アンティーク      布のケース


ハンキー・ケース、グローブ・ケース、ランジェリー・ケース、カトラリー・ケース・・・。
アンティークの布の「ケース」に惹かれます。
本当は、クロスなどの「使える」アンティークを第一にしているのだけれど、これらのケースだけは特別。
特段に使い道がなくても、ついつい目が行ってしまいます。



お店で何回も見て、気になって、とうとう買ったケースです。ペパーミントがかった水色と、お花の刺繍がとてもいい感じ。けっこう厚手です。この大きさからすると、グローブ・ケースかな?中は香水のあとなのか、しみがあります。

とにかくシルクの手触りがすごくいい!ときどきなでてはにっこりして、アヤシイ人になってます。
これは、何のケースでしょう、中はしみなどありません。上にかかっている、白のカットワークが気に入りました。上下左右に4つ、バラの花がカットされています。ケースはピーチがかったシャンパン色です。でも、中をあけると本当はとってもかわいらしいピンク色。長年日に当たっていたのでしょうか、すっかり色褪せてしまいました。でも、そこがまたいいのです。

これを買ったアンティークショップさんに聞いた話によると、フランスの田舎では、アンティーク・ディーラーは元貴族の館や大きなお屋敷などを御用聞きよろしく訪ね歩いて、品物を探すそうです。これもそういう館から入手したものだとか。なんだかそれだけでワクワクしちゃいます。


これも何のケースでしょう、ハンキーケースかな?鮮やかなラベンダー色に、流れるようなリボン刺繍のお花たち・・・。私が瞬時にやられてしまったのは言うまでもありません。しかも、とってもお安かった・・・(^^)。シルクじゃないからでしょうね。ほとんど使われていなかったのか、中もしみひとつありません。

手前に見えているのは、ミニクッションですが、上のレースをめくるとケースになっていて、その中にクッションが入っています。だからこれもケースとしてここに。

銀座のアンティークモールで、とあるショーケースのすみっこに半分隠れてひっそりあったのを見つけました。レースがね、とってもかわいらしいのです。端っこは、細いレースを4段につなげています。ここでは見えませんが、薄い山吹色の生地も落ち着いています。
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