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ただ一人生き残ったミャータには、次に流れてきたTOMのレスキューを頼み、自力で右岸に漕ぎつけた。岸から見てると、カータが大岩に激突して轟沈している姿が見えた。左の激流を
「ワハハハー、やってしまいましたー!」
と元気に流れて来ている。 マッツンもスっ転がって流れてきた。左岸よりに流れてきた二人は無事に左岸にたどり着いた。一番苦労したのは、まーこだろう。私も、コトの顛末は下流で奮闘していたし、大岩で見えなかったので、その時の様子は、ご本人に語ってもらうとしよう。
(まーこ談)
さてさて、私の「撃沈」についてですが・・・ ほんと、ひどいもんでした。そもそも、実力がない上に、あの水の出ないカヌーCでトライしたところが身の程知らずでした。
一番の激流のところありますよね、一瞬滝状態(に私には見える)、流れがゴウゴウとしているところ。あの激流に突っ込み、案の定ザブンとカヌー満杯にまで水浸し。アレレと思っている間にカヌーが完全に左を向いてしまい、その状態で流れに押されて結局転覆。スタートからわずか10秒ぐらいの世界でした。
パドルを流した前科Dのある私は、何が何でもこれだけは放せまいとしっかりと握り締め、とりあえず流されました。あれだけ水流がある割に、水深は浅く、大きい岩が当たる当たる。そんな状態でも結構冷静で、
「流される時って、頭と足、どっちを下流にするんだっけな?」
などと悠長に考えていました。
(フムフム、ちゃんと教えたデフェンシブ・ポジションを意識してるな)
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悲惨な体験を明るく
話してくれるまーこ嬢 |

身振り手振りで懇親の説明!(笑) |
が、そんな私の前に危険が(笑)!
みんなには記憶にないかも知れませんが、あの激流部分がちょうど終わった右端近くに岩があったんですよ。幅1メートル、水面上の高さ80センチぐらいの小岩が!(あのでかい岩ではありません)。
このどうでもいい岩が曲者。ちょうど流され、その岩をつかんだ私の後ろにカヌーが流されてきたんです。 |
つまり、岩ー私ーカヌーのサンドイッチ状態!
すぐにカヌーは下流に流されると思ったら、カヌーの丁度真ん中に私と岩があるため、支点状態でカヌーの左右に均等に水が当たっており、びくとも動かないんです! わたしは岩に掴まって一休みのつもりが、恩知らずな?カヌーに圧迫死させられる危機に瀕し、さすがに“こいつはまずい”とあせりましたね。
(おお、こんなブローチングもあるんだ! がんばれ、まーこ!)
パドルを握り締めながらも、全身の力を振り絞り、カヌーを左に押し出す。が、重い。えーん。しかし頑張る。勢い良く押し出したらようやく、のそりとカヌーが動き、すぐに流れに乗って下流へ。そして私も一緒に下流へ。ほっ。
その後大きい岩に激突しながらも とりあえず下流へ。ライフジャケットが大きかった為、水面に浮いてるとはいえ顔は殆ど水中に沈んでおり、そんな中、
早く岸へあがろうとあせって岩に掴まろうとするものの、足が完全につかないほど深い流れで、しかも水面は穏やかな割にすごい流れが速いので、上手くコントロールできず浮いたり沈んだり。 結局激流ゾーンより
こちらの方が、無駄なあがきをしたせいかすごい水を飲んでしまいました。
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