生命保険の種類と活用方法

生命保険は3つだけ

 


 

生命保険というと、「いろいろ種類がたくさん合って難しそう」思われるかもしれませんが、それは大きな誤解です。

なぜなら、
保険の種類には3つしかないからです。
保険の種類と思っているものは、単に特約の付け方が少し違ったり、同じ内容でも保険会社が独自の名前をつけたりしているもので、決して大本の保険の種類が異なる訳ではないのです。
(個人年金保険は、生存保険であるため、ここでは比較していません)

それでは、その
3つの保険の特色と活用方法について、次の表をご覧ください。




3つの保険の特色
名称

定期保険



養老保険



終身保険


保障の期間
満期まで
満期まで
一生涯
特色
掛け捨て保険
満期金あり
満期がない
保険料(3つを比較)
安い
高い
中間
実際の保険料と保障額(平成13年改定後)

 30歳契約・男性
 月3万円・60歳払済み

約8200万円
(無配当)
約1130万円
(5年利差配当付)
約1450万円
(5年利差配当付)
約1730万円
(低解約返戻金型)
貯蓄性

なし

満期がくると、解約返戻金は0になる

イメージ図へ


あり

満期がくると、払った保険料より多い(予定利率が低い現時点では少なくなる場合もある)金額の満期金が出る

イメージ図へ


あり

保険料の払い込みが終わる頃には、払った保険料の9割以上(低解約返戻金型の終身保険では10割以上)が解約返戻金として、貯まっている

イメージ図へ

契約者貸付け
不可(可の会社あり)
準備可能な資金

ある限定された期間のみに必要な資金を準備できる

使途時期の決まった、貯蓄性を必要とする資金の準備ができる

時期は不確定だが、必ず必要となる資金の準備ができる

活用例

生活を維持している人が亡くなった場合の保障

 家族の生活費
 子供の養育費
 子供の学資

 子供の入学金
 進学資金

葬儀費用
相続対策資金
事業承継資金

途中で保障を解約して
 個人年金
 介護保障
 長期の入院保障
 に移行可能   

 死ぬ年齢が
 分かっていたら
×
 死ぬ年齢が
 分からなかったら
×
特約との関係

満期がくると特約も同時になくなる

満期がくると特約も同時になくなる

予め、80歳〜90歳あたりまでの保障を特約で確保できる

長生きのリスクを
軽減するには
×(長期なら○)
×(長期なら○)
仲間の保険(特約)

・平準定期特約
・収入(生活)保障特約
・逓減定期保険(特約)
・逓増定期保険(特約)
・特定疾病定期保険(特約)
・生存給付金付き定期保険(特約)

保障の期間が決まっているのもの(終身でないもの)

・変額保険(有期型)
・こども(学資)保険

保障の期間が決まっているのもの(終身でないもの)のうち、満期金があるもの

養老保険の勘所

低解約返戻金型の終身(途中で解約しない場合には、保険料が割安)

総合終身保険(一つの保険で入院・介護・死亡をカバー)
・特定疾病終身保険
・変額保険(終身型)

保障の期間が終身のもの

*上記の記述は、あくまでも一般的な特色を述べています。   
個別具体的な事例に対しては、当てはまらない場合もあります。

 

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