ルフトハンザ航空のマイレージプログラムであるマイルズ&モアの積算マイルを使って、提携会社の一つである全日空の無料航空券による沖縄一人旅に行きました。
25,000マイルで国内どこでも行けるので、せっかくだから東京から最も遠い沖縄へ初めて行くことにしました。ついでに自費で宮古島まで足を伸ばすことにしました。
1999年12月3日(金)沖縄本島上陸
朝6時に起床して、頭がズキズキ痛みながらも羽田空港へ向かいました。
11時に那覇空港に到着し、まずは空港のそば屋で沖縄そばを食べました。メニューがよくわからなかったので適当にソーキそばを頼むと、豚の骨付きあばら肉がのっていました。そばはうどんみたいで肉は崩れるほど柔らかく不思議な食感でした。
午後は事前に予約しておいたJTBの定期観光バスで南部観光をしました。首里城、玉泉洞やひめゆりの塔などを巡るのですが、二日酔いの身には非常につらいものがありました。鉄道がない沖縄では、一人旅の場合、個人でレンタカーを借りるよりもバスで効率的に観光した方が経済的だと思います。
12月4日(土)南の島へ
午前中は那覇港に行き海を眺めてから、国際通りをブラブラした後、バスターミナルから路線バスで那覇空港へ行き、宮古島へ移動しました。
宮古島は12月だというのに気温が25度以上あり、半袖でも十分でした。
宿泊した宮古島東急リゾートは前浜ビーチに面していて、白砂が目に眩しく、水も透き通っていてとても奇麗でした。
12月5日(日)時間よ止まれ
快晴の下、レンタサイクルに乗り、トライアスロンのコースを走りました。全長1690mの来間大橋を渡り、来間島にある竜宮展望台まで行きました。宮古島はもちろん、伊良部島や太平洋を見渡す眺めは素晴らしいものでした。その後、さとうきびの花を撮影したり生協で買い物したりしながら、ゆっくりとした時間を過ごしました。時期はずれのため観光客が少なく、ヨットのクルージングも出航しないとのことなので、日が暮れるまでビーチでぼんやりと過ごしました。
12月6日(月)空港がない!
午前9時にチェックアウトして、平良港ターミナルへ行きました。定期観光船は冬の間は運休だったので、とりあえず高速船フェリーで伊良部島へ渡ることにしました。しかし、強風が吹き雨も降ってきそうだったので、30分滞在しただけですぐに宮古島に戻りました。
平良市内では、ガイドブックに載っていた「あぱら樹」という店で昼食をとりました。1,000円の定食は東急リゾートの3,800円コースの倍くらいボリュームがありました。
昼食後、飛行機の出発まで2時間弱あり、店から空港まで地図上では2kmくらいなので歩いていくことにしました。30分くらい歩くと滑走路に着きました。そこからピンク色の建物に向かっていくと、何と閉鎖されているではありませんか。そうです、新ターミナルは滑走路の反対側だったのです。
バスもタクシーも走ってないので、しかたなく滑走路を迂回して更に3km歩くことになってしまいました。汗だくになり新ターミナルに着いたのは出発の約30分前でした。お土産を買うのもそこそこに、慌ただしく帰路に着いたのでした。