こんなときはメモリ不足の疑い!

最近パソコンの操作が妙に重くなったと感じたり、動きが鈍くてイライラすることはありませんか?、また突然パソコンがフリーズ(停止)してしまい、どうしようもなく共生終了した経験はありませんか?

これはあなたのパソコンが旧式になったのではありません。原因はいろいろ考えられますが、大抵はメモリ不足が原因のようです。

複数のアプリケーションを同時に開いたり、画像やメディアプレイヤーなど巨大なファイルを操作すると、多くのメモリを消費します。
「パソコンの仕組み・・・」でも述べましたが、パソコンはメモリ容量が不足すると、ハードディスクの一部を「仮想メモリ」として代替利用します。この領域のことを「スワップファイル」と呼びます。
スワップファイルが出現すると、ハードディスクはメインメモリに比べ処理速度が遅いため、全体の処理速度も遅くなってしまいます。


メモリの使用量を調べてみましょう

普段使っているパソコンが、どのぐらいメモリを使用しているのか、調べてみましょう。メモリ容量に余裕があるのか、仮想メモリはどのぐらい使用しているのか、などを調べることができます。

その結果、快適な環境でパソコンを操作するには、現在搭載しているメモリで十分なのか、あるいはメモリの増設や交換が必要なのか、判断の目安になるものと思います。


タスクマネージャーでメモリ使用量を調べる操作

メモリに関する情報は、「タスクマネージャー」を開き「パフォーマンス」ページで確認することができます。

  1. 「CTRL+SHIFT」を押しながら「ESC」、または「CTRL+ALT」を押しながら「DEL」で、タスクマネージャーが開きます。
  2. ここには、「プロセス」、「パフォーマンス」、「ネットワーク」、「ユーザー」、「アプリケーション」のページタブがあります。
  3. 各ページタブへの移動は、「CTRL+TAB」で移動します。ここでは「パフォーマンス」に移動してください。
  4. ダイアログボックスのwindowに、CPUやメモリの情報が表示されています。このwindowを読み上げる方法は、お使いのスクリーンリーダーによって違います。pc-talkerをお使いの方は、「CTRL+ALT+Z」または「CTRL+ALT+矢印キー」で読むことができます。

1-1表示例(私のマシーンのメモリで検証)


1-2表示例の説明

  1. 「PF 使用量」とは、現在使用しているメモリ量です。使用状況により数値は変化します。
  2. 「物理メモリ 合計」とは、パソコンに搭載しているメモリ容量です。1,015,280KBと表示されており、992MBということになります。
  3. 「利用可能」とは、現在の利用可能な物理メモリ容量です。空きがなくなれば仮想メモリ領域を使用します。
  4. 「システムキャッシュ」とは、最後に利用したプログラムやデータを、すぐに呼び出せるように残っている物理メモリ容量です。
  5. 「コミットチャージ 合計」とは、PF 使用量と同じで現在使用しているメモリ量です。393,028KB/1,024=383MBで同じですね。
  6. 「コミットチャージの制限値」とは、物理メモリと仮想メモリを合わせて使用可能なメモリ容量です。
  7. 「コミットチャージの最大値」とは、パソコンを起動してから、現在までに最も多く使用した時のメモリ容量です。過去の最大値ではなく、先程電源を入れたときから現在までの最大値です。

  8. 搭載メモリで十分なのか診断する

    1. 上記の表示例では、搭載しているメモリ容量(物理メモリ 合計)1,015,280KBに対し、コミットチャージの最大値が460,984KBとなっています。これはメモリ容量にまだ余裕があることを示しています。
    2. コミットチャージの最大値が、物理メモリの合計値を超えている場合は、仮想メモリを使っていることになります。処理速度の低下など何らかの現象が起きていると思います。
    3. メモリ不足の場合は、メモリを増設するか交換すれば改善されます。256MBのメモリなら、512MBまたは1GB(1,024MB)にすることをお奨めします。
    4. パソコンの機種やspecにより、搭載できるメモリの最大容量が決まっています。よく確かめてから増設や交換を行いましょう。


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