた施主が、退職後に趣味の陶芸などで利用するために、30年間空家となっていた町家住宅を別荘として再生しました。
間取りは現状のまま活用し、水廻りを増築して新しい和風仕上げにしました。
徹底して自然素材に拘り、合板やビニール製品を使わない事をご希望されていました。 このため、畳などは藁床製、障子紙は月桃紙、木造作は柿しぶ仕上げとなっています。