その後は順調に西への旅を続け、左側に青々と広がる太平洋を見ながら富士川、安倍川、大井川を越えて天竜川の手前袋井ICに到着。そこから一路進路を北へ向けて天竜川に沿って遡上する。天竜川の大きな川原の白が水面の青と見事なコントラストをなしている。天竜市を抜けて春野町へ。午前10時半目的地気田川に到着した。早速上流に向かう。
スタート地点は春野町役場前の右岸の川原から。今回は車1台で来たので3人を降ろしひとり下流のゴール地点に戻る。今日のゴール地点は秋葉キャンプサイト。シーズン中春野町区間はキャンプサイト以外の宿泊を禁止されているのでここをゴール、宿泊場とする。
上流に戻る足だが、あいにくキャンプサイトでは回送を頼める人が出払っている。タクシーを呼ぶにも天竜市から来るので30分はかかるとのこと。しょうがないので国道沿いに出てヒッチハイクをする。アメリカンムービーの様に親指を立てても誰も停まらないのは百も承知。学生時代に取った杵柄@、ここは助けを求めるようにタオルを大きく振るのがコツ。田舎の方なら10台に1台は「どうした?」と言って停まってくれる。昔この手で本州最北端、青森は大間崎まで辿り着いたものである。
1台目の軽トラ。オトリ鮎を売りに行くらしく
「鮎が死んじまう」
と行ってしまう。何台か素通りした後の軽のワンボックスのおじいちゃん。スタート地点の対岸まで行ってくれると交渉成立。今日の気田川の状態、釣師の様子、町の食料品店の情報などを聞きながら送ってもらった。
さぁ、出発!
目が覚めるような清流。 日本一と言われるのも納得の水の透明度。どう表現してもこの川の美しさは伝えられないと言うほかない清らかさである。このところの晴天続きで水量は少なめだが川底の石ひとつひとつが手に取るように見える素晴らしい流れである。
おまけにミャータのミソギの甲斐あってか朝から見事に晴れ渡った晴天。さっきのバンのおじいちゃんも今年一番の暑さではないかと言っていた。ミャータもこれで「嵐を呼ぶ男」の汚名返上と思って良いのではないかな。
さてそのミャータ艇には今回の初心者アッサーが乗る。ミャータのエスコートも慣れたもの、任せて大丈夫だろう。カズがシットオンのマリブに。マリブは今回で我が艇としてはラストツーリングとなる。カズ嬢、愛情込めて乗ってあげて下さい。そして私は愛艇クロスファイヤーに乗って南に向けていざ漕ぎ出さん。
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