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ワシントン個展
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来訪者を代表して、この方に、お言葉を頂きました。

「祈ル」
 お陰様をもちまして、アメリカ・ワシントンでの個展を無事に終えることができました。
 初めての海外個展ということで、いろいろな試行錯誤がありましたが、Gallery Okudaの奥田さんはじめ、スタッフの皆様にご協力いただき、貴重な経験をさせていただきました。
 ワシントン個展での所感や、今後のことなどを少しお話させていただくと共に、多くの関係者の方に改めて御礼申し上げたいと思います。
 本当にありがとうございました。
(2000年 夏 上田順康)

★ 個展を振り返って

 「祈り」をテーマに、また、この技法になってからのここ数年間の集大成的な形で展覧会ができたことは、初めて見て頂くアメリカの方々にも私という人間がよく伝えられたのではないかと、思います。


★ 作品のテーマについて

 テーマとしてきた「祈リ」シリーズの「祈ル」というインスタレーションの作品群については日本的、東洋的なイメージを今まで以上に強く表現しました。

 作品群は正面からは、少し見上げるような構成になっていて、体の大きなアメリカ人達には辛そうなのですが、それでも、作品の前で30分も、じっと見ておられた方が何人もいらっしゃったという話をギャラリーのオーナーから聞き、予想以上、あるいは意図した以上に、感情豊かな国民に伝わったかなと思っています。

座り込んで
作品を見る人達

奥田さんの説明を
熱心に聞いている

★ 来展者の反応

 予想してた以上に好反応で、私が在廊していた時間は短かったのですが、そんな中でお会いした人は皆というくらい感動して下さったように思います。 アメリカ人の感情表現ははっきりしているようなので、素直に受け取ろうと思います。



★ 海外で個展を開けたことについて

 海外の情報は、いくらでも入って来る今日ですが、やはり、自分の作品を通して、自分の目や皮膚でアメリカ在住の人達の感覚に接することができたことは本当に大きな意義があったと思います。

 また、I.L.Oだったと思いますが、そこで5年ほど同時通訳をされている方や、IBRD(世界銀行)の関係でアフリカを走り回っている方など、国際的に活躍されている同世代の方々と知り合いになれたことは、ひとりの人間として日本で甘えて生活している私には、またひとつ活力をもらいました。

 それに、やはり英会話は、やっておかないといけませんね(笑)

 (搬出風景)

★ これからのこと・・・

 今回、思いがけず交通事故に遭いました。 事故後、毎日24時間止まらない耳鳴りと、思うように動かない体のため、作品を作れない苛立ち、やはり、肉体労働者なので、大きいものを、年齢的に作れるうちに作りたいと思っていました。このような事故で、早く終止符が打たれないかと心配です。

★ 今後、海外での活動について

 今はまだ何も決まっていませんが、ぜひまた「Gallery Okuda」で開催させていただければと思っています。 作家のことをよく考えて頂いている奥田さんとアシスタントのシャーリンとその他、本当に親切で楽しい人ばかりで、このような環境で作品を発表出来ることは作家にとっては本当に嬉しいことです。

 私のような初めて外国で個展をする者にでも、フロリダの森上美術館やIMFのアート関係の方から話があったりするので(展示の話がまとまるかどうかは、わかりませんが)、もっと日本から海外で個展をする若手の作家が増えればと思います。

★ パブリックコレクション

 なお、今回の出品作の中から1点、ジョージ・ワシントン大学に作品をパーマネント・コレクションして頂けることになりましたので、御報告しておきます。
(作品を写真に収める)

(Y's搬出班とワシントン観光の一コマ。 ご苦労様でした!)